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収納ガイド

2018.10.11 更新:2019.05.21

Question

隠したい!コードやケーブル、ルーター類のおすすめ収納術

家のなかの、コードやケーブル類のごちゃごちゃ感に困っています。特にパソコンやモデム、ルーターや携帯など、電子機器の周りが乱雑で掃除が大変。リビングにあるテレビの配線も、来客のたびに目につき、気になっています。コードやケーブルの収納をスッキリとまとめられるコツがあれば教えてください。

Answer

結束バンドなどを使ってコードをまとめる、あるいはケースにしまう、カゴを使って隠してしまうなど、便利グッズを使えばアイデア次第できれいに片付けることができます。さらに工夫をすれば、コードをまとめたアイテムさえも隠せるスッキリ空間に。

情報提供:整理収納アドバイザー 今井 知加

目次

コード・ケーブルはどうしてごちゃつくの?

ふと部屋で目につく、コード・ケーブルなどの、配線のごちゃごちゃ感。テレビやDVDプレイヤー、ブルーレイ、ゲーム機などの家電が集まるリビングや、パソコンとともにモデム、ルーターが置かれたデスク回り、スマートフォンなどの携帯機器を充電するコンセント周辺は、代表的なごちゃごちゃポイントと呼べるでしょう。特に、パソコンとともに多くの家庭にあるモデムや無線LANルーター、プリンタ類のコードはタコ足配線になりがちでインテリアからも浮いてしまう、悩みの種でもあります。

これらのコード・ケーブルのごちゃつきはなぜ起こってしまうのでしょうか?原因を探りながら、収納をするうえでのヒントをご紹介します。

ごちゃついた配線
※イメージ写真

家庭にはたくさんの種類のコード・ケーブルがある
コード・ケーブル類が付属しているモノのたいていは電化製品です。家のなかを見回してみても、たくさんの電化製品があるかと思います。リビングでは、特にテレビ裏にコード・ケーブルが多く、散らかりがちですよね。

ほかにも電源タップの数を増やすことで、使える家電も多くなり、その分コード・ケーブルも増えることに。テレビ裏の配線だけでなく、たとえばスマートフォンやオーディオ機器の充電、パソコンのバッテリーやWi-Fiのルーター配線まで、改めて見回すと、さまざまな種類のコード・ケーブルが家にあふれていることがわかるかと思います。

ごちゃつく場所は決まっている
これらの電化製品は、電気が通るコンセントにつなぐ必要があります。必然的にコンセント回り、もしくは延長コード付きの電源タップに配線が集まることになり、結果としてコード・ケーブルの混雑が起こってしまいます。

コンセントを家にいくつもつけられれば単純でいいのですが、そう簡単にはいきませんよね。1か所に集まったコード・ケーブル類を、いかに上手く収納するかがポイントになるのです。見た目が悪いコードのごちゃつきも、工夫した収納術で使い勝手がアップし、見映えもよくなります。

コード・ケーブルはどうやって収納すればいい?

ごちゃつきがちなコード・ケーブル類をきれいに収納するには、具体的にどのような方法があるのでしょうか。部屋を、少しでも快適な空間にするためのアイデアを、わかりやすくご紹介します。

ひも・バンド類でまとめよう
コード・ケーブル類のごちゃつきを少しでも解消するために、まずはひもやバンド類で1つの束にまとめてしまいましょう。バラバラに伸びている、太さも長さも違うケーブル類をまとめておけば、見栄えも良くなります。

結束バンドやケーブルチューブ(ケーブル保護用のチューブで、よくあるのはらせん状にくるくると巻くタイプ)、もしくはマジックテープやクリップなど、束ねられるモノであればどれでも使用できます。束ねる場合は、キツく縛りすぎないようにしましょう。100円均一ショップで簡単に手に入るモノが多いので、用意にもそれほど困りません。紐やバンド類で束ねるのは、特にコード・ケーブル類が集まりやすいテレビ裏やパソコン回りがおすすめです。

ケースやカゴで隠して置いておく
紐やバンドなどでまとめるだけでもケーブル類はすっきりしますが、ケースや収納ボックスを用意してしまっておけば、さらにキレイに片付けることができます。

これら収納ケースやボックスも、100円均一ショップで手に入れられるモノが多いので、バンド類と一緒に用意するのもおすすめです。ボックスの素材は、プラスチック製のシンプルなモノ、木箱や籐のカゴなどがあります。写真はプラスチックのシンプルなファイルボックスを使った例。

プラスチックケースにコード・ケーブルをまとめたところ

100円均一ショップで手に入れるだけでなく、家にあるモノを代用するのもよいでしょう。束ねたコード・ケーブル類を収められるサイズであれば、ごちゃついたケーブル類を隠すことができます。

