マンション購入ガイド
マンションの間取りの選び方とは?
分譲マンションの購入を検討していて、物件サイトで間取りをチェックしています。家族にとって住みやすい間取りとはどのようなものでしょうか?マンションの間取り選びのポイントを教えてください。また、マンションの間取りにはWICやSICなど色々な用語がありますが、それぞれの意味も整理したいです。

マンションの間取り選びでは、ご家族のライフスタイルに合った間取りが何か考えましょう!
情報提供:マンション暮らしガイド編集部
目次
分譲マンションを購入する時に欠かせないのが間取り選び。
マンションによって少しずつ違っていたり、同じマンションの中でもいくつかのタイプが用意されていたりします。購入の際はご自身の暮らしに合わせた間取りのお部屋を選びたいものですね。
今回は、マンションの間取りについてご紹介いたします。

マンションの間取り図に出てくる用語の意味とは?
「どんな部屋がいいかな」と分譲マンションの部屋の間取り図を見ていると、なんだかよく分からないアルファベットがたくさん出てきますよね。
ここでは、マンションの間取り図に出てくる用語を整理してみましょう。
LDK
LDKは、リビング・ダイニング・キッチンのこと。
リビングと食事をするダイニングスペース、さらにキッチンがひとつの空間にあるお部屋で、特にファミリー用物件ではこのような形になっているマンションが多いです。
LDKの頭についている数字は、その他のお部屋の数です。
3LDKの場合はLDK+3部屋ということになりますね。
WIC(ウォークインクローゼット)
最近大人気の収納スペース、ウォークインクローゼット。
歩いて入れるスペースのあるクローゼットで、寝室についていることが多いです。
一般的なクローゼットと違って、スーツケースやスポーツ用品などの大きなものも一緒にまとめて収納することができるので、お部屋をすっきり広く使うことができます。
また、大型のウォークインクローゼットの場合、クローゼットの中に鏡を置いて着替えるスペースにするという方も。
SIC(シューズインクローゼット)
玄関の横にあるシューズインクローゼットは、靴を収納するスペースです。
一般的な靴箱との違いは、土足のまま歩いて入れるスペースがあること。
「靴が多くてあふれてしまう!」という方には、来客時にもサッと玄関をすっきり片付けられる、うれしい収納スペースですね。
N(納戸)
廊下などにある便利な収納スペース。
扇風機などの季節物やストックしている雑貨、掃除機などを収納する方が多いです。
MC(マルチクローゼット)
マルチクローゼットは、納戸と同じようなものと考えていただければいいでしょう。
ご家族のクローゼットとしても使える便利な収納スペースです。
DEN(書斎)
パソコンを置いたり、仕事をしたりする書斎。
リビングや主寝室の一角に設けられていることが多いです。特にお家でお仕事をされることが多い方には、あると便利なスペースです。
上記でご紹介した以外にも、物件によって様々な間取りや収納スペースがあります。
和室
お布団で就寝される方には、やはり和室は人気です。押し入れもお布団の他、大型の収納スペースとして使えます。
布団クローゼット
最近の分譲マンションでは和室付きの間取りは少なくなってきていますが、洋室でお休みになる方がお布団を収納できるように、洋室に布団クローゼット収納付きの物件もあります。
パントリー(食品庫)
食料品などのストックに便利な収納スペースがキッチンに設けられていることも。
リネン庫
洗面所にある、タオル類や洗剤などを収納できるスペースです。お風呂の近くなので、下着類を置いておくのにも便利です。
共用物入
廊下やリビングに設けられている収納。掃除機などのお掃除用品や雑貨のストックに最適です。
分譲マンションの間取り選びのポイント
マンションの間取りを選ぶ際にまず考えたいのが、家族構成やライフスタイル。
・ご家族は何人で、必要な部屋数はいくつですか?
・どんな住まい方が理想ですか?
・どれくらいの収納スペースが必要ですか?
様々な視点から、ご家族に必要な間取りを整理していきましょう。
家族構成の変化や、理想のライフスタイルについても考えておきたいものです。
例えば、今はお子さまが1人だけど、将来的にもう1人考えている。
そんな場合は、お子さまが大きくなった時にそれぞれの部屋を確保できるように、部屋の数を考えておくといいですね。
また、家族が一緒に過ごす時間を大切にしたい。
そんな方なら、家族全員が集まるのに十分な広いリビングがあるといいですね。人気の対面キッチンなら、お料理をしながらでも家族との会話を楽しめます。
こんなところが人気!マンション間取りの人気ポイント
分譲マンション購入の際に、多くの方が喜ばれる人気のポイントをご紹介いたします。
収納が多い
ウォークインクローゼットやクローゼット、共用の物入れなど、収納スペースが多いお部屋はやはり人気です。
収納スペースが多いと、お部屋の中に収納用の家具を置く必要がありません。そのため、お部屋をすっきりさせ、広くお使いいただくことができるのです。
対面キッチン
ほとんどのマンションで採用されている対面キッチンも人気ポイントのひとつ。
キッチンからリビングまで見通せるので、お料理中でもお子さまの様子を見ていられたり、リビングにいる方との会話もはずみます。テレビを見ながら料理をすることもできますよ。
ウォールドア
リビングとお部屋を仕切ったりつなげたり自由に動かせるウォールドア。
お子さまが小さく、リビング中心の生活をしている間はお部屋をつなげて空間を広くとっておき、将来的にお部屋が必要になった時には仕切って使うということも可能です。
バルコニー
マンションのバルコニーは狭いというイメージを持たれている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、最近の分譲マンションのバルコニーは広く取られていることが多く、モデルルームを見学されて、広さに驚かれる方もたくさんいらっしゃいます。
洗濯物干しはもちろん、バルコニーでプランターガーデニングもお楽しみいただけます。
※バルコニーでのガーデニングについては、各物件の管理規約に規定がございます。詳しくはご検討物件の販売担当者にご確認ください。
何階のお部屋に住みたい?
お部屋の中の間取りだけでなく、お部屋の階数も考えてみましょう。
眺望重視派の方には、上層階にあるお部屋が人気です。視界を遮るものが少なく、遠くまで見渡せるのはマンションの高層階ならではの特権ですね。
ただし、隣に建物が建っていたり、前面の隣接状況にもよるので、事前にしっかり確認しましょう。
逆に低層階の方がいいという方も。階数が低いとお部屋への往復がしやすいのがポイント。「忘れ物をしてしまった…」なんて時にも、比較的短時間でお部屋に戻りやすいです。
また、1階には専用庭がついているマンションも。マンションでありながら、一戸建てのように庭を楽しむことができるので人気です。プランターを置いたり、テーブルや椅子を置いてテラスのようにお使いいただけます。
※専用庭の利用については各物件の管理規約をご確認ください。
ライフスタイルや理想の暮らし方に合わせた間取りを
どのようなところを見て間取りを選べばいいか、イメージしていただけましたでしょうか?ご家族のライフスタイルに合った、素敵なマンションを見つけられるといいですね!

情報提供:マンション暮らしガイド編集部
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