収納ガイド

2017.10.30 更新:17.11.13

Question

お化粧をもっと楽しく!使いやすいコスメ収納とは?

コスメ用品を上手く整理できません。そのせいで、毎朝お化粧をする時に、使いたいコスメがすぐ見つからなくて、イライラしてしまいます。朝は忙しいので、少しでもお化粧をする時間を短縮したいです。使いやすいコスメ収納を教えてください。

Answer

必要なコスメ以外は処分し、アイテム別に見やすいように収納しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

女性にとってお化粧は日々の生活に欠かせないものです。ワクワクするような気持ちの良いメイクタイムが持てたら楽しいですよね。

しかし、いざお化粧をしようと思ったら、目当てのコスメが見つからない、奥の方にあって取り出しにくい等で、ストレスを感じてしまう経験はありませんか?お化粧品は細かいモノが多く形も大きさも違うため、収納が難しいアイテムです。しかし、ポイントを押さえて収納をすれば、使いやすい収納をすることができます。

楽しいお化粧タイムにするため、キレイで使いやすいコスメの収納を目指しましょう!

コスメを収納する前にやるべきこととは?

必要なコスメ以外は処分しましょう
スキンケア用品、メイク道具、マニキュア、ヘアケア用品から試供品まで…コスメ用品にはたくさんの種類があります。一番最初にすることは、手持ちのコスメ用品を全て出すことです。

個人差はあると思いますが、全て出した時に、おそらく「こんなにたくさんの量を持っていたなんて」という感想を持つ方が多いのではないでしょうか。

コスメ用品は、一つひとつ小さなモノが多く、使っていないコスメでも「いつか使うかもしれない」と、手元に残してしまいがちです。

使っていないコスメが混ざっている場合、必要なコスメを探すために費やす時間が1日5分あるとします。たった5分ではありますが、1週間では35分、1ヶ月では1時間20分、1年間では28時間も、探し物に時間を費やしていることになります。

このように考えてみると、使わないコスメを手放す良いきっかけになるのではないでしょうか。

必要なコスメだけを残す効果
手放す時は、自分が必要なコスメを選ぶということに意識を向けてみてください。そうすることで、自分の好みや買い物のクセを把握することができ、同じようなコスメを重複して購入してしまう無駄を防ぐことができます。

コスメを種類別に分けましょう
種類別に分けることで、同じアイテムをどれくらい持っているのかを把握することができます。持っている量によって、その後の収納スペースの目安を知ることもできます。

最初から細かく分類しようとせず、大まかに分けていくと良いでしょう。

<大分類>
スキンケア用品
メイク用品
メイクツール
ヘアケア用品

その後、メイク用品の中でさらに分類します。

<中分類>
ファンデーション
チーク
口紅
アイシャドウ

使うコスメを厳選し、選んだコスメで収納計画を立てていきます。

要るのか、要らないのか迷った時に「似たような色のチークがあるけど、一つは自宅用。一つは携帯しやすいから外出用」など、手元に残したい理由がはっきりしている場合は、手元に残すというルールで分類していきます。

反対に、残しておきたい理由がはっきりしない場合は手放すというラインを決めておくと、残すか手放すかで悩まずにスムーズに進みます。

それでも迷うモノがあれば、迷うモノボックスを一つ作りましょう。無理に手放してしまうと、また追加で購入してしまうなどして、せっかく整理したコスメが増えてしまい「リバウンド」の原因になる可能性があるからです。

迷うモノボックスには、必ず見直し期限を書いたラベルなどを貼ることで、再度必要なモノがどうか自分に問いかける機会を設けましょう。見直し期限は、最長でも1年にしてください。

コスメの使用期限とは?
コスメには使用期限があり、その期限は意外と短いのです。未開封のコスメで3年、開封済みのコスメであれば半年~1年です。海外のコスメには、容器に12Mなどと記載されています。これは、開封後12ヶ月が消費期限という表示です。

コスメの使用期限を記載しましょう
コスメを開封する時に〇月〇日と、使用開始日・日付を記載しておくと、使用期限内に使い切れるでしょう。こうしておけば、ご自身の消費サイクルを知る目安にもなります。購入のタイミングを知ることもできるので、コスメの管理がしやすくなりますよ。

また、3色入ったアイシャドウパレットは、よく使う色は使い切るのに、他の色は残してしまいがちになります。使うかどうかわからない残りの2色のためにずっと保管していても、結局使わないままになりがち。このような捨てるタイミングがわからないコスメは、使用期限を意識して手放してみましょう

