収納ガイド

2018.06.28

Question

洗面所のタオル収納のコツとは?

洗面所のタオルの、たたみ方としまい方に悩んでいます。家族全員分のタオルを、限られたスペースにきれいに収めるにはどうしたらいいのでしょうか?本当は、ホテルのように洗練された収納が理想なのですが…。

Answer

まずは、必要量を見極めて一定数をキープすること。そして、収納する場所に合わせてたたむこと。種類ごとにたたみ方を揃えることが大切です。色も統一すると、憧れのホテル風収納に近づけますよ。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

タオルのしまい方って難しい?

家族全員が、毎日使うタオル。肌に直接触れるものなので、家族別々に用意したり、一度使うたびに洗濯に出したりと、一日に何枚も必要なうえ、「使う→洗う→たたむ→しまう」という出し入れ頻度も高いアイテムのひとつです。

タオルハンカチやハンドタオル、フェイスタオルにバスタオル…といったようにサイズの種類も多く、同じサイズのフェイスタオルでも洗面所用とトイレ用など、シーンによって使い分けることもあるので、数が増えがちです。

それなのに、収納方法があいまいで、ついなんとなく積み上げてしまい、使いたいタオルを取り出そうとすると山崩れが起こってしまう…など、タオルの収納でお困りの方は多いのでは?

そんなタオル収納のポイントを押さえて、取り出すたびにイライラしないスッキリ収納を目指しましょう!

タオル収納の第一歩は、減らすこと

皆さんは、家にタオルが何枚あるか思い出せますか?どのタイミングで手放していますか?

タオルは、お祝いなどでいただくことが多く、自分の意志とは関係なく家に入ってきやすいアイテムのひとつ。気がつけば、箱に入ったままのタオルがたくさんたまっている…というお宅も多いようです。

また、タオルは意外に丈夫なもので、破れるほど使うには相当な年月を要しますし、トレンドもほとんどないため、意識して減らさないと増える一方になりがちなのです。

ですから、タオルは「使える・使えない」といった基準ではなく、生活に必要な量だけを持つことを心がけましょう。洗面所は特に、収納スペースが限られている場所。貴重なスペースには厳選したものだけを置くようにすることが、スッキリした洗面所をキープするのに欠かせないポイントです。

タオルの適正量
毎日洗濯する家庭であれば、普段の生活に必要なタオルの量は、家族1人につきバスタオル2枚、フェイスタオル2枚程度を目安にしてください。4人家族であれば、バスタオル8枚、フェイスタオル8枚ということになりますね。

また、バスタオルは厚みがありかさばるので、収納スペースを圧迫します。どうしても入りきらない場合は、かわりにフェイスタオルやスポーツタオルを使うのも手。サイズダウンすることで、洗濯もしやすく、乾きやすく、旅行のときにもコンパクトで持ち運びしやすいというメリットがありますよ。

洗面所のタオル収納のコツ
タオルの収納は、使うシーンに合わせて考えます。洗面所には、洗面所近辺で使うタオルのみを収納するようにしましょう。具体的には、次のようなものです。

・洗面所の手拭きタオル
・洗顔用のタオル
・湯上がりに使うタオル
・バスマット

このほかのタオルは、用途ごとにグループにまとめて収納することをおすすめします。

・来客用タオル:来客用のシーツ類などと一緒に収納
・ハンドタオル:タオルハンカチも含め、外出時に持って行くタオル類はカゴなどにまとめて玄関収納
・プール用ラップタオル:水着、ゴーグルなどと一緒にプールグッズでまとめて収納
・台所用タオル:カゴなどにまとめて台所に収納

用途ごとに収納を分けて、使う場所の近くに置くようにすれば、洗面所内にたくさんのタオルがあふれてしまうこともありません。使うものがサッと取り出せるうえ、生活の中の動きもグッと楽になりますよ!

たたみ方や収納をひと工夫!