フタのないカゴやボックスにケーブル類を入れ、そのカゴやボックス自体を目立つ場所に置くならば、お気に入りの布などをかぶせて、コードやケーブルを隠してもOK。ただし、熱がこもらないように、ケーブルボックスは大きめのサイズを選び、通気口を設けてください。すのこのように熱を逃がせる構造のボックスなら理想的です。布をかける場合も、熱がこもらないようにふんわりとかぶせる感じがよいでしょう。

ほかにも使える!コード収納の便利グッズ
結束バンドやボックスでまとめたり、DIYで自作するのは面倒…という人は、市販の収納ボックスを利用する手もあります。コード類収納アイテムとして代表的なものは、ボックスの側面に穴がついている、市販のケーブルボックス。きちんと隠れて使い勝手もよく、インテリアになじむ素材も多いので、時間がない人のお助けアイテムとしておすすめです。

ボックスを使うほどたくさんのコード類はないものの、コードがごちゃっと丸まっているのが気になる…。そんな場合は、コードフックを使う方法もあります。コードフックは、コードを伸ばした状態で、壁に沿わせるときに補助するアイテム。フックの片面を剥がすとシールになっていて、フック自体を壁に貼ってコードを目的まで誘導します。本来の目的とは違いますが、コードが床を這わず、スッキリとした印象になる便利なアイテム。

コード類のごちゃごちゃ感が気になるのは、テレビやパソコンなど、大きめの電化製品だけに限りません。たとえばスマートフォンやタブレットも、その1つ。特に充電器は頻繁に使うモノなので、巻き取り式やワイヤレスタイプの充電器に買い替えるのも一案かもしれません。

USBコードなどの小さなケーブル類を放置しているときは、クリップを使って机の端にまとめるだけでも、デスクがスッキリとした印象になるはず。

目指したいイメージを思い浮かべたら、いま現在の機器類の場所とコンセントの位置、コードやテーブルタップの数などを確認し、それらの渋滞を解消できそうな便利グッズを選んでみましょう。

無線LANルーターを収納する際に気をつけたいこと

無線LANルーターやモデム類を隠すときに気を付けたいのは、通気性を確保すること。これらの機器は一日中稼働していて高温になりやすく、放熱させる必要があります。そのため、壁や物とぴったり密着させた状態で使うと、過熱によるトラブルが起こりやすくなります。ルーター自体を収納ボックスに入れる場合も、熱が逃げるスペースを考えて余裕のあるサイズを選びましょう。

また、まとめた機器類を置く場所も、空気の流れが滞りやすい部屋の四隅・角は避けた方がベター。湿気の多い季節には壁紙にカビが生えたり、ホコリや雑菌も繁殖しやすくなってしまいます。

収納グッズを選ぶコツは?

コード・ケーブル類に使う収納グッズには、サイズや機能、デザインにいたるまで、たくさんの種類があります。使い方によっては、収納グッズを設置したことによって、かえってスペースを埋めてしまい、部屋が狭く見えてしまうことも。

収納グッズを効果的に使うためにも、自分の部屋にはどの収納グッズが合うのか、ここでは収納ケース・ボックスを選ぶコツをご紹介しましょう。

ケースに収納された配線コード・ケーブル
※イメージ写真

サイズで選ぶ
収納グッズを選ぶコツの1つは、どんなアイテムを、どのような方法で隠すかを考えることです。コード・ケーブル類を収納すると一口にいっても、部屋によってコードの種類も数もまちまちですよね。

まとめたいコード類が多すぎてボックスも大きくなってしまい、隠したいはずがかえって存在感が出てしまう、ということがないよう、収納量に合ったサイズのボックスを選ぶようにしましょう。

機能・デザインで選ぶ
ボックスの設置スペースやインテリアも考えながら、収納グッズを選ぶようにしましょう。置き場所によって、適した収納グッズのデザイン・機能も変わっていきます。

おすすめは本や書類の整理に使う「ファイルボックス」です。床面の面積をとらず、縦に長いファイルボックスはコード収納にぴったり。本来の目的とは異なりますが、コード穴も設けてあるという万能役者です。また、コード容量が足りなければボックスも増やせるというメリットも魅力的。引っ越し、模様替えでも融通が利きます。

