マンション購入ガイド

2017.08.31

Question

京浜東北線沿線でマンションを購入するならどんな駅がある?

新築マンション購入を検討しており、職場まで行きやすい路線をいくつか候補に入れています。京浜東北線沿線も候補に入っているのですが、京浜東北線でマンョンを購入するならどんな駅がありますか?

Answer

京浜東北線は埼玉から東京を通って神奈川までを結んでいるため、様々な駅が候補に入ります。一部ご紹介しましょう。

情報提供:不動産コンサルタント 秋津 智幸

京浜東北線はどんな路線?

京浜東北線は、埼玉から神奈川までを結んでいるJRの路線です。
大宮駅から東京駅を経由し、横浜駅までを結ぶ線を京浜東北線と呼んでいます。運行上は、横浜駅からJR根岸線の大船駅まで乗り入れているので、ここでは一つの路線として見ていきましょう。

湘南新宿ラインや上野東京ラインなどの相互直通運転が開始されたこと等によって、以前に比べて混雑率が緩和される傾向にあり、利用しやすくなってきました。

今回は京浜東北線沿線の住みやすさと、マンションを購入するならどこがねらい目かをご紹介しましょう。

京浜東北線の魅力とは?

東京の中心地を通る魅力
停車する都内の中心駅を挙げてみると、上野駅、御徒町駅、秋葉原駅、神田駅、東京駅、有楽町駅、新橋駅、浜松町駅、田町駅、品川駅と、事業所が集中する都心部に停車することが分かります。
沿線に職場がある場合はもちろん、乗り換えを考慮しても、非常に通勤・通学に便利です。この都心の中心駅を通ることが、京浜東北線が人気の理由です。

運行本数が多く、終電も遅くまである
1時間に10両編成の電車が26本(運転間隔2分20秒)運行されています。
首都圏のJR線の中では、中央線に次ぎ山手線と並んでピーク時の運行本数や車両の編成数が多く、輸送力の大きな路線です。

また終電の運転時間も遅く、横浜方面は東京駅発0時27分発まで、大宮方面は東京駅発0時22分まであり、いずれも区間内で最も遅い時間まで運転しています。

新駅構想も具体化
最近話題となっている2020年に開業予定のJRの新駅は、田町駅から約1.3㎞、品川駅から約0.9㎞付近にできる予定で、京浜東北線も停車予定です。

沿線に駅が多く、マンション選びの幅が広がる
京浜東北線は埼玉にも神奈川にも通じているので、この路線駅を候補とすると、マンションを選ぶ際に選択の幅が広がります。もちろん、埼玉県内がよい、神奈川県内がよいなど好みがあるかと思いますが、目線を変えてみることで、予算が限られる中でも沿線に希望のマンションを見つけやすくなることは間違いありません。

京浜東北線にはどんな駅がある?

京浜東北線をいくつかの区間に区切って、マンション探しで気になる駅をピックアップしてご紹介しましょう。

埼玉県内
京浜東北線が埼玉県内で停車する駅は、大宮駅から川口駅までの間です。

さいたま新都心駅や浦和駅、川口駅は駅に直結・隣接する大型ショッピング施設があり住みやすいので、特にファミリー層に人気があります。そのため、県内でもマンション価格はやや高めになっています。

一方、さいたま新都心駅の隣の与野駅、川口駅から2つ隣の蕨駅などは、同じ沿線ながら比較的マンション価格は安くなっており、予算に制約がある場合は検討の価値が非常に高い駅であると言えます。

東京都内
東京都内は中心部を挟んで赤羽駅~日暮里駅エリアを北部、大井町駅~蒲田駅を南部として分けてみてみると、北部の方が南部に比べてマンション価格がやや安い傾向があります。ただ、埼玉県内や神奈川県内と比べて東京都内であるためか、供給されるマンションの平均面積は60㎡前後とやや狭い傾向があります。

ファミリー層に人気があるのは、東十条駅や王子駅、上中里駅、大井町駅といった都内の駅です。王子駅なら東京メトロ南北線との連絡駅でもあります。

大井町駅は東急大井町線との連絡もあります。
駅前はヤマダ電機、阪急大井町ガーデン、イトーヨーカ堂などの大型ショッピング施設と商店街が共存した駅で暮らしやすいでしょう。駅周辺が発展しすぎていて繁華街が多いと、治安の問題などから子育てへのイメージが悪くなりますが、これらの駅は発展しつつも商店街もあり、バランスが取れていることがファミリー層に人気の高い理由でしょう。

神奈川県内
神奈川県内も少しエリアを分けてみてみましょう。
京浜東北線と呼ばれる川崎駅~横浜駅までを県内北部、正式には根岸線となる桜木町駅~大船駅を県内南部とします。

京浜東北線沿線である県内北部は都心へのアクセスが便利です。
横浜駅・川崎駅といった神奈川県内の中心地ではマンション価格は高めになりますが、鶴見駅や新子安駅は比較的購入しやすい沿線駅と言えます。

根岸線となる県内南部では桜木町駅、関内駅は中心地であり、隣接する石川町駅、山手駅は県内でも高級住宅街であるため、マンション価格が高めになっています。

一方、根岸駅から大船駅までは一般的なベッドタウンであり、供給されるマンションの平均面積は70㎡台、平均価格も3,000万円台と手が届きやすくなっています。

根岸駅から大船駅までの駅にはスーパーや古くからの商店街があり、普段の生活に困ることはありません。休日の買い物やレジャーは、同じ沿線に元町商店街、桜木町や横浜といった県内トップクラスの商業エリアがあるので、十分楽しむことができます。

京浜東北線沿線で便利なマンションライフを

京浜東北線(根岸線)は、3都県にまたがる沿線でもあります。
その駅ごとの特徴は異なりますが、埼玉県内では屈指の住宅街を通り、都内はまさに都心でも中心となるエリアを網羅し、さらに神奈川県内の中心地を通って、古くから歴史のある高級住宅街、新興住宅街へと繋がっています。

やはり都内の中心地を通る京浜東北線は、通勤・通学に大変便利なだけでなく、多くの魅力がある沿線ではないでしょうか。今回ご紹介したこの沿線から、希望に沿ったマンションが見つかることを願っています。

出典:
「JR東日本 会社要覧」
https://www.jreast.co.jp/youran/pdf/2014-2015/jre_youran_group_p26_31.pdf

情報提供:不動産コンサルタント 秋津 智幸

不動産サポートオフィス 代表コンサルタント。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。不動産コンサルタントとして、物件の選び方から資金のことまで、住宅購入に関するコンサルティングを行なう。