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マンション購入ガイド

2018.01.25

Question

マンション購入時に何が気になる?みんなのマンションアンケート結果でご紹介!

結婚を機に、マンションを購入することに決めました!マンションを購入するにあたって決めることがたくさんあり、何を重視するかパートナーともめています。そこで、同じような世代の人や状況の人が、どのようなことを重視してマンションを購入するのか気になっています。何かいい情報はありませんか?

Answer

20代は子育て、40代は立地や広さ、60代は会社などの信用を重視している傾向にあります。

情報提供:不動産コンサルタント 秋津 智幸

目次

マンション購入時、気になることは大きく2点

人生の中でも最大の買い物と言えるマンション購入。将来の暮らしを考えると、あれこれと要望が膨らみ、どこを重視したらいいのか迷ってしまいますよね。そんな時、同じ世帯や世代の方たちが、マンション購入の際にどのようなポイントを重視しているのか気になったことはありませんか?

そこで、今回は2015年4月と10月に株式会社長谷工アーベストが実施した「首都圏お客様意識調査」をもとに“住宅購入時に重視する項目(複数回答)”を紹介します!
重視する項目としては、大きく「立地に関すること」と「マンションに関すること」が挙がりました。

マンション購入の際に重視するポイント1:立地に関すること

重視する項目のうち、「立地に関すること」の上位4つの項目は、世代、世帯問わず、およそ半数の方が重視した項目となっています。どんな項目が重視するポイントとして選ばれたのか、詳細をチェックしていきましょう!

[ 1 ] やっぱり気になる!駅からの距離
「駅からの距離」は、56%の方が重視するポイントと回答しており、重視率の最も高い項目となります。
特に40代以上の夫婦2人世帯、50代以上のファミリー世帯は重視する方が多く、60%以上が重視する結果となりました。夫婦2人や子どもの通勤・通学を考えることの多い50代以上のファミリー世帯では、駅へのアクセスが毎日のため、駅からの距離に重点を置くのでしょう。

一方で、駅から近すぎては毎日の生活の雑音が大きく、気になってしまいます。駅からの距離が重要視されるのは納得ですね。

[ 2 ] 共働き夫婦は利便性が大切!最寄り駅
「最寄り駅」は52%と全体でも2番目に重視される項目。駅によって、停車する電車の種類(快速や急行など)や駅周辺の商業施設などの環境が異なることから、生活利便性を考慮すると重要なポイントです。[ 1 ] 駅からの距離同様、ファミリー世帯よりも夫婦2人世帯の方が最寄り駅を重視する傾向が出ています。夫婦共働き世帯は、通勤も買い物も便利な駅を選びたいですよね。

住みたい街(駅)ランキング2017!首都圏総合ランキング急上昇の街とは?」では、2017年に調査した住みたい街(駅)のランキングと、人気の街の特徴について紹介しています。マンション購入を検討中で、最寄り駅やエリアに悩んだ時には、是非ご覧ください!

[ 3 ] どの世帯も欠かせない!買い物・公共施設などの生活環境
全体を通しても3番目に重視される項目として「買い物・公共施設などの生活環境」(47%)が挙がりました。特に40代と60代の夫婦2人世帯、60代のファミリー世帯で重視される傾向が出ています。これらの世帯は「駅からの距離」も重視していることから、“駅から近く、生活利便施設の整った住環境”を求めていると言えるでしょう。

駅に近いエリアでは、スーパーをはじめ各種商業施設が夜遅くまで営業しています。40代夫婦2人世帯にとっては重視したいポイントとなりますね。60代の各世代では、将来のことを考え駅や様々な施設への移動が楽な住宅を求めているようです。

[ 4 ] 子育て世代から高い支持!周辺環境
3番目の「買い物・公共施設などの生活環境」と僅差で4番目となった「周辺環境」(46%)では、25歳~30代夫婦2人世帯や25歳~30代と40代のファミリー世帯で多く重視されている傾向がありました。子どもを考え始める、あるいは子どもを持つ20~40代の世代にとっては大事なポイントですね。子どものことを考え周辺環境を重視しているという方には、小学校や病院、図書館などがあると嬉しいです。