プラスチックケースにコード・ケーブルをまとめたところ

また、意外な使い方としてカラーボックスの背面板を抜く方法もあります。コードを妨げずにルーター類を置くことができますよ。

ルーター・モデム類をかっこよく収納したい、おしゃれに見せたいときは、インテリアになじむアイテムを使いましょう。

籐(ラタン)や竹、布などは、いずれも通気性に優れた素材。かごバッグや麻ひもで編まれたエコバッグなら加工もしやすく、「一見何が入っているか」想像がつきません。棚に置いたりデスク横などにかけておいてもおしゃれで、ルーターの熱も逃がしやすいといえます。家具とも相性が良く、インテリア性を損なわずにすみますね。

収納周辺が乱雑になってなかなか片付かないときは、置き場所全体にカーテンや好みの布をかけてもよいでしょう。100円均一ショップで買える“つっぱり棒”を用意し、クリップで布を留めれば簡易カーテンになります。

収納ボックスを床に置く場合は、床と同色系のデザインのモノを使えば、部屋にもなじみやすくなります。壁際であれば壁と同系色もよいですね。プラスチックのシンプルなモノから紙や木製まで、素材にも種類があるので、インテリアに合わせて考えましょう。

パッと見て目を引くような奇抜なデザインを選んでしまうと、逆に目立ってしまうことになります。

収納グッズは、あくまで「隠す目的」で置くもの。デザイン性も大切ですが、コード・ルーター類を目立たないように隠す、インテリアになじませるという役目を果たしているか、その点も忘れないように選びたいものです。

収納したコードやケーブル、ルーター類はどこに置けばいい?

コード・ケーブル類をまとめた収納グッズは、部屋のどこに置くのがよいのでしょうか?快適に過ごすための、収納グッズの設置例をいくつかご紹介します。

設置場所のアイデアはさまざま
リビングでたくさんのケーブル類をまとめる場合は、大きめの収納ボックスを使うことになると思います。床に設置することが多い収納ボックスは、基本的には目立たないよう、壁際に置いておくことが多くなるでしょう。

そのようなときは、収納ボックスが孤立しないように気をつけます。たとえばファイルボックスにケーブル類を収納した場合は、書類を収納している机の上など、別の目的で使っているモノと同じ場所に置いておくことで、違和感なく部屋になじみます。

ボックスを使わない場合でも、コードフックでデスクやテーブルの裏に固定すれば、スッキリと隠すことができますね。

デスク下や足元のデッドスペースを有効活用する方法も考えてみてください。デスク下でコード類を収納するときのおすすめはワイヤーネット。壁面のワイヤーネットにS字フックをかけ、結束バンドでまとめたコード類を吊り下げることができます。通気性がよく、掃除しやすい点も◎。

そして、収納上手さんが多用しているのが「ワイヤーネットの棚」を自作する方法です。 机の天板の下に、天板と平行につっぱり棒を2本渡し、その上にワイヤーネットを載せれば「簡易のワイヤー棚」が完成します。たくさんのコード・ケーブル類や機器をを載せられる大容量、かつ床面はスッキリ。ケーブルがごちゃごちゃしたままポンポンと投げ込んでも問題なく、風通しの面でも安心ですね。収納が苦手な人にもおすすめです。

個人の部屋にあるデスクは、リビングと比べて来客の目に入ることもそれほどないので、使いやすさを優先して大胆な方法で設置するのもよいでしょう。

収納グッズを設置するときは、電波やWi-Fiの接続を妨げていないかにも注意しましょう。
収納場所が、生活動線の妨げにならない場所を選ぶことも大切です。

コード・ケーブル、ルーター類の収納で快適空間を実現

収納ボックスを使って、充電機器類を1か所にまとめた充電ステーションをつくれば、コンセントが空いていないというストレスを感じることもなく、生活動線の安定にもつながります。

また、ごちゃつきがちなテレビの背面やコンセント回りを片付けられると、部屋の見た目がスッキリするだけではなく、来客があったときも安心して迎えられます。

パソコンデスク回りのコード類は、床面でないスペースを置き場所にすることで足元で絡まるわずらわしさもなく、日々の掃除もスムーズに。多用するケーブルが使いやすい状態になっていれば、部屋での作業もはかどりそうですね。

100円均一ショップなどで手に入るもの、自作グッズなどで収納をすることで、見た目がキレイになることはもちろん、コード類の使いやすさもアップし、より快適な空間に近付きます。身近なアイテムを応用して、ぜひ部屋に合った収納術を見つけてみてください。

(撮影協力:今井 知加)

情報提供:整理収納アドバイザー 今井 知加

薬剤師・整理収納アドバイザー2級認定講師・企業内整理収納マネージャー。整理収納の理論に脳科学を活用した独自のメソッドで「片づけ力」を身に付ける方法を、スクールやメディアで発信。家事を効率化して、自分の時間や家族との時間を充実させる方法をご案内。