収納ガイド

2017.06.29 更新:17.12.19

Question

トイレをスッキリさせる収納術とは?

先日、掃除をしていて感じたのですが、なんだか我が家のトイレは雑然としています。掃除はしているので、不必要なモノは置いていないはずなのですが…。掃除道具を見えるところに出しているのが原因でしょうか?トイレをスッキリ綺麗に見せる収納方法について教えてください。

Answer

収納するモノは、収納スペースに合った量に厳選します。床置きしないようにし、目に見える場所に置く場合にはボックスを利用します。モノに統一感を持たせると空間がスッキリしますよ。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

トイレットペーパーをはじめ、サニタリー用品、洗剤など細かいモノが雑多に集まってくるトイレ周り。トイレ周りは狭いスペースですが、汚れやすく、お客様にも無意識にチェックされやすい場所です。スッキリ片づけて、いつも清潔さを保てるような収納を心がけましょう。

必要量以上持たない

生活必需品であるトイレットペーパー。安く売っていたからとつい大量買いをしてしまった経験はありませんか?大量買いしたはいいけど置き場所がなく床に置きっぱなし…とならないように、ご自宅の収納スペースに合った量を維持しましょう。

以下では、トイレに収納するもモノの必要量についてみていきましょう。

トイレットペーパー
トイレットペーパーは一般的な家庭であれば、4~8ロールのストックがあれば十分です。トイレロールの予備はトイレ内に1ロール置いておけば慌てませんよね。ご家族の人数などに合わせて、必要量を決めていきます

サニタリー用品・洗剤・芳香剤・タオル
サニタリー用品は開封済みと、新しいモノ1パック程度。洗剤と芳香剤はお気に入りを各1つずつ程度が適量です。タオルは2枚で十分です。洗い替えのトイレ用のマットやカバーはまとめてトイレ近くの収納場所に置くと決めてもいいでしょう。

匂いが合わなかった芳香剤や使い心地がよくなく使用していないサニタリー用品などは、この先も使用しないので迷わず処分しましょう。消耗品は使い切ってから次を開けるようにし、中途半端に残ったものを増やさないことも大切です。

消耗品ほど、無駄買い・ダブり買いをしがちです。適切なストック量を把握しスッキリ整理されたトイレスペースを目指してみてください。

トイレマットやカバー類って本当に必要?
最近では、トイレマットやカバー類を使っている方と使っていない方が半々だそうです。

トイレマットを使わないメリットは、なんといっても掃除が楽なこと。子どもがトイレに失敗して床が汚れてしまっても、サッと拭き取れば大丈夫です。マットを定期的に洗濯する必要はありません。マットを上げるひと手間がないため、トイレに入ったついでに床を拭くことも苦にならず、常に綺麗な状態を保つことができます。

ただ、トイレマットやカバー類でトイレのインテリアを楽しんでいる場合もありますので、好きで使っているのか、今まで使っていたからなんとなく置いているのかを考えてみると良いでしょう。なんとなく使っているのであれば、思い切って処分してみても良いかもしれません。

掃除道具の見直し
トイレの掃除グッズも様々なものがあります。お洒落でインテリア性の高いものもあれば、使い捨てのタイプもあります。昔は雑巾とトイレブラシが当たり前でしたが、今では使い捨てのタイプを使っている方も多いのではないでしょうか。

例えば使い捨てタイプのブラシは衛生面でも安心ですし、洗剤が染み込ませてあるので洗剤を一つ減らすことができます。大きさもコンパクトで場所を取りません。また、洗剤はトイレ内のどこの場所にもオールマイティに使えるものを手作りすると洗剤を置くスペースにも余裕ができるでしょう。

収納スペースを確保して清潔を保つ

トイレは汚れやすい場所。掃除のしやすさを考え、できるだけモノを出しっぱなしにせず収納するようにしたいですね。床にはモノを置かないと決めて、清潔で掃除しやすい空間を維持しましょう。

もし、トイレの収納スペースが少ない場合は、突っ張り棒を使って収納スペースをプラスするという方法も。突っ張り棒を2本用意して、2本が平行になるように設置します。その上にカゴなどをのせると収納として活用することができます。ただし、突っ張り棒での収納は軽いモノだけ。ストックのトイレットペーパーやサニタリーなどの収納場所としましょう。

また、突っ張り棒は頭上の高さで使うものと決めつけず、床面から20㎝~30㎝くらいの高さで使うのも一つの手です。床面からモノを離して置くことができて掃除がしやすくなりますし、子どもでも座っていて手が届く位置になるので、トイレットペーパーの予備などを置いておくのにもちょうどよい高さとなります。

グッズを使った収納

カゴやボックス
トイレ上部にスペースが取れず、トイレットペーパーやサニタリー用品を床置きする場合は、種類ごとにまとめてプラスチックなどのカゴに入れて棚に並べましょう。

サニタリー用品などは来客時のことも考えて、蓋付のカゴにしましょう。蓋がないオープンタイプのモノは、上に布をかぶせて目隠しすると良いでしょう。水飛びなどが気になる場合は防水加工されたランチョンマットなどを利用するのも良いですね。

