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帽子収納をスッキリと!簡単でおしゃれな収納アイデアをご紹介

帽子が好きでたくさん持っているのですが、よくかぶる帽子はその辺に置きっ放し、あまりかぶらない帽子はクローゼットに適当にしまっています。そのため「こんな帽子持っていたっけ?」ということもしばしば起きてしまいます。よい帽子の収納方法があれば教えてください。

Answer

帽子はおしゃれに欠かせないアイテムの1つですよね。お気に入りの帽子を長く、いつでもきれいにかぶれるようにするには、帽子の定位置を決めましょう。型崩れしないように収納することも大切です。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

もう困らない!帽子収納の基本とは?

ハットやキャップ、ニット帽、ベレー帽など、帽子にはさまざまな種類がありますよね。季節やその日のファッションに合わせて使い分ける帽子は、どんどん数が増えてしまい、収納に困っている人も多いと思います。

収納時に帽子を乱雑に扱うと、いざかぶろうとしたときに、型崩れしていたり、色あせていたり、ほこりをかぶっていたりと、すぐに帽子を使えないことも。帽子の収納時は、帽子を傷めないよう丁寧に扱うことが基本です。

今回は、帽子を傷めずにスッキリ収納するアイデアをご紹介します。帽子の収納には大きく、「しまう」方法と「見せる」方法があります。それぞれ具体的にどのようなアイデアがあるのか見ていきましょう。

3つのハット
※イメージ写真
「帽子をしまう」収納アイデア

帽子にほこりがかぶるのを防ぎたい人やお部屋をスッキリ見せたい人におすすめなのが「しまう」方法です。以下に紹介する方法は、シーズンオフの帽子や、普段はあまり使わない帽子の収納にもおすすめします。

帽子専用ボックス
帽子専用ボックスを使うと、型崩れしたり、ほこりをかぶったりすることなく帽子を収納できます。収納したい帽子に合った形やサイズのボックスを選べば、複数の帽子を重ねてコンパクトに収納できます。

帽子用の円形の箱
※イメージ写真

引き出し式収納ボックス
クローゼットにたくさんの帽子を収納したい人は、引き出しタイプの収納ボックスがおすすめです。引き出し収納ボックスを使えば、型崩れせず、ほこりがかぶる心配もありません。帽子を種類ごとにまとめ、ケースの中に分類して収納しましょう。

プラスチックの収納チェスト
※イメージ写真

カゴ・バスケット
クローゼット内のデッドスペースを生かして、収納スペースに合ったサイズのカゴやバスケットを使う収納方法もおすすめです。ニット帽やマリンキャップなど型崩れを気にしなくてもよい帽子はそのまま収納し、ストローハットやカンカン帽など型崩れをさせたくない帽子は、同じ種類を重ねて入れましょう。

バスケットと開いたクローゼット
※イメージ写真

ハンギングラック
クローゼット内の縦の空間を有効利用したいときに便利なのが、吊り下げて使うハンギングラックです。軽くて通気性に優れた不織布のハンギングラックなら、湿気がこもりにくいので帽子の収納に最適です。サイズや仕切りの数も豊富なので、収納スペースに合ったものを選ぶとよいでしょう。

「帽子を見せる」収納アイデア

よく使う帽子は「見せる」収納をおすすめします。特にお気に入りの帽子は、かぶるだけでなく、目で楽しみたいものです。日常生活のなかで目に入る位置にディスプレイして、帽子をインテリアの一部にしてみるとよいでしょう。

ウォールハンギングされた帽子
※イメージ写真

ハンガーフック
お部屋や玄関の壁にハンガーフックを取り付けるだけで帽子の収納スペースになります。フックの数やデザイン・カラーも豊富にあるので、自分の家に合ったハンガーフックを選ぶと、殺風景な壁でもおしゃれな空間になります。

