収納ガイド

2017.03.28  更新:2017.11.07

Question

かさばる鍋やホットプレートの収納術とは?

先日ホットプレートを購入して使ってみたところ家族に大好評でした!ただ、重くて場所を取るので収納に困っています。子供達にリクエストされている「たこ焼き器」もあったら便利だとは思うのですが、収納場所のことを考えて購入を迷っています。普段使わない大きめの鍋やホットプレートなどはどのように収納すれば使いやすいのでしょうか?

Answer

かさばる鍋やホットプレートなどは使いやすく取り出しやすい「下段」を使っての収納が最適です。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

たまにしか使わないけど、あったら便利なキッチングッズ。
圧力鍋、中華鍋、土鍋、たこ焼き器…
カセットコンロにホットプレート、ミキサーなどなど…。

毎日の生活で使うことは少ないモノですが、家族そろっての食卓やホームパーティーなどで使う鍋やホットプレートなどのキッチングッズは、ご家庭に一つはありますよね。

このような大きく、重く、形もふぞろいな鍋やホットプレートなどのキッチングッズ、どこにどのようにしまっておけば良いのか困っている方を多く見かけます。

「あまり使わないから…」と高い棚の空いた場所にしまい込んだり、「キッチンには置けないから…」と廊下収納に押し込んでいると、出すのも面倒に…。

出したら出したで今度はしまうのが面倒になり、しまいっぱなしで大きな鍋やホットプレートの出番がめっきり少なくなってしまった…という声をよく聞きます。

収納問題が解決できたら、もっと活用できる!
せっかくの鍋やホットプレートを使いこなせるように、収納のポイントを知って、もっと暮らしを楽しみましょう。

キッチン収納の基本とは?

モノを収納する時に最初に考えるのは、「どこで何をするのか?」そして、「どのぐらいの頻度で使うのか?」ということです。

一番よく使うモノは中段に収納
人が使いやすいと言われる場所は目から腰の高さです。
この高さをゴールデンゾーンと言い、一番よく使うモノを収納します。

次にしゃがんで取れる下段。
そして手を伸ばしたり、踏み台などを使う上段。

中段>下段>上段=よく使うモノ>たまに使うモノ>めったに使わないモノ

の順に収納していきましょう。

使用頻度の低い重いモノは下段に収納
ただ、たまにしか使わないからと言って大きな鍋やホットプレート、ミキサー等の重いモノを上段に収納すると、取り出しにくいうえに落下などの危険もあり、これも徐々に使わなくなる原因に。

では、大きな鍋などを中段に収納するのはどうでしょうか?
毎日使うことはないモノなので、一番使いやすいゾーンにこれらのキッチングッズを収納すると、よく使うモノが置けなくなり不便ですよね…。

たまにしか使わない重いモノは、下段に収納するのが最も適しています!

巾木収納も活用しよう
最近のキッチンは、以前、調理台を置くための巾木と言われた足元の部分が、引き出し収納として使えるようになっています。

巾木収納ができることで、収納力がグッとアップします。
貴重な巾木収納をストックなどの保管場所に使わず、使える収納として活用しましょう!

観音開きのコンロ下に鍋を収納するには?

観音開きタイプの収納は空間が大きく、高さや幅も広くなるので、空間を四角く仕切って使うことがポイントです。

コの字ラックを活用する
コの字のラックを使って、高さを上下に分けることで空間を利用しましょう。
圧力鍋は頻度に合わせて、よく使うなら上段に収納、あまり使わないのなら下段に収納します。

ラックの場合、上段は立ったまま調理をしている時にもかがまずにサッと取り出せる高さですが、下段はラックに引っかからないようにかがんで取り出す必要があります。
置くモノの使用頻度に合わせて、上段か下段か考えて収納しましょう。

また、圧力鍋はフタ部分に突起があるため高さが必要になりますが、フタを裏返して収納することで、高さも有効に使えます。

ファイルボックスを活用し立てて収納
中華鍋など平置きすると場所をとるモノは、なるべく立てて収納します。

100円ショップなどで市販されている「ファイルボックス」を使って、中華鍋などを立てて収納しましょう。ファイルボックスには収まりきらない場合は、ファイルスタンドやブックスタンドなどで仕切って立てましょう。

重ねて収納すると出しにくいのでNG
使用頻度の低い中華鍋をフライパンなどの一番下に重ねて置いている方も多いのですが、重ねると「まず上のモノを出すのが重くて面倒…」と、次第に中華鍋そのものを使わなくなってしまいます。

使いやすく、取り出しやすい収納の工夫をしてお料理を楽しみましょう。

スライド式のコンロ下に鍋を収納するには?