試供品や旅行用コスメの使い時は?
コスメを購入した時など、1回分だけなどの試供品をもらうことってよくありますよね。このような試供品は、旅行の時にピッタリ!ということで、旅行用として取っておく方も多いのではないでしょうか。しかし、実際には大事に保管しておいたけど、使う機会がないまま存在を忘れてしまい、試供品が溜まってしまった話をよく聞きます。

せっかく手にした最新のお化粧品は、効果をフレッシュなうちに体感してみてください。試供品はもらったらすぐに使う!を鉄則にしましょう。

旅行用に購入した場合のプチサイズコスメも同様です。旅行用というネーミングに惑わされることなく、旅行から帰宅したら、次の旅行まで保管するのではなく、そのまま使い切りましょう。

試供品にも旅行用コスメにも使用期限があることを忘れずに、良い状態の時に使い切ってください。

使いやすいコスメ収納とは?

コスメの収納方法
コスメ収納の基本は、何がどこにあるのか一目瞭然にすることが大切です。

コスメ収納は、収納する場所に応じて、コスメ用品を立てて収納する方法、横に並べて収納する方法があります。

また、収納用品は四角い形にすると無駄なスペースが生まれません。できれば、白か透明のモノにしてください。コスメ用品はカラフルなモノも多く、そのうえ収納用品までカラフルになるとゴチャついて見えます。

人は視覚からの情報で8割を判断すると言われています。収納ケースには色を持たせず、素材が統一されていると空間をスッキリ見せることができます。

立てて収納する方法
細かく仕切りのある収納ケースや、「ワンカテゴリ」「ワン収納」できる小さめの収納ケースを組み合わせましょう。分類したコスメをカテゴリ別に収納できるので、コスメを探しやすくなります。

また、お化粧ケースの中も、100円ショップなどで手に入る、仕切りを動かせる収納ボックスで仕切ると使い勝手が良くなるのでおすすめです。

ペンシル類、マニキュアなどの頭に、色を記載した小さなシールを貼るなどの少しの手間で、お目当てのカラーのモノをすぐに選び取ることができます。

横に並べて引き出し等に収納する方法
コスメを重なり合わないように収納することで、「ワンアクション」でお目当てのモノを選び取ることができます。

コスメを重なり合わないように置くためには、高さの低い引き出しや収納ケースを使うことが理想です。

このような平置きの収納は場所に限りがあるので、しっかりと使うコスメのみを厳選し、コスメ量を整理した状態が望ましいでしょう。

手持ち量が少ないコスメのポーチ収納
手持ちのコスメの量が少ない場合は、持ち運べるポーチなどを収納場所にすると便利です。その場合

外出時に持っていくコスメ
家に置いておくコスメ

と、ポーチを分けておくことをおすすめします。

外出時用ポーチは、お化粧直しで使うポイントメイク類
家に置いておくポーチは、お化粧直しでは使わないベースメイク類

このようにポーチを分けることで、外出時用ポーチをサッと手に取れ、お出掛け準備がスムーズになります。ポーチの置き場所は定位置を必ず決めるようにしましょう。ポーチを探す手間が省けます。

コスメ収納をする場所とは?

お化粧をする場所をコスメの収納場所にしましょう
お化粧をする場所は、人によって違います。 洗面室で顔を洗い、スキンケア後にそのままお化粧をする方もいれば、鏡台のある寝室でお化粧をする方もいると思います。そのため、お化粧をする場所をコスメの収納場所としましょう。

どこで何をするのか考えてみると、自然とコスメの定位置が決まってきます。外出用のポーチがバッグに入れっぱなしになっている場合は、定期的に全てコスメを出して見直しをしましょう。持ち歩く必要のないコスメまで混ざっていることがありますよ!

美しいコスメ収納で、快適なお化粧タイムに!
コスメ用品は細々としたモノが多いですが、まずは大分類にざっくり大まかに分ける、さらに中分類に分けるという順序に沿って、全体量を把握しましょう。

そうすることによって、自分の好きなコスメ、本当に必要なコスメを選び取ることができるようになり、コスメに対する審美眼も鍛えることができます。

人は必要にかられれば、取り出しにくくても目当てのモノをなんとか探し出します。しかし、戻すのは手間に感じるので、戻す際に適当に戻してしまい、ゴチャつきを生んでしまいます。

必要なコスメを吟味し、選びやすく戻しやすい収納を作ることが、美しい収納を維持する秘訣です。少し収納を改善するだけで、毎日の身支度が快適になる効果を是非実感してみてください。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。