収納ガイド

2017.05.31

Question

新婚・二人暮らしの靴収納術

先日入籍をし、新婚生活を始めるための新居にも無事引越してきました!荷物はこれから片付けるのですが、二人の荷物を広げてみてびっくり。予想以上にモノがあふれている状態です。特に、あまり広くない玄関に靴をきちんと収納できるのか心配です。二人暮らしをする際の、玄関の収納術などがあれば教えてください。

Answer

まずは要・不要を判断して靴の数を減らしましょう。それから優先順位をつけて収納します。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

夢が広がる二人暮らし。お部屋を探したり家具を選んだりするのは楽しいですよね。
二人暮らしを始める場合に多い間取りは1LDKや2LDKとあまり広くないのが実情です。

そんな二人暮らしの「おうちの顔」と言われる玄関。靴で埋め尽くされていてなんだかとても窮屈…ということはないでしょうか?

二人暮らしをするということは、今までは一人で使っていたものを二人で共有して使うので、それぞれのモノをそのまま持ち込んでしまうとモノがほぼ2倍になり、収納場所も2倍必要になります。

収納スペースは増やすことができませんが、「整理収納」で収納不足を解消することは十分可能です。玄関は二人が毎日使う場所ですから、いつもきれいにしておきたいですよね。

突然のお客様も気持ちよく迎えられる、すっきり片付けやすい整理収納の仕組み作りを、まずは玄関の靴収納から始めていきましょう。

靴の数を減らすためには?

みなさんのお家は玄関に靴が出しっぱなしということはないですか? ニ人暮らしの場合、賃貸住宅に住まれているケースも多く、玄関もあまり広くないことが多いでしょう。

玄関にはその日に履いた靴のみ、湿気や臭いを飛ばすために出している状態が望ましいですね。

まずは下駄箱の靴を減らすところから始めましょう。

要・不要を選別する
下駄箱に入っている靴をいったん全て取り出し、人別、パンプスやスニーカーなど種類別に分けていきます。 そしてそれぞれの靴の使用状況、頻度を確認してみましょう。

かかとがすり減った靴、サイズが合わない靴、なんとなく捨てられなかった靴など、持っているだけで使うことのない靴は思い切って処分しましょう。

使わないモノで二人で暮らすための貴重なスペースを失わないようにしたいですよね。

どうしても手放しにくい靴の扱い方は?

履いてみる
また、靴擦れができて履かなくなったり、現在の服装に合わなくなったりなど、手放しにくい靴が紛れていることもあるかと思います。

必要・不要が判断しにくく手放しにくい靴は、一度履いてみるといいかもしれません。
履いた靴で1日お出かけすると、気に入っていたけど実際には使わない理由が分かり、手放すきっかけに繋がります。

1年後に見直す
それでも手放しにくい場合は、箱に「保留」など分かりやすい名前と整理した日付をつけて保管します。 保管場所は使っている下駄箱ではなく、別の場所にしましょう。

保留箱の保存期間は1年が目安。1年経ったらもう一度見直し、必要かどうかを判断します。
1年間出し入れせず、見ることもなければ、自然と手放す気持ちになります。

これらの作業をすることで、ご自身のなかで必要な靴を見極めることができます。
「要・不要」を見極める作業は使いやすい収納の仕組みをつくるためには必要不可欠な作業です。根気よく行いましょう!

下駄箱の上手な使い方とは?

下駄箱はクローゼット同様、靴を並べる際の場所・頻度に合わせた収納の使い方が使いやすさの決め手となります。

優先順位と身長に合わせた収納
二人暮らしの場合、一般的には最上段から順に
・オフシーズンの靴
・使用頻度の低い靴
・男性の靴
・女性の靴
というように、優先順位と身長に合わせて並べるのが基本です。

大きな空間に収納する際は、空間を四角に区切り、棚板ごとに人別に区切ることがポイントです。

オフシーズンの靴は下駄箱から移す
またどうしても靴が入りきらない場合は、今履く靴を優先します。オフシーズンの靴は別の場所に移して、スペースを確保しましょう。ブーツなどはブーツケースに入れてベッド下などに移動します。

棚板の高さ調節で収納力アップ
棚板が可動式であれば、高さも調節しましょう。収納力がアップしますよ。 女性のフラットシューズなどは、男性の靴と同じ高さでなくてもいいので少し低めに調整をします。

棚板が固定であれば、突っ張り棒を2本渡すと靴がのせられて1段分増やすことができます。

左右に区切る
次に下駄箱内を左右に区切ります。観音開きであれば、中央が一番使いやすい場所になります。中央によく履く靴をしまうと、スムーズに出し入れできます。

優先順位を考えて、靴の配置を工夫してみましょう!

便利な靴収納グッズの使い方とは?

ファイルボックスに入れて立てて収納
下駄箱に並べても入らなければ、ファイルボックスなどに立てて入れる方法も効果的です。 ビーチサンダルやフラットシューズなどヒールがないものは立てて収納すると収納スペースもすっきりしますよ。

クリアのケースに写真を貼って収納
下駄箱に入りきらない靴は箱に収納しますが、中身が見えるようにクリアのシューズケースに収納しましょう。 購入した時の箱に収納する際は、写真を貼るようにすると中身が分かるようになります。

中身が分かることで、整理がしやすくなりますよ。

空きスペースにコの字ラックをプラス
下駄箱に空きスペースができたら、棚板をプラスしましょう。コの字型の収納ラックを使えば空間を上下に分けることができ、もう一足収納できるようになります。

ただむやみに収納グッズを購入しても使いづらければ意味がありません。
収納グッズを購入する際は、使いやすさも考慮して購入しましょう!

取捨選択でキレイな玄関を実現

収納スペースがあまり広くないお家でも、自身の物量を見直し維持しやすい収納計画を立てることで問題は解決できます。

必ずしも靴は全て玄関になくてはいけないということではありません。優先順位をつけて使っている靴は玄関、シーズンオフのモノは別の場所で保管するなど工夫しましょう。

靴選びが楽しくなる下駄箱をキープできるよう、特性に合った収納をしっかり理解しましょう。

玄関は“おうちの顔”でもあり、新しい空気が出入りする場所でもあります。 お掃除がしやすく、整ったキレイな玄関を実現させてください!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。