収納ガイド

2018.10.11

Question

オムツ替えを少しでもラクにしたい!オムツ収納のコツって?

家事と両立して、毎日のオムツ替えに苦労しています。しまっておいたオムツも、子どもがイタズラしてしまい、片付けるのが大変。少しでもオムツ替えをラクにしたいのですが、何かよい方法はないでしょうか?

Answer

毎日使うオムツを使いやすくするには、オムツのしまい方を見直してみましょう。使うモノ(1日に必要な量)は使う場所へ、ストックは保管する場所へ。オムツや、オムツ替えで使うベビー用品の置き場所と収納方法を変えるだけで、散らかりにくく、使いやすくなりますよ!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

オムツ替えグッズの置きやすい場所って?

小さな子どものいる家庭にとって、赤ちゃんのオムツ替えは日々の大変な育児の1つ。そんなオムツ替えを少しでもラクにすることは、育児の負担を軽くするためにもとても重要です。オムツの収納を見直してみましょう。

置き場所を変えるだけで、使いやすさも変わる
オムツの収納は基本的に、オムツ替えをする部屋・場所にオムツを常備しておくことです。赤ちゃんのオムツ替えの場所は家庭によってさまざま。リビング、和室、子ども部屋などで行うことも。主にどこでオムツを交換しているのかを再度確認し、その場所にオムツを置いておけばオムツ替えはスムーズになります。

育児は急な対応を迫られることも多いので、「あったら便利」な場所にもオムツを置いておくとよいでしょう。夜中の就寝中に慌てないようにベビーベッドのすぐ横に常備したり、お着替えの際にサッと交換できるようにベビー服のそばに一緒にまとめておいたりすると、オムツ替えがとても効率よくなります。分散収納で必要な場所に収納を作り、使うモノを「ベビー用品セット」としてまとめておきましょう。

また、普段使うモノとは別に持ち運びが必要なモノをまとめて外出セットを準備し、「オムツ専用バッグ」に入れておくとさらによいでしょう。

最近はオムツ専用のポーチやカバンも、市販でバリエーション豊かにそろえられています。自分の持っているカバンに収まるモノや、収納スペースにあったサイズのモノを選んでみてください。

子どものイタズラも視野に入れる
収納する際は、子どもの目についてイタズラされてしまわないように配慮しましょう。オムツを出して散らかしてしまう、口に入れてしまう、シールの部分が剥がされて使い物にならなくなってしまうなどはよくあること。事前に子どもの手の届かないところを収納場所に選ぶことでそんなイタズラを防ぐことができます。オムツセットを使い終えたあとも、しっかりと元の収納場所に戻すようにしましょう。

便利なオムツセットのつくりかたって?

収納の基本は「一緒に使うモノ同士」をグループにしておくことで、ワンアクションで使いやすくすることです。必要なモノを事前にオムツセットとして用意しておくことをおすすめします。ここでは、オムツセットのつくりかたのコツをご紹介。

オムツと一緒に使うモノをセットする
1つのアクションをするのに必要なモノを一緒に収納しておくことを、グルーピング収納と呼びます。オムツ替えにもこのグルーピング収納の考え方が役立ちます。オムツ替えに必要な道具は、一般的に以下の3つ。

[ 1 ] 紙オムツ
[ 2 ] お尻ふき
[ 3 ] 汚れたオムツを入れるポリ袋

これらに加え、赤ちゃんが便秘気味の場合は綿棒やワセリンなど、ケアに使うモノや赤ちゃんをあやすおもちゃもそろえておくと便利ですね。必要な道具をまとめたオムツセットをつくっておけば、オムツ替えもスムーズに。

外出用のオムツセットも
自宅で使うオムツセットとは別に、外出のときに持ち運びできるミニオムツセットをつくっておくと、さらにラクになります。外出時のオムツセットには以下の2つをプラスして用意すると便利ですよ!

