収納ガイド

2018.03.08

Question

ベビー用品がどんどん増える!ベビー関連グッズの収納術とは?

待望の子どもが誕生し、忙しくも幸せな毎日です。祖父母を始め友人たちもこぞってベビー用品をプレゼントしてくれるのはよいのですが、同じような品が重複しています。このままでは収納場所がいくつあっても足りないので、どのように片づけたらよいか教えてください!

Answer

同時に使うモノをグループにして用途別のセットを作り、赤ちゃんのいる場所の近くに置きましょう。また、ベビー服収納に引き出しを使うなら浅いモノを選んで!

情報提供:整理収納アドバイザー 大熊 千賀

子育てには未知のことがたくさん。迷いながら日々精一杯過ごしているとあっという間に時間が過ぎてしまいますよね。私も子育て経験者です。それまでの生活では見ることもなかったような「初めて使うモノ」がたくさん増えていきました。これまでスッキリ暮らしていたママも、子どもの「色が多い小物」にストレスを感じたり、どんどん増えるモノに気持ちがついていかなかったりしていませんか?

子どもの成長は早いものです。ただでさえ忙しい子育て中のこと、あまり深く考えるのは得策ではありません。そう「今だけだから」と思いながら、自分の使いやすさやしまいやすさ、つまり「負担のない収納」を目指すのが第一です。今は「子どもと触れ合うこと」を一番大事に考えて、少々の部屋の乱れには目を向けないことも忘れないでくださいね。今回はそんな思いを踏まえてお伝えします。

赤ちゃんがいつもいるリビングやダイニングの近くに使うモノをまとめて置く

それでは誰もが悩む問題点、「ベビー用品の収納」について触れていきましょう。まず、赤ちゃんはまだ行動範囲が狭いですよね。そのため、使うモノをまとめてグループにして赤ちゃんの近くに収納しておくと楽に使えます。例えばベビーベッドの傍に「お着替えセット」、「お手入れセット」…と、赤ちゃん用のセットをたくさん作るのです。列記していきましょう。

・お着替えセット:下着、上下着、靴下などをカゴに入れてまとめておく
・お手入れセット:綿棒、体温計、クリームなどを入れる
・おむつセット :おむつとお尻拭き、汚れたおむつを入れるレジ袋を一緒に入れる
・おもちゃセット:赤ちゃんの大好きなものだけをまとめる

さあ、どうですか?これらにママのお気に入りのケースを使えばインテリアのひとつになります♪そうすれば、たとえ少しくらい部屋にモノが出ていても、ちょっとテンションが上がりますよ。

ただ、子どもが成長して動くようになると、手の届くところに置きっぱなしにしてあるモノは中身を全て出されてしまったり…とイタズラされることも!子どもの成長と共に置き場所には工夫が必要です。

引き出しや棚にベビー用品を収納する際のアイディア

引き出しや棚に収納する場合も、このようなセットを作ってそれぞれケースごと収納し、持ち運びできるようにしておくと便利でしょう。例えば、おむつ換えのたびに必要なモノをそれぞれの収納場所から取り出す、ということがなくなります。一緒に使うモノ達を上手くまとめてくださいね。

赤ちゃんの服は浅めの引き出しに
赤ちゃんの洋服をたたんで収納する時は、浅い引き出しを選びましょう。大人の下着やTシャツなども同じことなのですが、たたんだ時に小さくまとまるモノを深い引き出しに収納してしまうと上がスカスカに空いてしまいます。そして上部が空いているとつい何かを入れたくなり、結果として「ぐちゃっとして」しまいます。そのため、ある程度は深さに合わせてたたみ、それが「ちょうど収まるくらいの高さ」の引き出しが一番おすすめです。引き出しの中にはケースなどの仕切りを入れて、アイテムごとに分けましょう。そうすれば、使いたいモノをすぐに取り出すことができますよ。

ベビー用品を上手に手放すには

赤ちゃんのお出かけの時に着せようと、いただき物のかわいいお洋服を大事に取っておくことってありませんか?そんなに気に入った服なら、むしろどんどん着せてあげてください。そう、子どもはあっという間に大きくなります。着せようと思った時には洋服が小さくなっていて入りません!くれぐれもご注意ください。私にも経験がありますが、かなりショックです。

さて、そんな具合に小さくなってしまったお洋服は以下の要領で3種類に分けましょう。

[ 1 ] 処分する
汚れてしまった服は下の子ども用に取っておくことなく処分しましょう。

[ 2 ] 取っておく
気に入っている思い出の服は、記念に取っておくことも「あり」でしょう。ただし、枚数を決めて本当に大事な品だけを選んでください。

[ 3 ] 人にあげる
赤ちゃんの服は着る時期も短いのでキレイなものが多いんです!ぜひ友人、兄弟、ママ友など知り合いの赤ちゃんに着てもらいましょう。需要があるため、赤ちゃんの服は寄付できる場所やリサイクルするところがたくさんあります。住まいの地域とともに「赤ちゃん」「服」「リサイクル」等と検索するだけで、たくさんのお店や団体が出てきます。モノを活かす!という考えの元、どなたか必要な方にもらってもらいましょう。喜ぶ人が必ずいます!

ベビーカーやベビーベッドは?
こうした大物はレンタルをおすすめします。とかく初めての子どもには特に、新しいモノを使いたくなりがちです。でも、いざ使い終わったら「次の子どもが生まれたら…」と考え、取っておくことが多いでしょう。そうした場合、かなりの収納スペースが必要になってしまいます。しかも実際使うのは何年先かわかりません。加えて、もし使わなかったとしても手放すタイミングがわからなくなることが往々にしてあるのです。

ただ同じベビーカーでも、赤ちゃんの腰がすわってから使える「B型」は使用頻度が高く、長期間使うのでダメージもあることと思います。そうした品は購入を検討してもよいでしょう。吟味して、レンタルするか購入するかを考えましょう。

モノを大切に使っていく子どもに育てるために

ベビー用品は小さくてかわいくて、ついたくさん欲しくなりますよね。そのため、自分で買ったり他人からもらったりして、どんどん家の中に増える傾向にあります。でも、子どもが「赤ちゃん」でいる時期はほんの少しの間。「ベビー用」とされる家具などは、使う期間が限られていることを考えると実は必要ないのかもしれません。

子どもが育つということは、他にもこれから確実にさまざまな品が増えていくということです。家がモノで溢れかえらないように、本当に必要なモノを選んでください。

人は持ちモノが少ない方が、概してそれらを大事に扱う傾向にあります。また、小さい頃からのモノの持ち方が、その人の持ち方の基準に大きく影響します。少し先のことを考えながら、子どもにとって本当に必要なモノを厳選し、「モノを大切に使っていくこと」を教えてあげてほしいと思います。

情報提供:整理収納アドバイザー 大熊 千賀

整理収納アカデミアマスター、整理収納アドバイザー1、2級認定講師、ルームスタイリスト・プロ、住宅収納スペシャリスト認定講師。「笑顔のある暮らし」の実現を目指した、ライフスタイルに合わせた整理・収納法を提案している。暮らしStyle代表、三児の母。