上記の4つの項目は、世代や世帯の違いでやや差違はあるものの、マンション選びでは外せない重要な検討ポイントであることは間違いありませんね。

マンション購入の際に重視するポイント2:マンションに関すること

“立地”以外の項目では、当然ではありますが、「マンション」に関する項目が重視されています。マンションに関する項目で重視された以下の上位2つの項目について見てみましょう。

[ 1 ] 将来を見据えて選びたい!間取り・プラン
毎日の生活で暮らしやすさを決めるのは、「間取り・プラン」と言っていいでしょう。そのため、全体を通して5番目(40%)に重視される項目となりました。調査では40代夫婦2人世帯と25歳~30代ファミリー世帯でやや高い傾向があります。25歳~30代のファミリー世帯では子ども部屋など将来の家族構成を踏まえた間取りに配慮が必要になることが要因でしょう。

マンションの間取りの選び方とは?」の記事ではマンションの間取りの選び方について解説しています。マンション購入を検討する際には是非こちらをご覧ください!

[ 2 ] ミドル・シニア世代から高い支持!広さ
「立地」も住宅価格に大きく影響しますが、マンションの「広さ」も、広さに応じて住宅価格と連動します。調査では40代夫婦2人世帯と25歳~30代ファミリー世帯、60代ファミリー世帯に「広さ」を重視する傾向が見られました。

25歳~30代ファミリー世帯では他の世代・世帯と比べて「広さ」を重視していますが、予算のためか、「立地」を重視する傾向がやや抑えられています。一方、40代夫婦2人世帯と60代ファミリー世帯では、子どもも働く年代になっているのか、住宅購入予算に余裕も出てきていることが考えらえれ、「立地」も「広さ」も重視しているという傾向が見られました。

年代や家族構成によって重視ポイントにはどのような特徴がある?

若い世代は子育てを考えてマンションを購入
25歳~30代の世代では、夫婦2人世帯・ファミリー世帯とも、「地縁(実家や現在の住まいに近いこと)」を重視する傾向があり、これは実家に近い方が子育てしやすいことや子どもの学区など、将来子どもができた場合も含めた“子育て”を意識したものが影響しているようです。

最も住宅に対して意識が高い?40代夫婦
40代夫婦2人世帯は、他の世代及び世帯と比べ、重視する項目が非常に多く、かつその割合が高い傾向が見られます。年収も恵まれた世代、世帯であることから、住宅に割ける予算も比較的多く、求める住宅への意識が高いことが伺えます。

企業を重視し信用を求める60代
年代別・家族形態別で傾向が顕著だったのは、60代では夫婦2人世帯、家族世帯ともに他の年代と比べて「施工会社」や「管理会社」、「事業主・売主」といった建築や管理に携わる企業に対して重視しているということ。これは住宅という大切な資産を購入するにあたって“信用”を求めていることの現れですね。特に、この世代は他の世代と比べて購入時に拠出する自己資金額が大きい傾向もあり、より慎重になることから、信頼できる企業から購入したいと思うのでしょう。

これからマンションを購入する方は重視、優先を決めよう!

このアンケートの結果から、世代や世帯によって住宅に対して重視する項目にどのようなものがあるのかわかりましたね。これからマンション購入を検討する方にとっては、自分と同世代、同様の世帯の方々がどういった点を重視しているのかは参考になるものだと思います。

ライフスタイルに合わせ、自分ならどこを重視するのか、あらかじめ優先順位を決めておくのとマンション購入の際に役立つでしょう。

情報提供:不動産コンサルタント 秋津 智幸

不動産サポートオフィス 代表コンサルタント。公認不動産コンサルティングマスター、宅地建物取引士、ファイナンシャルプランナー(AFP)、2級ファイナンシャル・プランニング技能士。不動産コンサルタントとして、物件の選び方から資金のことまで、住宅購入に関するコンサルティングを行なう。