[ 1 ] 消臭効果のある袋(外出時なのですぐに捨てられないため)
[ 2 ] 使い捨てのオムツ替えシート、もしくは大きめのタオル

基本的には自宅のオムツセットと内容は変わりませんが、外出の際も必要なモノをスマートに準備できます。外出セットは、使ったら使った分だけ補充する簡単なルールを決めてストックを切らさないように注意しましょう。

ストックの補充も簡単に
オムツのような消耗品は使った分の補充が必要ですが、ストックの補充をスムーズにできる仕組みを作ることもオムツセットをつくるうえで意識したいポイントです。

オムツは足りなくなると途端に困ってしまう消耗品の代表で、育児中のご家庭には必ずストックがあるものです。子どもの成長段階で必要な時期はわずかですが、必要な期間はストック置き場をあらかじめ決めておくことが必要です。ストックの定位置を作ることで、足りなくなったり、必要以上に買いすぎてしまい、サイズアウトしてしまう…などの無駄買いを防ぐこともできます。

収納する際に気をつけたいのは、サッと補充できるように動線に合わせて収納することです。補充するのが面倒な場所に収納するのではなく、リビングのそば(押入れや廊下収納など)に自宅で使うストックを収納し、1袋はシューズインクローゼットや玄関収納近くに外出用としてストック収納しておくと必要な量をそれぞれキープできます。

日々の生活を少しでもラクにするためにも、オムツセットをつくるときの収納方法・ストックの収納を合わせて見直しましょう。

こんなモノもある?オムツセットを入れる収納グッズ

オムツを入れる収納グッズには、持ち運びがしやすいカバンタイプのモノや、部屋に置いておけるワゴンタイプの大きなモノまで、さまざまな種類があります。

ほかの用途で使えるようなグッズや出しっぱなしになっていても気にならないデザイン性の高いモノは可変性があります。オムツのような、一定期間を過ぎると必要のなくなるモノのために増える収納グッズのその後の使いみちを考えることができて優秀ですね!収納グッズの1つとは言え、新たにモノを増やす際には慎重に選ぶことで節約にもつながり、家計の助けにもなります。

また、オムツ用のグッズをわざわざ購入しなくても市販の収納製品をそのままオムツの収納グッズとして使うこともできます。アイディア次第でいろいろな商品が、オムツの収納グッズに変わるのは楽しいですね。

収納グッズの種類はさまざま
オムツセットを収納できるグッズについて、主な種類と、それぞれの特徴や用途、メリットなどをまとめてご紹介します。

[ ワゴン ]
ワゴンタイプの収納は、収納ケースを重ねることができ、高さの活かせる収納です。オムツ交換に使うグッズごとに分けることができて便利。オムツセットを収納しなくなった後でも、子どもの絵本やおもちゃの収納にも使えます。子どもの成長後も、用途に合わせて使えるのは嬉しいところ。

[ バッグやポーチ ]
バッグやポーチを利用した収納は、ベビーベッドの横にフックで吊り下げておけるほか、そのまま持ち運びすることもできるので、常備と外出、両方に便利なところがメリットです。ワゴンタイプの収納グッズと同様、おしゃれなものが多いので、オムツセットを収納しておく以外でも、別の用途で使うことができます。

ポケットが多くついているバッグを選べば、オムツセットをさらに細かく分けて収納もできるので、外出が特に多い家庭にはおすすめ。

[ カゴ ]
見せる収納として役立つのが、カゴやバスケット。カゴやバスケットは、通気性がよく、オムツの収納に向いています。オムツが見えないように蓋つきを選ぶと、お部屋のインテリアも損なわず生活感が抑えられます。通気性のよいラタンやステンレスは湿気がこもることがないので安心です。

ただ、素材によってはカゴやバスケットの網目にホコリがたまるので気をつけましょう。取っ手のないモノは持ち運ぶには不向きです。

[ ボックス ]
部屋に据え置きにするボックス(箱)タイプの収納グッズも、オムツセットの収納におすすめです。容量の大きなモノを選べばかさばるオムツやグッズもまとめて1つに収納できるのが魅力。

ボックス(箱)タイプの収納グッズには、プラスチックのモノや布製のモノ、ファスナーがついて開け閉めができるモノなどさまざまな種類があり、好みによって選ぶこともできます。