ハンガーフック
※イメージ写真

ペグボードとフック
壁面収納に大活躍するのがペグボードです。ペグボードは有孔ボードとも呼ばれ、等間隔に穴の空いた木製や金属製のボードを指し、フックを取り付ける位置を自由に選べます。自分の好みに合わせて壁面に帽子をレイアウトできるペグボードを使えば、おしゃれでかわいい収納ができますよ。

また、玄関にペグボードを取り付ければ、帰宅時に脱いだ帽子をそのままフックに掛けられます。大きめのフックを取り付け、ストールや手袋、時計などの小物を一緒に掛けておくと、お出かけするときの忘れ物も防げますね。

ペグボートとフック
※イメージ写真

ワイヤーネットとクリップ
ワイヤーネットに、収納したい帽子をクリップで留めるだけの簡単な収納方法です。ワイヤーネットは100円均一ショップでも手に入り、正方形のものや長方形のものなど形や大きさもさまざま。また、白や黒などカラーバリエーションを用意しているショップもあります。ワイヤーネットを目立たないようにしたい場合は、壁と似た色のものを選ぶとよいでしょう。

窓辺のバスケットと棚に置かれた帽子
※イメージ写真

すのことS字フック
すのこにS字フックを引っ掛けるだけでできる簡単な帽子収納です。壁を傷付けずに収納スペースが確保できるので、賃貸住宅に住んでいる人でも安心です。すのこも100円均一ショップで手軽に購入できます。お部屋に合うカラーの塗料を塗ってオリジナルアイテムに仕上げるのもおすすめです。

また、子どもの手の届く位置にすのこを取り付ければ、幼稚園や保育園などの通園帽子や、キャップなども自分で取ることができ、お片付けを促すことができます。

すのこ
※イメージ写真

突っ張り棚・突っ張り棒
デットスペースができやすいクローゼットや収納棚の上部に、突っ張り棚や突っ張り棒を取り付けると、収納スペースとして活用の幅が広がります。突っ張り棚なら、ネジで壁を傷付けたり、フックの粘着材が壁に残ってしまったり、といったトラブルの心配がないので賃貸住宅に住んでいる人にもおすすめです。

また、突っ張り棒にS字フックを掛けて使ってもよいでしょう。この方法であれば、帽子をスライドさせながら選べるため便利です。突っ張り棒は長さや種類も豊富なので、掛ける帽子の重量に合ったものを選びましょう。

コート掛け
コート掛けに帽子を掛けると、帽子が見えやすく、また個数も多く収納できます。そのため、外出前の慌ただしいときでも帽子が選びやすくなりますよ。また、帽子のほかにコートやバッグなどを掛けておくと、トータルコーディネートのアイテムが一目瞭然です。外出の前日にあらかじめ用意しておけば、外出する朝の支度の時間短縮が可能になります。

コート&ハット用ハンガーポール
※イメージ写真

帽子ハンガー
帽子ハンガーは、見た目が楽しく、たくさんの帽子を並べて掛けられます。帽子ハンガーには、縦に直結させるタイプや横に並べられるタイプなどがあります。

麦わら帽子
※イメージ写真

ドアハンガー
扉にドアハンガーを設置すると、扉が帽子の収納スペースになります。帽子を収納するドアハンガーには、フックの個数や並べる方向などさまざまな種類があります。よく使う帽子と帽子の個数を照らし合わせて、ドアハンガーを選びましょう。生活動線上にあるドアに帽子を掛けておくと、外出時の準備や帰宅時の収納がスムーズになります。

ハットスタンド
帽子の型崩れを防ぎ、おしゃれに収納するならハットスタンドがぴったりです。オブジェのようなアート感覚で帽子を掛けておけます。お気に入りの帽子をコレクションとして飾るのもよいでしょう。たくさんの帽子を収納したいときは、複数の帽子をまとめて収納できるタイプのハットスタンドがおすすめです。

ハットスタンドと帽子
※イメージ写真

ウォールポケット
ウォールポケットは、ニット帽のようなやわらかい素材の帽子の収納に向いています。ビニール製の透明なウォールポケットを使用すれば、中身が分かりやすく、かぶりたい帽子を手軽に選べます。

帽子収納と保管のコツとは?

