収納ガイド

2017.04.14  更新:17.06.07

Question

玄関の靴を上手に収納するには?

いつのまにか靴が増えてしまい収納場所に困っています。玄関には家族それぞれの靴がいつも散らかっている状況です。様々な大きさや形の靴をうまく収納するにはどのような工夫があるのでしょうか?玄関にある靴の収納術を教えてください。

Answer

まずは必要かどうか、靴の仕分けをしてから収納していきましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

玄関を開けたら、靴がいっぱいでゴチャゴチャ…。
靴の収納に頭を抱えている…ということありませんか?

玄関は“お家の顔”です!
玄関がキレイに整理されているか、そうでないかによって家の印象はガラリと変わります。
美しい玄関は、帰宅するたびにほっと心が安らぎますし、お客さまの第一位印象もいいものです。

使いやすい靴の収納方法を知り、ベストな方法を取り入れ、心スッキリ・ウキウキする玄関を目指しましよう!

玄関の靴収納を始める前の準備とは?

ご家族の人数が多い、流行によって靴を買い足す…。
足のサイズは変わらないし、いつか履くかもしれないと思ってとっておく…。
靴はどうしても多くなりがちなアイテムです。

靴の全体量を把握する
玄関の片付けをする時は、はじめに下駄箱からすべての靴を出して、靴の全体量を把握しましょう。ちょっと面倒でも、持っている靴をすべて出してチェックしておくことが、あとの作業をスムーズにするコツです!

靴を出す時には、靴の持ち主別に分けながら出すようにしていきましょう。

必要な靴か、必要でない靴か判断する
すべての靴を並べたら、その靴は必要か・そうでないのか判断していきましょう。
「流行遅れの靴」「何年も履いていない靴」「傷んでいる靴」を見直します。

いつか履くかなと思ってなんとなく置いている靴は、一度履いてみましょう。
履き心地が悪い、歩きにくいなど、履いていない靴は思い切って手放しましょう。

傷んでいるものは修理するか、しないのかを決めます。もう必要ないなと判断したものは、処分する、売る、譲るなどして整理します。

どの靴もすぐに履ける状態にすることで、下駄箱のスペースにロスを作らないようにしましょう。

靴収納の基本ルールとは?

使用頻度を考えて収納する
靴の全体量を把握し、必要・不要の判断をすると、残る靴は今後履くものだけになります。
「普段よく履く靴」「お出かけに履く靴」など、使用頻度を考えて収納することでより使いやすい下駄箱になります。

持ち主ごとに棚を分けて収納する
この際、使いやすい場所は持ち主によって異なることを意識します。

背の高い男性(父)の靴は上段、中段に女性(母)の靴、下段は子どもの靴というように、棚ごとに誰が使うかを決めて収納することで、優先順位と身長に合わせた定位置を決定します。

家族が共有する場所だからこそ、靴の持ち主別に棚を分けることでごちゃごちゃした下駄箱になるのを防ぐことができます。

棚に入る分しか持たない
「棚に入る分しか持たない」と決めると、入り切らないほどの靴を持たないよう意識することができ、靴の数を管理することができます。

また、シーズンオン/オフで靴の衣替えを心がけ、シーズンオフの靴は納戸に収納するなど、保管する場所を分けて管理すると、スペースをより有効活用できますよ。

収納スペースを有効活用する収納術

靴の高さに合わせて棚板を調整
下駄箱の棚板が可動式であれば、高さを調整しましょう。
お子様の靴や、女性用のフラットシューズなどは、男性の靴と同じ高さでなくてもよいので少し低めに調整を。その分、スペースにゆとりが生まれます。

突っ張り棒やラックで段を増やす
棚板が固定であれば、突っ張り棒を2本渡すと、サンダルなどの軽い靴がのせられ、一段分増やすことができます。

また、棚と棚の間に吊り下げタイプのラックを取り付ければ、一段の収納スペースが2倍にアップします。

コの字のラックも空間を上下に仕切って使うことができるので、お子様の靴などを2段収納できます。

このように、グッズを使うことで下駄箱内にデッドスペースを減らすことができます。

箱に収納する場合は中身が分かるように
基本的に、使いやすい下駄箱に箱は必要ありません。
箱に丁寧にしまっていると履きたい時にサッと取り出せず、ついつい履かなくなってしまったり、箱の大きさで収納スペースをロスすることにもなります。

「収納スペースに対してどうしても靴が多くなってしまう」「下駄箱に入り切らない」という場合や、使用頻度が低い靴は箱を使って保管することもあります。

箱を使って保管する際は、箱に中身の靴の写真を貼ることで、中身が一目瞭然になり管理しやすくなります。箱を開けて中身を確認する手間を省き、コーディネートしやすいようにしましょう。

最近では、靴を購入する際に「箱は必要ありません」という人も増えていますよね。
ご自身のお家の収納に合った選択をしたいものです!

靴の収納に便利なグッズとは?

下駄箱内には、女性のハーフブーツ、ハイカットデッキシューズ、お子様の長靴など、色々な形の靴があります。

これらは、好みの変化などで入れ替わりがとてもはやいものです。
だからこそ、その時々の変化に対応できる収納用品は重宝しますよね。

ラックを活用して収納スペースを増やす
棚板の調整は必要不可欠です。収める靴の高さに合わせて収納を変化させましょう。

固定棚の場合は、コの字のラックやスライド式収納棚を使用し、上下を区切って高さを活用しましょう。
スライド棚の横幅を変えることで、スニーカーなど高さのない靴は棚に上下2足を収納し、同じ空間に高さのある長靴などを一緒に収納することができます。

ブーツは立てて収納
自立しないブーツや、おしゃれな長靴など、収納スペースを悩ませるブーツの収納には、様々な便利グッズが販売されています。

奥行きのある下駄箱なら2 足をまとめて立てる収納グッズを使いましょう。

収納グッズの買いすぎには注意
また、便利グッズを使用する場合は、よく考えてから購入しましょう。使うのは2足なのに、5 足セットで購入しては、そのグッズを収納するのにスペースをロスしてしまいます。

貴重なスペースを無駄使いしないよう、使用数・頻度に合わせた収納を心がけましょう。

スッキリした玄関で家族を迎え入れよう

お家の顔とも言われる玄関。
広さや収納スペースは限られていますが、少しの工夫で空間をうまく使うことで、雑然とした玄関もスッキリ片付いた状態に生まれ変わることができます!

ご自身のライフスタイルに合わせ、快適で使いやすい玄関を作りましょう!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。