プラスチック製のボックスであれば大きさも多様で、さまざまなスペースに対応できますね。布製ボックスは通気性がよく、軽くて中にモノを入れても持ち運びしやすいのが特徴です。柔らかいので、万が一赤ちゃんがぶつかってしまっても、けがをすることがなく安心。ファスナーがついているモノであれば、ホコリをかぶることもないので衛生的ですね。

さまざまな用途に対応できるのも、ボックスタイプの収納グッズの魅力と言えるでしょう。

[ ストッカー ]
ベビーベッド横に、紐で固定したり、フックを利用して吊り下げられるストッカータイプの収納グッズも人気です。ポケットがたくさんついているモノなら、ポケットごとにオムツを収められて、とても便利ですね。何よりベビーベッド横に収納グッズを吊るすことができれば、赤ちゃんのオムツ替えにすぐに対応することができます。

オムツセットの収納に使えるグッズのなかには、100円ショップで簡単に、低コストでそろえられるモノもあります。市販のモノで気に入るモノがなければ、DIY(手作り)を取り入れるのもおすすめ。ご紹介したモノはあくまで一例ですが、ぜひ、自分の用途にあった収納グッズを見つける参考にしてみてください。

オムツのかしこい処理の方法って?

交換後の動線も考え、オムツはかしこく処理しましょう。オムツだけを捨てる専用のゴミ箱を用意するなど、工夫をしてみて。

オムツ専用のゴミ箱なら、ニオイが気にならない
一日に何度もするオムツの処理。ゴミの収集日によっては何日もゴミ捨てを待たなくてはならず、その間のニオイも気になりますよね。オムツ専用のゴミ箱はそんなオムツの処理もラクにしてくれます。

オムツ専用ゴミ箱が他のゴミ箱と違うのは、ニオイがもれないよう蓋が二重になっていること。専用のゴミ袋も取り付けられるので、しっかりと密閉してくれます。オムツ専用のゴミ箱を使う際の注意点は、家庭用ゴミ袋ではなく専用のゴミ袋を使うため、カートリッジの交換が必要なこと。専用のカートリッジを用意するのにコストがかかるので、家計との相談をしましょう。

もしもオムツ専用ゴミ箱に頼らず処理したい場合は、日常で使うゴミ箱に工夫を加えることもできます。たとえば蓋つきのゴミ箱を用意し、ニオイが染みつきがちなゴミ箱を定期的に洗う、消臭剤を常備しておく、などの対応をすればオムツの処理にも役立ちます。

置き場所や外出時の工夫もしよう
ゴミ箱を置く場所の工夫もしてみましょう。一般的なのは、トイレや洗面台の近く。オムツを処理した後、手洗いの動線に合わせることができるのでラクですね。

外出時には使用済みのオムツを持ち歩かなければいけないときもあります。そんな場合に備えて、事前にオムツ交換の場所を想定しておいたり、使用済みのオムツを消臭機能のある袋に入れる、などの用意を。

公衆トイレによっては、オムツを持ち帰るよう注意書きをしているところもあります。捨て場所に関してもマナーを守り配慮しましょう。

オムツ替えを少しでもラクに

オムツ替えを少しでもラクにするための工夫、収納方法をご紹介してきました。実際に使う場面をイメージしオムツ替えをする際に必要なモノをグルーピングしてセットにしておく、そして使う場所や使う際のシチュエーションに合わせて収納グッズを選び使う場所に収納する、最後に交換した後の処理まで動線を考えておけば、一連の動作に無駄なく処理もスムーズですね。

お気に入りのカゴやケースに収納することで、インテリアも損なわず毎日使うことが楽しくなることもありますよ!今回は赤ちゃんのオムツ替えをテーマに、収納グッズや処理のコツをご紹介してきましたが、これらの方法は、介護の際のオムツ替えにも役立ちます。

オムツ替えに使える収納のコツや、さまざまな用途に合わせた収納グッズ、ぜひ生活の一部に取り入れてみてください。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。