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収納ガイド

2017.03.03 更新:2019.04.03

Question

シンク下・コンロ下の収納は「出しやすくしまいやすく整理する」のがポイント

キッチンの中でも、シンク下やコンロ下がごちゃごちゃしてしまいます。鍋やフライパンなど、とりあえずシンク下やコンロ下に収納しているのですが、取り出しにくく、デッドスペースも多く、いつも使いにくさを感じています。料理がしやすくなる、シンク下やコンロ下の収納方法を教えてください。

Answer

シンク下やコンロ下は、料理をする時の動きを意識して収納することで効率よく料理ができるようになります。収納場所の形状や入れるモノによって「コの字ラック」、「スライドラック」、「ファイルボックス」などを使い分けて活用しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

大きさや形、使う用途もさまざまなキッチングッズ。丸い鍋やフライパン、やかんなどは四角い引き出しに収納すると四隅にデッドスペースができてしまいます。

「なんだか、シンク下やコンロ下の収納が使い切れていない…」「シンク下やコンロ下収納にたくさんある鍋やフライパンを重ねると、下のモノを取り出すのも面倒になり、いつも上にあるものモノばかり使っている…」と、キッチンの中でも、シンク下やコンロ下の収納に関するお悩みの声をよく聞きます。

キッチンはお料理をする人にとってコックピットのような場所。使いにくいキッチンでは、せっかくのキッチングッズも活かしきれません。無駄な動きや、出し入れに手間取ることのないように、自分に合った収納で毎日の家事負担を少なく、お料理を楽しく!「もっと使える!キッチン収納計画」を立ててみましょう。

キッチンでフライパン片手に楽しそうに微笑む女性
※イメージ写真
キッチンの収納は動線で考える!

キッチングッズは、大きく分けると2種類、「水」で使うグループと「火」で使うグループに分けることができます。「水まわりで使うモノ」はシンク下、「火のまわりで使うモノ」はコンロ下に収納しましょう。収納の基本ですが、使うモノを使う場所に合わせて収納すると、無駄な動きが減り、家事がスムーズに行えます。

水まわりで使うものはシンク下へ

シンク下にはザルやボウル、サラダピルスナーなど、水まわりで使う調理器具を収納します。実はパスタ鍋ややかんもシンク下に置きます。火にかける前に必ずお水を入れるので、シンク下に収納するのがベストなのです。

お掃除用洗剤やスポンジ、水切りネットやポリ袋もシンク下にあると、生ごみの処理などがサッとできます。ラップやキッチンペーパーなどもシンク下に収納してあると便利です。

火のまわりで使うモノはコンロ下に収納
コンロ下のスライド式収納を開けたところ

コンロ下は直接火にかけるフライパンや、鍋、鍋蓋などを収納します。鍋つかみ(ミトン)や、鍋敷きなどもコンロ下にあると、パッと取り出せて便利ですね。ファイルボックスを使うと格段に使いやすくなりますよ。

油や、調理酒、みりんなど、火にかけて使う調味料もコンロ下にあると調理がスムーズにできます。また、残り油を処理するための吸収剤も一緒に収納しておくと、使った後の油処理がしやすくなります。

なお、コンロ下には食器の収納も可能です。写真のようなスライド式収納でないお宅も、市販のスライド整理棚などを使えば高さを活かしたスペースを有効活用できますので立てて収納することで空間を活かし収納量をアップさせてみましょう!

利き手によっても使い勝手は違うもの
コンロ下に収納したお鍋を取り出すところ

お料理をする人が右利きか左利きかによっても使い勝手は違ってきます。コンロ下の収納スペースの中でも使いやすいのは利き手側。調味料などパッと取り出したいものは利き手側(右利きの人なら右側)に配置します。

鍋の向きも、使いやすいと感じる方向は人によって違うものです。些細なことですが、ご自身のライフスタイルや癖なども考えて、最も使いやすい収納を計画しましょう。

ファイルボックスを使ったコンロ下収納の図解
観音開きのシンク下・コンロ下は「ラック」を使いこなそう!

観音開きのシンク下・コンロ下収納は、空間が広く、大きなものや高さのあるモノがたくさん収納できるのですが、ついつい詰め込み過ぎたり、奥のモノが取り出しにくくて手前のモノばかり使ってしまう傾向があります。

【方法その1】 コの字ラックで空間を上下に分ける
観音開きタイプのシンク下・コンロ下収納では、空間を四角く区切って、高さ・奥行きを活かした収納をしましょう。

高さを活かすのに最適な収納グッズが「コの字ラック」です。ラックを使って上下に空間を分け、鍋を上段・下段に分けて収納すると、使いやすく、高さも活かせます。これなら重ねると取り出しにくい鍋もスッと取り出せます。

【方法その2】 スライドラックで奥行きを活かす
また奥行きを活かした収納には、カゴ部分を手前に引き出すことができる「スライドラック」を使います。ラックのカゴに入れたモノを引き出して使うことができるので、手前・奥を活かした収納が実現します。スライドラックには2段式のモノもあり、それらを使うことで高さの空間を活かすこともできます。

スライドラックがない場合、手軽に利用できるのはファイルボックスやカゴ。100円均一ショップでもそろえることができます。

ラックを使ったシンク下収納の図解

【方法その3】 扉の内側にキッチンツールを収納
ラップ・ホイル用のラックや、雑誌を収納するワイヤーラック、メッシュのペン立て・小物入れ、横型で複数かけられるフックなどの商品を扉の内側に付ければ、キッチンツールの収納場所に早変わりします。

