収納ガイド

2017.02.13 更新:17.06.21

Question

食品ストックが入り切らない!上手な収納術とは?

キッチンがあまり広くないのですが、食品が多くて収納しきれません。中でもストック用として置いている食品がついつい増えてしまいます。キッチンをすっきりさせるための、食品ストックの収納術を教えてください。

Answer

持っているものを把握して、食品ストックの買いすぎを防ぎましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

「ストック」には、「備蓄」や「余分に確保している物資」という意味があります。
みなさんは、お家にどれだけ食品のストックがあるかご自身で把握されていますか?

最近は育児や仕事などで夫婦共に忙しく「週末に一週間分の食材を買いだめする」というような生活スタイルも多くみられます。また防災への意識も高まり、非常食の保存も必要に…。

キッチンの収納スペースは限られているにもかかわらず、各家庭の食品ストックは増える一方です。生活スタイルを変えることは難しいですが、【収納術を知る】ことで溢れるストック生活から解消されましょう。

まずは、あらゆる食品ストックを上手に管理するために、どこに何があるか分かるように【収納の仕組みづくり】をすることが食品ストック収納術のポイントです!

お悩み1:たくさんあり過ぎて入らない!同じ食品を二重買い!

キッチンの限られたスペースでありがちな「食品ストックが収納できない!」というお悩み。

分譲マンションでは購入時に希望すれば、オプションで食器や食品を収納できる食器棚を予め設置できる物件もあり、人気のようですね。しかしスペースがあるからといって油断していると、食品ストックがたくさんあり過ぎて入らなかったり、買ったモノが重複するというケースも。

このような方は
「使い切る前にストック用の食品を買ってしまう」
「セールで安かったのでつい買いすぎた」
など日々の購入のクセが原因で、買いすぎや無駄買いを引き起こしていることが考えられます。

このような悩みは、ストックの収納術によって未然に防ぐことができます!上手なストック収納術を確認していきましょう。

パッと見て分かるよう立てて収納

まず、すでに開封したモノとストック用のモノは分類し、別々の場所に収納しましょう。
調味料やカレーやシチューのルウなどを収納する際は、モノ同士が重ならないように立てて収納することを意識します。立てる収納術で、中の食品ストックが一目瞭然に。

人は視覚、目からの情報で8割の物事を判断します。ストック管理も「パッと見て分かる!」を心がけましょう。そうするだけで、同じ食品をダブって開封することを防ぐことができます。また、ストック管理しやすい=節約にも繋がりますね。

カゴに入る分しか持たない

食品ストックを収納する際はカゴなどの収納ケースを利用し「ここに入るだけ購入する」と決めましょう。

収納ケース選びの基本は、形は四角で、収納場所に合った奥行き、幅の物を選びます。ケースの色は白か透明でそろえると、見た目がすっきりとしますよ。

収納ケースを用意したら、収納ケースに入る量=適正量とします。収納ケースやカゴを利用することで、持つべき食品ストック量の基準ができますね!
またカゴの定位置も決めることができるので、キッチンにストック食品が点在することも防げます。

お悩み2:食品ストックの賞味期限が切れてしまう

乾物や缶詰など、減りが遅く、保存が利く食品は他の食品に比べ賞味期限への意識が低くなりがちです。
「いざ使いたい時に、ストックしていた食品の賞味期限が切れている…」
そうならないためのストック収納術をご紹介します。

小分けにして賞味期限をラベルに記入

食材は外箱や袋から出し、中身が見える状態にしておきます。
小分けのモノや小袋入りのモノはファスナー付きの保存袋に入れ、中身と賞味期限をラベルや付箋に書いて保存しましょう。

ラベルに書いて貼ることで、どこに何があるか家族も把握でき、探しモノもグッと減ります。誰が見ても分かる仕組み作りを心がけましょう。

食品ストックの適切な収納場所とは?

重いモノはカゴに入れて足元に
重い缶詰や飲料、瓶詰の調味料類などの食品ストックは、取り出しやすく安全な足元に置くのが最適です。直置きせず、カゴに入れるなどして収納しましょう。

よく使うモノは中段に
よく使う食品や、買い足し・買い増しの多い食品は、中央の出し入れしやすい場所へ配置します。

高いところには乾物など軽いモノを
食品ストックの収納場所は目の届く高さまでと決めておきましょう。目が届かない、手が届かない収納は使いづらくなり、保存期間が短い食品などには不向きです。目線より高い棚や吊り戸棚を利用する際は、安全性を考慮し、乾物やお菓子などできるだけ軽いモノを収納します。

無駄のない食品収納のコツとは?

多種多様な食品や食材があふれるこの頃。キッチンをすっきりと保つためには、ざっくり収納術で賢く使い切る!を心がけましょう。

大まかに分けて簡単なルールを作る
収納の際はあまり細かく分類せず、乾物、粉類、麺類、レトルトなど大まかに分けます。細かく分類しすぎると、維持することが面倒になります。収納術のポイントは「ストックが点在しないようにしよう!」など、簡単で毎日できるルールを作って快適に収納すること。

すぐ使える状態にして収納する
「ストックだから」「すぐに使わないから」…と買った時のまま食品を置いていませんか?
食品ストックを溜め込んでしまう原因は、すぐに使えないからです。外袋、外箱も封をカットして、すぐに使える状態にして食品ストックを収納しましょう。

足りないモノを把握する
食材の保存は使い切ることを前提に考えましょう。
ストックがないと不安な気持ちになるのは、管理しきれず「必要な時にない!」ということが起こるのが原因です。ストック収納術で大切なのは、たくさん持ちすぎるのではなく、足りないものを把握できることと、必要なモノを収納されたストックの中からサッと取り出せるようにすること。ライフスタイルに合った賢い収納術で、ストック収納上手を目指しましょう!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。