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収納ガイド

2017.03.30

Question

洗面所にあるストック品をきれいに収納するには?

洗面所に、今使っているものの他にストックとして買って置いているものがたくさんあります。掃除や洗濯グッズ、バスグッズや化粧品など、種類が多く形もバラバラなのできれいに収納できません。洗面所にあるストック品はどこに収納するのが正解ですか?洗面所の収納術を教えてください。

Answer

消耗品は、グループごとにカゴに入れて収納し、仕上げにラベリングをして「使える収納」を目指しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

家の中でつい溜まりがちなのが「ストック品」。
特に詰め替え用のシャンプーや、掃除・洗濯にまつわる消耗品などの日用品は、特売日に家の収納状況を考えずに購入してしまいがちです。

「今日はお得に買い物ができた!」と気分よく帰宅した後「入れるところがない!」とならないために…。

ストックをどのように収納しておけばよいのでしょうか?
ここでは洗面所のストック品収納術をお伝えします。

洗面所に収納すべきストック品とは?

まずは洗面所にどのようなストックを収納しておけばよいかを考えてみましょう。

洗面所は限られたスペースの中でたくさんのモノを収納する必要があります。
洗面台周り、洗濯機周り、浴室で使用するモノなど、それぞれの用途に合わせて、使用する場所の近くに収納しましょう。

洗面所には様々なモノがあります。

洗面台周り
・歯磨き粉、歯ブラシ
・使い捨てコンタクト、コンタクト洗浄液
・ヘアケア用品
・化粧品
・ハンドソープ、石鹸

洗濯機周り
・洗濯洗剤、柔軟剤

浴室
・シャンプー、ボディーソープ
・入浴剤
・お風呂掃除洗剤、掃除グッズ

このように洗面所に収納すべきストックを挙げてみると、洗濯洗剤のようにかさばるモノから使い捨てコンタクトレンズのように細かなモノまで種類が多岐にわたります。

バラエティー豊富なストック品の上手な収納方法とは?

カゴを利用した収納
洗面所ストックの収納場所としては、洗面台シンク下収納、リネン庫、三面鏡裏収納、収納棚などが上げられます。

どの場所に収納する場合でも必ず守りたいのが
【ストックは直置きせずカゴに入れて収納する】こと。

洗面台下の収納などは奥行きが深いものです。ストックを直置きしてしまうと奥に何が収納されているのか把握できず、つい手前のモノばかり使用している…ということになりがちです。

カゴに入れて収納しておけば、カゴを引き出すだけで奥に何が収納されているのかがわかります。奥行きの深い、手の届かないところもしっかり使いこなしましょう!

そして、カゴに収納する際は【グループごとに収納】します。

先程挙げたストックの場合
・コンタクトレンズ関係
・化粧品
・洗剤類
・お風呂掃除グッズ
というようにグループ分けをしてカゴを用意します。

100円ショップで購入できるプラスチック製のカゴを使うと、洗剤が液ダレした時などでも簡単に洗えて便利です。

カゴの色は統一してスッキリと
中に入れるモノに合わせてカゴの色を変えると分かりやすい!と思いがちですが、せっかく整えた空間が、いろいろな色があることでごちゃついて見えてしまいます。

中に入れるモノにも色があるので、収納ケースには色は持たせません。
白か透明のカゴで揃えると、ごちゃつきがちなストックもスッキリと収納することがでます。

定位置・定量管理でリバウンドしない
グループ分けをしてカゴに収納すると、カゴに収めきれないモノが溢れ返ってしまうこともしばしば。旅行先から持ち帰った歯ブラシのストック、特売でたくさん買っておいた洗濯洗剤…。

カゴから溢れているようであれば、ストックの持ち方を考え直してみましょう。
基本的にストックは、それぞれに1つと考えましょう。

それでも増えてしまう「2つセットで買った方がお得なモノ」や「頂き物」などに備え、カゴはパンパンではなく、いつでもスペースに余裕を作っておくとよいと思います。
7割から8割の収納量を保つのが理想的です。

カゴに入る量が【自分の持つべき量】と決めておくと、特売日があっても買わないという簡単なルールができますね。

日頃からどこに、何が、どれだけあるか、を把握しておけるシステム作りをしておくと、カゴに入りきらないほどのストックを抱えるということにはなりません。

直置きをせずカゴを利用するだけで、定位置を管理し、持つべき量もコントロールできます。

ラベリングで見える化
収納場所を考え、アイテムごとにグループに分け、カゴを準備し、持つ量も決めました。
これだけの作業をしたのにすぐにモノが溢れる…とならないために、最後にカゴに何が入っているのかを明確にする「ラベリング」という作業をしましょう。

ラベリングとは中に入っているものをシールなどに記入し貼ることです。
ラベルシールと呼ばれる専用のシールでも、マスキングテープを利用してもかまいません。

ラベリングをすることで、家族の誰もがどこに何があるかをすぐに知ることができます。そうすると、シールに書いてあるモノ以外適当に入れてしまわない、お片付けのリバウンド防止効果を実感できます。

3つの収納のコツですっきりした洗面所に

洗面台周り、洗濯機周り、浴室で使用するモノのストックを洗面所に収納しましょう。

・ストックを直置きせずカゴに入れて収納する
・グループごとに収納する
・カゴに何が入っているのかラベリングをする

この収納方法で「買い過ぎない」、「溜め込み過ぎない」ストック管理をしていきましょう。

消耗品の多い洗面所だからこそ、【賢く使える収納】ですっきりと暮らしたいですね。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。