大小さまざまなタオルを、使いやすく美しく整理するためのたたみ方と収納法をご紹介します。

タオルのたたみ方
タオルは、種類ごとにたたみ方をそろえることで、使い勝手も見た目も格段にアップします。基本的なタオルのたたみ方をマスターして、ホテルのような美しい空間を目指しましょう!

フェイスタオルのたたみ方1
[ 1 ]タオルの裏側を上にして、横長に広げる
[ 2 ]左右の端を合わせるように、中央で半分に折る
[ 3 ]もう一度半分に折る
[ 4 ]こちら側から向こう側へ半分に折る

フェイスタオルのたたみ方2(よりコンパクトにたたむ場合)
[ 1 ]タオルの裏側を上にして、横長に広げる
[ 2 ]短い辺を3等分するように手前と奥から折りこむ
[ 3 ]左右の端を中央に合わせて折る
[ 4 ]中央で半分に折る

バスタオル
[ 1 ]バスタオルの裏側を上にして、横長に広げる
[ 2 ]短い辺を3等分するように手前と奥から折りこむ
[ 3 ]左右の端を合わせるように、中央で半分に折る
[ 4 ]もう一度、半分に折る

以上のようにたたむと、かさばらず、幅も取らずにたたむことができます。ポイントは、種類によってたたみ方を揃えることと、すべてのタオルの輪を前にして揃えることです。

収納の基本は「収納する場所に合わせてものを収めること」ですので、収納する場所に合わせて、幅を調整してたたんでくださいね。

たたみ方と幅を一度決めておけば、後は毎日のルーティンです。ほかの衣類と違って、形が同じものばかりなので、子供でもお手伝いできますよ!

引き出しに収納する場合
タオルを引き出しに収納する場合は、引き出しの高さに合わせてタオルをたたみ、輪の部分を上にして立てて収納しましょう。引き出し収納は上から見下ろすかたちで使うので、タオルを立てることで輪の部分がインデックスになります。

さらに、ブックエンドや仕切り板などを使うと、数が減ってもたたんだタオルが崩れることなく、出し入れするときに乱雑にもなりません。パンパンに詰め込まずに少し余裕を持たせるのも、出し入れしやすさのポイントです。

また、洗濯したタオルを引き出しに戻すときには、「奥にしまって手前から使っていく」という決まりにすると、ローテーションができてすべてのタオルをまんべんなく使うことができます。

棚に収納する場合
タオルを棚に収納する場合は、輪を手前にして下から積み上げていきます。引き出しは上から見下ろしますが、棚は目線が横からになるので、積み上げると輪が手前にきて、インデックスになるわけです。

洗濯したタオルを棚に戻すときには、「下にしまって上から使っていく」という決まりにすると、タオルがまんべんなく循環します。ただし、あまり高く積み上げると取り出すのもしまうのも大変になってしまうので、棚板などを活用して仕切りを作るとよいでしょう。

ちなみに、棚に奥行きがある場合は、カゴを使うと便利。引き出しに収納するように、タオルの種類ごとに輪を上にしてしまうと、奥にしまったものも引き出して使えるようになりますよ。

種類や色を揃えて「見せる収納」に

人は、視覚で捉えた情報に最も影響を受けています。せっかくタオルの輪を揃えてきれいに並べても、さまざまな色が混在しているとごちゃつきを感じてしまうのです。

見た目にも美しい収納にこだわるなら、タオルの色を統一すると、より洗練されてホテルのような雰囲気に近づきます。とはいえ、いただきものなども加えると、どうしても色がバラバラになりがちですね。そういう場合は、グラデーションを作って収納してみましょう。こんな少々の手間をかけるだけで、空間が美しく見えますよ。

また、タオルは捨てどきの見極めが難しいアイテムではありますが、「古くなったタオルは年末の大掃除で雑巾にして使い切り、新しいものと入れ替えて新年を気持ちよく迎える!」など、自分なりの使用期限や守りやすいルールを作ってみましょう。

清潔なタオルが美しく整えられた空間は、肌にも目にも快いもの。毎日使うものだからこそ収納にこだわって、生活に潤いをプラスしてくださいね!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。