床置きする場合は目につきやすいので、なるべくシンプルで清潔感のあるものを選びましょう。

ファイルボックス
収納にファイルボックスを利用するのも良いでしょう。ファイルボックス1つにトイレットペーパーを6ロール収納することができます。ファイルボックスを2つ用意すれば12ロール入りを買ってきても袋から出してストック管理ができますね。

統一されたボックスであれば見た目もよく、ボックスにラベリングをしておくと、何が入っているかが一目瞭然となりとても便利です。

収納グッズは、なるべく使いやすくスッキリするように置き場所にも気を付けましょう。扉を開けたときや座ったときに、あまり目に入らない場所に置くとスッキリします。トイレに対して横の壁面などに沿わせて置くと、壁と一体化し主張をあまりしないのでおすすめです。

収納する前のひと手間で快適に
トイレットペーパーやサニタリー用品、使い捨てブラシの替え部分など、全て袋から出しておけばサッとワンアクションで使いやすくなります。ただストックしておくのではなく、すぐに使える状態でスタンバイさせておくだけでとても使い勝手が良いものになります。また、包んでいた袋ゴミがその都度出るわけではないのでゴミの処分も楽になります。

突っ張り棒とカフェカーテン
目隠しや装飾を目的に取り付ける、丈の短い「カフェカーテン」を活用するのも一つのアイディアです。突っ張り棒とカフェカーテンを利用すると、収納の目隠しになります。

さらに、デザインを意識して選べばお洒落な空間を演出することもできますし、シンプルに壁と同色のモノを選べばスッキリしたイメージになります。簡単に手作りすることもできるので、季節ごとにデザインやカラーを変えて楽しんでみるのも良いでしょう。

統一感を持たせたモノ選び

トイレ周りをスッキリ見せるには、統一感を出すのがポイントです。床に置くトイレブラシやサニタリーボックス、マットやカバー、タオルやスリッパなどは、色やテイストを合わせるとオシャレになり統一感が出ます。使用するカゴも素材や色を揃えるとスッキリしますよ。

シンプルなイメージなら、白でまとめて清潔感アップ。ナチュラルなイメージなら、ラタンのカゴなどを揃えると良いでしょう。

掃除用具にもこだわる
さらに、床に置くトイレブラシなどの掃除道具も、機能だけでなくデザイン性に優れたものを選べば見た目もよく日々のお掃除のテンションアップにつながります。

掃除用のシートも最近は専用のお洒落な詰め替えケースがあります。目につくところに置く場合は、お気に入りのモノをチョイスしましょう。

トイレ空間にビュースポットを!

扉を開けた正面の壁に小さな絵や、写真を額に入れてかければ、ちょっとした非日常感を演出できます。お好みのモノを何枚か用意して季節ごとに変えるのも素敵ですね。

また、観葉植物などを飾るのもアイディアの一つです。グリーンはインテリアに爽やかさをプラスしてくれます。もしグリーンのお手入れに自信がない場合は、水やりをこまめにしなくてもいいエアプランツやフェイクグリーンなどを上手に取り入れてみても良いでしょう。最近では本物そっくりなくらいに精巧な作りになっています。

照明を少し変えてみたり、壁紙を一面のみ張り替えてみても雰囲気をガラリと変えることができます。幅の大きなマスキングテープもあり、気軽に壁面に彩りを添えることができます。マスキングテープなら元の状態に戻すことも簡単。壁紙でも貼って剥がせるタイプがありますので、気軽にイメージチェンジすることができますよ。

人は視覚から得る情報が8割以上と言われていますが、トイレ空間での快適さとなれば、香りもとても重要になってきます。お気に入りの芳香剤やアロマなどを置いてみたり、消臭剤替わりになるものを手作りする方法もあります。

手作り消臭剤の一例
・消臭効果のある「使い終わったコーヒーの粉」を乾燥させたものをグラスに入れる
・消臭効果のある「重曹」をグラスに入れる
・保冷剤の中のゼリー状のものを、グラスなどに入れアロマや香水を少量混ぜる
※こぼれや誤飲を防ぐためには、ガーゼや布をかぶせてとめてください。

どれも身近にあるものばかりで手軽に作れますし、自分の好みの容器で作ることができるので、素敵なインテリアにもなります。

自分の好みのインテリアや香りにこだわることで、トイレ空間に愛着も湧いてくるのではないのでしょうか。愛着が湧いてくると「綺麗に保ちたい」という気持ちから、美しくスッキリとした空間をキープしやすくなります。

トイレは、意外とその家のセンスがわかる空間です。

トイレ周りをスッキリさせるには、以下に注意しましょう。
・収納スペースを確保して、床置きを控える
・トイレに必要なモノだけをカテゴリー別に収納
・目に入るものは統一感を持たせる

狭い空間ですが、一日に何度も使用するトイレは、清潔感のあるスッキリした空間となるよう心がけましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。