ここまでさまざまな帽子の収納方法をお伝えしましたが、帽子収納は、基本となる保管のコツを押さえることが大前提です。ここからは帽子の型崩れや色あせ、ほこりを防ぐ保管上のコツをお伝えします。

日陰に収納する
帽子収納は、日の当たらない場所を選びましょう。帽子は直射日光を浴びると変色したり、染みになったりとダメージを受けやすくなります。直射日光による紫外線が帽子の繊維上で化学変化を起こすためです。外出時に直射日光を浴びる分、収納時は直射日光の当たらない日陰に帽子を収納しましょう。

壁のストローハットと黒いワンピース
※イメージ写真

風通しのよい場所を選ぶ
帽子収納は風通しのよい場所を選びましょう。湿気に弱い素材でできた帽子を雨に濡れたま収納すると、変形やカビを招きやすく、帽子を傷める原因になります。特に密閉したスペースにしまう場合は、帽子を十分乾かしてから収納するよう配慮しなければなりません。

クローゼット
※イメージ写真

しまう収納でケースを使う場合は、通気性のよい素材でできたものを選びます。帽子をプラスチックケースに入れると、帽子を密封することになり、通気性が遮断されてしまいます。帽子の収納には、通気性のよいソフトボックスが向いていますよ。ソフトボックスは、麻や綿、ポリエステルなどの布でできており、軽いので収納しやすいアイテムです。

また、段ボール素材のクラフト紙製の収納ボックスを使う場合は、湿気がこもりにくいクローゼットの上部や押入れの枕棚などに置くようにしましょう。

段ボール
※イメージ写真

防虫剤を入れる
天然素材の帽子を収納する場合は防虫剤が必要です。夏の帽子には、天然草や麻などを素材にしたもの、冬の帽子には羊毛や綿などを素材にしたものがあります。このような天然素材を使用した帽子を長期間収納する場合は、帽子が虫食いの被害に遭わないように防虫剤を忘れずに入れましょう。

防虫剤
※イメージ写真

帽子の中にクッションを入れる
つばのあるようなハットのような型崩れしやすい帽子を収納する場合は、帽子の中にクッションになるものを入れて、型崩れを防ぎましょう。ニット帽やマフラー、手袋などのアイテムは、クッションの代用品として使えます。夏用の帽子なら夏のアイテム、冬用の帽子なら冬のアイテムをクッションにして収納すれば、衣替えが簡単にできて、収納スペースも節約できますよ。

帽子収納はきちんときれいに

ここまで「しまう」方法と「見せる」方法に分けて、さまざまな帽子の収納アイデアをご紹介しましたが、自分にぴったりの帽子の収納方法は見つかりましたか?収納スペースやインテリアに合わせて、いくつか収納アイデアを組み合わせてみるのもよいですね。

帰宅後、脱いだ洋服は決まった場所に戻すけれど、帽子は下駄箱やソファの上などに適当に置いているという人もいることでしょう。お気に入りの帽子を長く、きれいに使い続けるためにも、手に取りやすく戻しやすい定位置に収納する習慣を付けるとよいですよ。子どもの帽子も、子どもが自分で帽子を取れて戻せるような位置に収納しましょう。そうすると、お片付けの習慣が身に付きやすくなります。

帽子で日よけをする女性
※イメージ写真

また、収納前のメンテナンスにも配慮しましょう。かぶった帽子には、皮脂や汗が意外と残っています。残った皮脂や汗をそのままにしておくと、時間の経過とともに汗ジミになり、帽子が変色してしまうことがあります。帽子の収納では、しまう前のメンテナンスや帽子の定期的なケアも心がけましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。