スライド式の引き出し収納は、観音開きタイプと大きく違い、奥の方も上から見ることができるため、空間全体を使いこなすことができます。

使用頻度に合わせて収納場所を考える
しかし、スライド式は高さに制限が出てしまいます。立てて収納しようと思うと、中華鍋のような直径30センチ以上のモノは当たってしまいます。

中華鍋などを平置きする際は、使用頻度に合わせて巾木収納に置くなど、普段使うモノと置く場所のバランスを考えましょう。

また、引き出し収納には上部にもスライド収納がついているタイプも増えています。
上部のスライド収納によく使うフライパンや両手鍋を並べ、下部の引き出し部分に大きめの圧力鍋や中華鍋を置くなどすると、普段のお料理に合わせて使いやすくなりますよ。

土鍋・カセットコンロの収納方法とは?

土鍋とカセットコンロは一緒に収納
土鍋とカセットコンロは一緒に使うモノ同士でグループにして収納しておきます。

巾木収納があれば、土鍋とカセットコンロを箱から出していつでも使えるようにしておくと、「出すのが面倒…」というのがなくなり、使用頻度が上がります。

巾木収納がない観音開きの収納の場合は、食器棚の下段の引き出しや、パントリー下段などに土鍋とカセットコンロを収納します。

購入時の箱は仕切りが必要な場合のみ使う
この時は「購入時の箱」を収納ケースのように利用するとスッキリ収まります。
空間を仕切るのに必要な場合のみ購入時の箱を利用し、仕切る必要がない場合は使いやすく出しておくといいですよ!

ホットプレートの収納方法とは?

使っていない付属品がないか確認
ホットプレートはフタ・プレートなど部品が多くかさばります。

購入時についてくる付属品を全て使っているのか、一度見直してみましょう。
使っていないプレートを外すだけで、隙間空間を利用して収納できることがあります。

家電ラックなどを利用する際は、箱に立てて収納するのもおすすめ。
巾木収納の場合は箱から出して収納してください。

最近はホットプレートを使った様々なレシピがあり、時短にもつながり便利ですよ!

ミキサーの収納方法とは?

パーツを分けてカゴに収納
組み立てると大きなミキサーも、本体と電動部に分けてカゴに入れればコンパクトに収納することができます。

上段に収納するなら取手付きケースに
本来なら、ミキサーは重いモノなので収納は下段が良いのですが、使用頻度が少なければ吊戸棚ストッカーを使って上段に収納します。

吊戸棚ストッカーとは取手付きの収納ケースです。取手がついていることで、吊戸棚のような高いところに入れても取り出しやすいようになっています。

この時、100円グッズなどの安価な取手付きケースでは中に入るモノの重さで取手がたわんでしまいます。ホームセンターなどで売られている、本体下部まで取手がある吊戸棚専用ケースを使いましょう。

魅せる収納にしても
最近は朝にスムージーを作って健康に気を配る方も増えていますね。

「ちょっと面倒だけど、習慣にしよう」と、あえてミキサーを見える場所、よく使う場所に出してみるのもいいのではないでしょうか?

使った後もすぐに洗えるキッチンカウンターなど、定位置を決めてミキサーを使いこなしましょう!

大きな鍋も賢く収納して出番を増やそう

収納に困ってしまう「かさばる・重い・形がふぞろい」なキッチングッズも、収納のポイントを知って「使いやすく、元に戻しやすく」するとグッと使用頻度が上がります。ライフスタイルに合った収納をしましょう。

モノは使ってこそ意味があります!大きな鍋やホットプレートなどの出番を増やして美味しい料理と共に楽しい時間を過ごしてくださいね。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。