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収納ガイド

Question

シンク下の奥行きを活かす上手な収納とは?

あまり使わないモノや細かい台所用品をシンク下の奥のほうに入れてしまい、今や何があるのかわからない状態です。奥行きのあるシンク下の収納活用法を教えてください!

Answer

キッチンの中でも収納に困りがちなのがシンク下の奥のスペースですよね。出し入れしにくく、デッドスペースになりがちな奥行きのあるシンク下も、工夫次第で有効活用できますよ。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

シンク下、お宅はどんなタイプ?

奥行きのあるシンク下の収納をする前に、ご自宅の収納のタイプをチェックしてみましょう。キッチンによって奥行きは25~65cmとさまざまですが、基本的には2タイプに分かれます。

鍋と収納と主婦
※イメージ写真

[ 1 ] 引き出しタイプ(スライド式)
その名の通り引き出しタイプのシンク下収納です。引き出しタイプは上からモノを見て確認し取り出せるため、手前のモノはもちろん、奥のモノもしゃがむことなくラクに出し入れできます。

[ 2 ] 観音開きタイプ
観音開きタイプとは、扉が2枚付いた、両開き(左右開き)するタイプです。前から見ることで奥に収納されているモノが見えづらく取り出しにくいという難点がありますが、シンク下の奥行きを無駄なく活用できるため、アイデア次第で収納の幅は広がります。

タイプ別、シンク下の奥行きを活かした収納方法

ただ詰め込んでいくと、奥のモノが見えないため、まだシンク下にあるのに買ってしまった…なんていうことも。すべてをサッと見渡せて、必要なモノがすぐに取り出せ、ストック管理もラク!そんなシンク下の奥行きを無駄にしない収納方法をご紹介します。

皿とボウルとタッパー

引き出しタイプは仕切りを使う
引き出しタイプは、ファイルボックスなどを使って種類別にわかりやすく「仕切る」ことが大切です。奥にしまったモノも一目で見つけることができますよ。また、ファイルボックスやカゴなどを使うことで、モノを立てて収納することができ、高さを活かした空間使いをすることができます。

皿とボウルとタッパー

観音開きタイプは収納アイテムを使い分ける
●収納ラック・引き出しを使う
観音開きの収納空間は、大きさ・広さ・高さを仕切って使い切ることがポイント。ラックや引き出しは、奥行きや高さを活用する手段のひとつとしておすすめのアイテムです。シンク下の扉を開けて、さらに引き出しを開けて…となると手間に感じてしまうかもしれません。しかし、引き出しタイプのシンク下と同じく、引き出すことによって中に入っているモノを上から俯瞰してみることができます。

●ファイルボックスを使う
ファイルボックスは、立てても寝かせても使えるので便利です。

立てて使用する場合は、キッチン回りの掃除スプレーや、液体洗剤などをまとめてしまっておくといいですよ。お皿などの食器は1枚ずつ、鍋も1つずつ、取っ手部分を上に向けて入れます。引き出せば奥に入れているモノも出しやすいですね。

寝かせて使う場合は、重ねて棚のようにすることができます。このように使う際にはたわみやすいので、保存容器やボウルなど軽めのモノを収納しましょう。なるべく頻度の少ないモノを奥に入れるようにするとよいですよ。

●突っ張り棒を使う
突っ張り棒を設置すると、シンク下・上部の空間も有効活用できます。1本設置した場合には、掃除用スプレーやゴム手袋などを引っ掛けて収納することができます。奥と手前に2本設置すると棚代わりになります。上にラップやアルミホイル、キッチンペーパーなどを置くことができ、シンク下の奥まで有効に利用できますよ。

奥行きのあるシンク下の収納も、工夫次第で出し入れしやすい収納スペースを作ることができます。快適に収納できれば、キッチンでの作業もムダがなくなり、効率もアップします。ご自宅のシンク下の奥行きに合わせて空間を有効活用してくださいね。

●シンク下・コンロ下の収納に関する記事はこちら

キッチン下の収納は「出しやすさ」を基本に!便利な収納アイデアをご紹介

シンク下やコンロ下の収納方法についてご紹介しています。

(撮影協力:今井 知加)

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。