KYOTO NISHIOJI NEW COMMUNITY

メイツ京都西大路の敷地内にある
コミュニティサロン「ハミングサロン」は
子どもからシニアまで、
地域の多世代交流を育むための空間です。

and happiness

「ハミングサロン」内には、本を通して人と出会う
まちの図書館「まちライブラリー」と
地域の方々が心地よく過ごせる
居場所「and happiness.」があり、
気軽に集えるコミュニティサロンとして
西大路に活気をもたらします。

まちライブラリー
and happiness.
営業時間
月/水10時〜16時(子ども食堂17時-20時) 火/金/土/日10時〜19時
定休日
木曜日

  • まちライブラリー提唱者礒井純充氏
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  • 特定非営利活動法人happiness理事長宇野明香氏
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メイツ京都西大路プロジェクト

SPECIAL INTERVIEW Vol.01

まちライブラリー提唱者 礒井純充氏

メイツ京都西大路に
多様な地域コミュニティを
育む交流拠点を。

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本を読むだけでなく
本を通じてつながる、みんなの図書館。

まちライブラリーは私が2010年に提唱した「本を通して人と出会うまちの図書館」です。カフェや住宅、お寺や病院などにある本棚に人が集い、感想カードを添えた本を通じて自分を表現し、交流を生み出しています。
私がこの活動を通じて感じるのは「自分はなにもできない」と思っている人がとても多いこと。複雑な時代背景が影響を及ぼしているのかも知れませんが、実はそんなことはないんですよ。たとえばまちライブラリーに一冊の本を寄付することで誰かの役に立ったり、イベントに参加して誰かとつながることもできます。私はまちライブラリーが「何かしたい」と感じている人たちがその糸口を見つけたり、自分の力を再確認できる場所であって欲しいと思っています。

コミュニティーを育む場所がある
理想のレジデンス。

まちライブラリーは空き店舗や自宅など、どこでも始められる簡便さと寄贈を通じて本を介したつながりを築く仕組みが共感を呼び、全国約900ヶ所以上もの場所に広がりました。規模も色々で、それぞれに独自のカラーがあります。
この度、「メイツ京都西大路」に地域住民も利用できるまちライブラリーが誕生します。このように年齢、ジェンダー、立場などが異なる人がふらりと立ち寄る場所が敷地内に用意されていることには、とても大きな意義があります。たとえば「マンションにどんな人が住んでいるのか?」「南区はどのような街なのか?」などを、知ることもできるし…。また、訪れる人々が互いに学び合う関係性を築いたり、可能性は無限大で、新しい価値も生まれるでしょう。

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南区エリアでは先駆けて
まちライブラリーが始動しています。

今回は「メイツ京都西大路」に先駆けて、南区にまちライブラリーをつくることにしました。地域の皆さんに利用して、魅力を体感して欲しいと思ったからです。 参画を呼びかけたところ、ハピネスカフェさんをはじめ、数名が手をあげてくださいました。現在先駆けて運営されている南区のまちライブラリーは、運営方法も目的もさまざまであり、新しいアイデアが続々と生まれているのではないかと思います。
今回そのような街の中に新たに誕生する、”まちライブラリーがある分譲マンション”「メイツ京都西大路」から、様々な人と人とのつながりや、アイデアが生まれることを楽しみにしております。私としては「まちライブラリーがあるからメイツ京都西大路を選んだ」という人が一人でも多く増えることを願っています。

磯井純充氏 磯井純充氏

メイツ京都西大路プロジェクト

SPECIAL INTERVIEW Vol.02

特定非営利活動法人happiness 理事長 
宇野明香氏

子どもからシニアまで。
地域の方々が心地よく過ごせる居場所を。

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子ども食堂を続けるために立ち上げた
コミュニティカフェ。

「子どもたちがほっとくつろげる居場所をつくりたい」という思いから、ハピネス子ども食堂を始めたのは2016年。
最初は行政の助成金を受けていましたが安定した経営を目指すため、自分たちで運営費を捻出しようと2018年、ハピネスカフェを立ち上げました。
現在、子どもを支援する活動の現状を伝えたり、里親さんが集まるサロン的な役割やボランティア活動のキッカケの窓口にもなっています。
子ども食堂は毎週水曜日に開催。月曜日には大学生に協力を得て学習会を行っています。温かいご飯をみんなで食べたり、いっしょに宿題をしたり…。毎回、小学生から中学生の子ども達がボランティアの大学生や社会人たちとわいわい楽しんでいます。また、子どもたちだけでなく、仕事と育児を両立しているパパやママたちから「ほっと息抜きできる」と喜んでいただいています。

おいしくて、身体にやさしい
手づくりのおばんざいを提供。

当初、ハピネスカフェは子どもを支援する活動をメインに考えていましたが、今ではシニアの居場所にもなっています。ハピネスカフェではお野菜たっぷりの手作りのおばんざいをメインにしたメニューを提供。栄養バランスがよく、毎日食べても飽きないように工夫しています。1か月飲み放題のコーヒーチケットもご用意しているので、ご近所のシニアの方が食事を楽しんだり、コーヒーを飲んだり…。散歩の途中に毎日のように来てくださる方もいらっしゃるんですよ。
2023年4月、ハピネスカフェは現在の活動はそのままに、「メイツ京都西大路」のマンション共用棟のハミングサロン(コミュニティ施設)に移転予定です。
同じ唐橋小学校区なので、これまで同様に地域の皆さんに気軽にお立ち寄りいただきたいと思っています。

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1冊の本を通じて
ありがとうのサイクルを作る交流を。

移設後は「まちライブラリー@ハピネスカフェ」として運営予定です。実験的に南区エリアに点々とまちライブラリーをつくる、という取り組みが始まり、その活動に賛同した私は現在のハピネスカフェにまちライブラリーを開設。現在はわずかなスペースでの運営のため、並んでいるのは私の本ばかり。「メイツ京都西大路」への移設後は世代、年齢、職業など問わずたくさんの方々が本を持って集まり、コミュニティが広がればと楽しみにしています。
私たちは子ども食堂を立ち上げるとき、「子どもたちが健やかに育つ社会づくり」というビジョンを掲げました。そのためには互いに助け合い、ありがとうのサイクルが巡る社会が必要です。あたらしく誕生するまちライブラリーにおいても、本を通して素敵な交流が育まれることを期待しています。

宇野明香氏 宇野明香氏

※掲載の外観・内観写真は2023年4月に撮影したものです。
※インタビュー01に掲載の写真はまちライブラリー@もりのみやキューズモールにて2022年1月に撮影したものです。
※インタビュー02に掲載の写真はハピネスカフェにて2022年3月に撮影したものです。