収納ガイド

2017.06.26

Question

狭い部屋の収納術デッドスペースの見つけ方

うちの部屋は狭くて収納スペースがあまりありません。そのため収納しきれないモノが部屋にあふれて余計に狭くなります。狭い部屋でもデッドスペースを有効活用するために、デッドスペースのアイディアを教えていただきたいです。

Answer

まずは不要なモノを手放し、デッドスペースには使用頻度の低いモノを収納しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

「あともう少し、ここに収納スペースがあれば…」
「収納家具を買い足そうかな…」
など、常に収納場所を求めている方は多いのではないでしょうか?

ですが、どんなに広い家でも収納スペースに入りきらない程モノがたくさんあったり、モノが出しっぱなしになっていたら、広い部屋も狭く感じてしまします。

逆に、必要なモノがきちんと収まっている空間であれば「広く」感じることができます。

モノが出しっぱなしの雑然とした空間は大きさ・広さを感じなくなってしまいます。

「部屋が狭い」「収納スペースが少ない」とあきらめてしまう前に、何をどれだけ持っているか現状を把握し、自分にとって本当に必要なモノは何か整理するところから始めてみましょう!

お片付けの基本は
整理…不必要なモノを取り除くこと
収納…使いやすい場所に使いやすく収めること
です。

整理と収納をバランスよく行うことで、家の中は使いやすく快適になります。
快適な家づくりを目指し、デッドスペースを活かした無駄のない空間利用をしましょう。

整理の仕方とは

整理とは、必要なモノと不必要なモノを分け、不必要なモノを取り除くことです。
片づけても片づけてもすっきりしない、リバウンドしてしまう、というのは、整理をせずに収納に取り掛かっている場合がほとんどです。

不必要なモノを取り除く
不必要なモノを取り除いていないと、一度片付いたように見えるスペースも、またモノが増えるとリバウンドしてしまいます。

モノの全体量を管理できず、入ってくるモノと出ていくモノのバランスが崩れる…モノを移動しているだけで終わっているのです。

自分で管理できる量だけ持つ
多くのモノに支配されるのではなく、自分がモノを管理する側になることがポイントです!どこに何があるのか把握できる量だけを持つ生活をすると、自然と収納スペースにゆとりが生まれます。

所有するものは常に一軍で使っているモノとし、二軍や補欠にスペースを使わないように見極めていきましょう。

収納の基本とは

収納とは使うモノを使いやすく収めることです。
整理を行うことで不必要なモノを取り除き、必要なモノだけを収めるようにします。

空間を四角く仕切って収納
収納には100円グッズなどを使い、空間を四角く仕切ることを意識します。
カゴなどを利用することで、中に入れるモノの量をコントロールし、持ち過ぎないように意識することもできます。

また、収納ケースの色を白や透明に統一することで、視覚から感じるごちゃつきをなくし、見た目の印象がとてもすっきりとしますよ。

デッドスペースの活用方法とは

限られたスペースの中で、少しでも多くの収納スペースを活用するためには、家の中にあるデッドスペースにも目を向けてみましょう!

デッドスペースとは普段は使いづらく、利用しにくい空間のことをいいます。

デッドスペースには使用頻度の低いモノを収納
デッドスペースは使いづらい=モノが溜まりやすいエリアです。ついつい紙袋の予備を押し込んだり、空き箱を置きっぱなしにしていたりします。

モノの出し入れには使いにくいデッドスペースですが、使用頻度の低いモノや、思い出のモノなど保管を目的にするモノの収納に利用します。

部屋の隅や、梁の出ているところ、高い収納場所などはデッドスペースになりやすいので、見せる収納も取り入れながら収納スペースとして活用しましょう。

デッドスペースの上手な使い方
デッドスペースになりがちなのが、折れ戸を開いた時にできる扉の寄せた部分、カウンターキッチンのカウンター下、手の届かない吊戸の上部などです。

一度見直し、デッドスペースも不必要なモノを取り除いて、普段は使わないけど年に数回使う旅行用トランクや、クリスマスツリー、季節家電などを置いておくと活きたスペースになります。

壁面で見せる収納
また最近では壁面収納でディスプレイのように飾って楽しむ見せる収納も人気です。おしゃれなカゴやバッグなどで収納とインテリアを両立させるような収納もあります。

デッドスペースは使い辛いからこそ、取り出すためのアクション数を少なく、元にも戻しやすい収納を心がけ、見せ方を意識し部屋を美しく保ちましょう。

デッドスペースはどんなところにある?

デッドスペースの例
・家具と家具の間に突っ張り棒を渡したりすることによって洋服などをかけるコーナーに
・開き扉内側にフックやタオルバーなどでひっかけ収納
・ベッド下・ソファ下に収納ケースを置く
・クローゼット内側面壁に棚板やフックで収納場所を増やす
・クローゼット内のハンガーを統一することで生まれるスペースの余裕
・たたみ方や入れ方を工夫して収納力アップ

見せる収納の例
・マグネットウォールで必要なモノを貼る
・壁に簡単に取り付けられる棚
・有孔ボードでひっかけ収納
・ディアウォールで見せる収納棚を作成
・壁面にフックをとりつけて鞄や帽子などをひっかける

以上のようにデッドスペースを利用し機能的な無駄のない収納と、「かける」「吊るす」などの見せる収納を上手に組み合わせることで、新たな収納スペースを生み出すことが可能となります。

狭い部屋だからこそ整理収納上手に

狭い部屋では収納にも工夫が必要ですが、整理収納が得意になるチャンスでもあります!

何を見せて、何をしまう収納にするのかを考える中で、アイテムに対する自分自身の審美眼も自然と鍛えられることでしょう。

狭い部屋でも、管理しきれる範囲で本当に大切なものと過ごす快適な空間を実感してみてください。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。