小物入れにはキッチンハサミや缶切りなどを入れ、フックにはピーラーやフライ返しなど吊って干すキッチンツールをかけるとすごく便利です。雑誌用ラックにはトレーや、よく見る料理本なども収納可能になりますよ。素材はスチールやステンレス製だと丈夫で安心ですね。

スライド式のシンク下・コンロ下はファイルボックスを利用!
ファイルボックスを利用したコンロ下収納を上から見たところ

スライド式のコンロ下収納でも、ファイルボックスを利用すると使いやすくきれいに収納することが可能です。フライパンや鍋蓋・キッチンツールなど、そのまま置くと場所をとるモノも、立てて収納するとグッと収納場所を節約できますね。スライド式のシンク・コンロ下収納でも、100円グッズのファイルボックスを使って、立てる収納を取り入れてみましょう!重ねて収納するより、取り出しやすさも実感できます。

スライド式引き出しタイプのシンク下・コンロ下収納は、奥のモノがすべて見渡せるので、全体を把握しやすく使いやすい反面、高さに制限があります。収納するモノの高さをしっかりと把握して、空間を上手に使いこなしましょう。

写真のように目線が上から見渡す形となりますので、容器の蓋などにラベリングをするとより使いやすくなりますよ。

ゴミ袋はシンク下に収納
専用ケースにゴミ袋の大きさをラベリングしたところ

衛生面からも清潔さをキープしたいキッチンはゴミ袋の交換回数が多くなります。交換の際に使うゴミ袋や水切りネットは、シンクの近くに置きましょう。使う場所に使うモノを収納すると、家事動線が短くなり家事の時短につながります。

ゴミ袋や水切りネットは、100円均一ショップでも専用のケースが販売されていますが、収納するスペースに合わせて専用ケースやカゴなどを有効に使い、立てて収納しましょう。さらにラベリングによって袋の大きさを「大」「中」「小」と区分けしておくと、より使い勝手がよくなりますよ。

ちなみに、ゴミ袋とともにスポンジなどのキッチン掃除用品や、ジッパー付き保存袋・キッチンペーパーなどのストックも一緒に収納しておくと、キッチンで使う消耗品としてグループ化されて管理しやすくなります。

巾木(はばき)収納には重いモノやたまに使うモノを

最近は巾木(はばき)収納と言って、調理台収納の1番下の段に、高さが低めの引き出しがついているキッチンもあります。意外と使いこなせていないのがこの巾木収納。

しかし足元にある巾木収納は、実は使いやすい収納です。重いモノや、たまに使うモノを置くのに最適!ホットプレートや土鍋、カセットコンロなどはもちろん、普段使わない大皿やセット物の食器などを収納しておくと、「しまい込んでしまって出すのが面倒だから…」と使えていなかったモノが出しやすくなり、活躍の場が広がります。他にも、350ml缶がジャストサイズで収納できますよ。

キッチンは清潔に!が基本
調味料を収納したコンロ近くの引き出し

キッチン周りは毎日使う場所なので、どうしても汚れやすくなります。特にコンロ近くは油がはねやすいところ。よく使う調味料も出しっぱなしにせず、コンロ近くにしまう場所を確保しておいた方がよいでしょう。

また、調味料の液だれなど汚れが気になるモノは直置きせず、カゴやファイルボックスを駆使して収納するのがおすすめです。調味料をカゴやファイルボックスに入れることで、使いたいときにサッと取り出しやすく、掃除もしやすくなります。キッチンを清潔に保つためには他にもいくつかのポイントがあります。シンク下・コンロ下を中心にそのポイントを整理しましょう。

【ポイントその1!】 7~8割の収納量を保つ
シンク下、コンロ下は空間が広く、高さを活かした収納が多いため、ついついモノを詰め込み過ぎる傾向がありますが、理想の収納量は全体に対して7割から8割です。入れ過ぎたり詰め込み過ぎた収納だと、出すのも戻すのも面倒になります。少し余裕がある程度の収納量を目指しましょう。

【ポイントその2!】 食品はシンク下に収納しない
シンク下は配管があり、湿気の溜まりやすい場所です。食品は湿気に弱いので、シンク下には収納しないようにしましょう。この場所は水がずっと流れているため、乾燥することがありません。天気の良い日は扉を開けて、湿気対策のために換気をしましょう。

【ポイントその3!】 出しっぱなしにしない
調理する場所を広く確保できるように、キッチンにはモノを出しっぱなしにしないことが大切です。収納をひと工夫することで、片付けやすく掃除がしやすい清潔なキッチンを保ちましょう。

使いやすいシンク下・コンロ下収納でキッチンを快適に
キッチン用品 収納
※イメージ写真

キッチンは火や水、刃物など、さまざまなモノを使いながら、短時間で調理をする場所です。使い勝手が悪く、モノがゴチャゴチャと置いてあると、思わぬケガや火傷の原因にもなりかねません。出しやすく、戻しやすいシンク下・コンロ下収納を心がけましょう!
そのためには、再度以下のポイントを意識します。

  • ・どこでどんな作業をするのか動線を考える
  • ・よく使うモノは出しやすい場所に
  • ・あまり使わないモノは別の場所に

それぞれ使う場所を考えて、収納を有効活用しましょう。お料理をもっと楽しく、キッチンをもっと快適に!シンク下とコンロ下の収納計画を立ててみてください。

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使いやすく整えたい場所の代表「キッチン」について、片付けの基本手順と、場所別・アイテム別の収納方法を紹介します。

(撮影協力:今井 知加)

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。