収納ガイド

2017.03.29  更新:17.11.09

Question

キッチン収納術の基本とは?

主婦なのでキッチンで過ごす時間が長いのですが、調理中や買い物の前後など、モノを探すのにウロウロしてしまう時間が結構長い気がします。キッチンで効率的に動けるようにするためには、どこに何を収納したらよいのでしょうか?また、私の不在中にも家族が使いやすいキッチン収納とはどのようなものなのでしょうか?キッチン収納のコツを教えてください。

Answer

キッチンにある様々なアイテムを、お片付けが簡単なモノから順番に見直して使いやすい収納を目指しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

街の書店にはお片付け本コーナーができ、女性誌では毎月特集が組まれるほどの収納・お片付けブーム。

「我が家もお片付けしなきゃ」と思ったものの、
「何からお片付けすればいいの?」「どこから手を付けたらいいか分からない!」
という声も聞こえてきます。

そんな方には「まずはキッチンの整理収納から」をおすすめします。

理由は2つ。

[1] キッチンにあるモノは賞味期限のある食品や毎日使う調理器具なので、収納の基本【整理】=要・不要の分別がしやすく、使う目的もはっきりしているので片付けやすいため。

[2] キッチンは毎日使う場所なので、使いやすくなったキッチンで【整理収納の効果】を実感すると、他の場所のお片付けのステップアップへと繋がるため。

キッチンを使いやすく整えて、整理収納の効果と楽しさを感じ、「収納ステップアップ」を目指しましょう!

収納の基本手順とは?

まずは収納の整理をする際、実際に現場で行う手順をお伝えします!

この手順は、キッチンに限らずクローゼット、玄関、リビング等、どの場所のお片付けにも共通しますので、マニュアルとして覚えておくとよいでしょう。

[ステップ1]
お片付けする場所のモノをすべて取り出す

[ステップ2]
同じアイテムごとにまとめて置いていく

[ステップ3]
要・不要の分別をする

[ステップ4]
ステップ3で必要と残したモノを適切な場所へ収納する

[ステップ5]
ラベリング(シールに中身を記入して貼る)をする

今回はステップ4にあたる『キッチン収納で適切な場所とは?』についてお伝えします。

キッチンの中でもお片付けの難易度が低い場所から取りかかると、次のお片付けのステップアップ、スピードアップ、モチベーションアップにつながりますよ!

キッチンの片付けを成功させる手順とは?

キッチンの中で最もお片付けが簡単な場所「冷蔵庫」から順番に見ていきましょう。

レベル1.冷蔵庫
冷蔵室や野菜室にある食品は、消費期限・賞味期限が短いものが多いため、食品の入れ替わりのサイクルが早く、キッチンの中で最も整理の作業、分別がしやすい場所です。

また、毎日食べる食品や使う食材は扉を開けてすぐ手が届く場所へ置く…。
といふうに、収納場所も決めやすいですね。

冷凍庫の食品は賞味期限が長いですが、どのような食品が入っているのかが一目で分かるように「立てて並べる」という収納の基本を覚えておきましょう。

[Point]
・よく使うものを目の高さや手前に
・グループごとにまとめて収納
・冷凍庫内は立てて収納
・野菜室はスペースを区切って種類別収納

詳しくは
『冷蔵庫の中をきれいに整理する収納術とは?』をご覧ください。

レベル2.常温保存食品
冷蔵庫内の食品と違って、賞味期限が長い常温保存食品。
賞味期限が長いからこそ、その食品の期限がすぐに分かるように収納しておかないと、いざ使おうと思った時には期限切れだった、ということになります。

常温保存食品を収納する場所はキッチンのパントリーやバックカウンターです。

冷蔵庫のお片付けで習得した収納術で、キッチンに賢くストック管理ができる収納システムを作りましょう。

[Point]
・同じ種類の食品をまとめてカゴ入れ収納する
・「カゴに入る分だけストックを持つ」という買い過ぎ防止のルールを作る
・「先に購入したものから使う」賞味期限がすぐに分かる収納システムを作る

詳しくは
『食品収納術をマスターして買い物上手に!』をご覧ください。

レベル3.調味料
レベル1からキッチンの食品がきれいに整ってきたところで、続いては調味料の収納術をお伝えします。

毎日のお料理に使用する調味料。
サッと取り出せる収納で、お料理の時短を叶えると、楽しくお料理ができます!

[Point]
・調味料を入れる容器を統一し、袋から移し替えて使用
・調味料の収納場所は、動線(キッチンで料理をする時の動き)と使用頻度を考えて決める

詳しくは
『明日からの料理が楽しくなる!調味料収納術』をご覧ください。

レベル4.調理器具
毎日使うフライパンや鍋、ボウル、キッチングッズ…。
重ねて収納しているせいで取り出しにくくかったり、使用する場所の近くになかったりと、使いづらいキッチンでは無駄な動きがお料理の楽しみを半減させてしまいます。

短時間で楽しくお料理ができるように、キッチンに調理器具が出しやすく戻しやすい収納システムを作りましょう。

[Point]
・『水まわりで使うモノ』はシンク下、『火のまわりで使うモノ』はコンロ下に
・高さを上手く使える収納グッズを利用する
・汚れやすいキッチン周りには直置きせず、カゴ等を使い掃除しやすいシステムに

詳しくは
『キッチンのシンク下・コンロ下を使いやすくきれいに収納するには?』をご覧ください。

レベル5.食器
割れたり欠けたりすることがない限り増える一方の食器。
量が多いからとやみくもに詰め込んだ食器棚では「いつも同じ食器ばかり使っている」「お祝い事でいただいた素敵な食器は箱に入ったまま食器棚の上に…」ということになってしまいます。

毎日使うものだからこそ、見やすく、取り出しやすい食器棚の収納システムを作り、素敵な食器を上手に使いこなしましょう。日々の暮らしがワンランクアップしますよ!

[Point]
・「よく使う食器」「たまに使う食器」「年に一回イベントで使う食器」と分類をする
・使用頻度や食器の種類、形によって収納場所を決定
・一番使いやすいのは目から腰の高さの中段、二番目に使いやすいのは下段、手が届かない上段には使用頻度の低いモノを収納

詳しくは
『食器棚から食器を取り出しやすく収納するには?』をご覧ください。

キッチンから片付けて家全体をキレイに

キッチンで使用するモノを適切な場所へ収納することにより、お料理の動線がグッと効率 よくなります。

使いやすく戻しやすい収納計画により、楽しくお料理ができるキッチンの仕組み作りを実現させましょう。

まずキッチンで整理収納の効果を実感すれば、「収納ステップアップ」につながりますよ!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。