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マンション購入ガイド

2017.03.16

Question

分譲マンションを購入してからかかる費用とは?

分譲マンションの購入を検討しているのですが、分譲マンションではローン返済の他にも毎月管理費などがかかると聞きました。管理費を払わなければならないと聞くと、マンション購入を少し躊躇してしまいます。分譲マンションの管理費って、必要なのでしょうか?またその他、購入してからかかる費用についても知りたいです。

Answer

分譲マンションを購入するとかかる管理費などの費用は、快適に暮らし続けるために大切!

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

住宅ローンを使って分譲マンションを購入すると、毎月ローンを返済していくことになりますが、住宅ローンを使わずに現金で購入したとしても、毎月支払う必要のある費用があります。それに加えて、不動産を持っていると毎年かかる税金も。

かかる費用は、主に以下のようなものがあります。

毎月かかる費用
・住宅ローン返済
・管理費
・修繕積立金
・駐車場代/駐輪場代
・専用使用部分使用料(専用庭やルーフバルコニー)
・その他費用(町内会費・インターネット設備利用料など)

毎年かかる費用
・固定資産税
・都市計画税

今回は分譲マンションを購入してからかかる費用、またそれぞれ何に使われるのかについてご紹介いたします。

毎月支払う費用:管理費と修繕積立金

住宅ローン返済の他に毎月かかる費用は、一般的に管理費と修繕積立金があります。それぞれ詳しく見ていきましょう。

毎日の生活を安全・快適にするための管理費

管理費はその名の通り、マンション全体の管理に使われる費用です。
分譲マンションを購入するということは、お部屋の他にも共用部と呼ばれる様々な施設や設備を他の住戸の方と共有するということです。

例えば廊下やエレベーター、ゴミ置き場、中庭や植栽も共有部になります。

これらは「共用部」ですが、特定の入居者の方が当番制で掃除などを担当しているわけではありません。しかし誰も管理していないとどうなるでしょうか?毎日多くの人が使ううちに、汚れたりゴミが落ちたり、故障したりということが起こってきてしまいますよね。

このような共用部の管理・維持のために使われるのが管理費です。

入居者の方にずっと安全に気持ちよく住んでいただくために、また、お住まいのマンションの資産価値を保つために、分譲マンションではマンションの管理会社によって日々様々な管理が行われているのです。

清掃

毎日多くの人が行き来するマンションの共用廊下や階段。また、入居者の方専用のゴミ置き場やマンション敷地内の通路など、何もしないとゴミや落ち葉などがたまりがちです。このような場所を清掃し、気持ちのよいマンションを保ちます。

エレベーター

エレベーターを安全にお使いいただくためには、定期的な保守・点検が欠かせません。定期的にメンテナンスを行います。

植栽

マンションの敷地内には、景観のために木々や植木などの緑が植えられていることが多く、このような植栽の剪定などのお手入れをする費用も、管理費に含まれています。

共用施設

パーティールームやキッズルームなどの共用施設がついている分譲マンションなら、入居者の方がそれらを気持ちよく使えるように維持する費用も、管理費に含まれています。

安全のために

防犯カメラや管理人の巡回、専門業者や機器による警備など、入居者の方が安心して毎日暮らせるように管理しています。

・清掃やメンテナンスを専門スタッフに任せて「快適に暮らす」ための費用
・便利な設備や施設を維持するための費用
・安心・安全のための費用
などを管理費と考えたら、必要な出費だということがお分かりいただけるでしょうか。

このような清掃やメンテナンスを入居者が行うのではなく、マンション内に住んでいるそれぞれが共同で管理費を負担し合うことによって、うまく運営しているのです。

大規模改修に使われる修繕積立金

分譲マンションを購入すると、毎月必要になるもうひとつの費用が修繕積立金。
これは、管理費のような日々のメンテナンスとは違い、定期的な改修などを行う際に使われる費用です。

マンションなどの建物は長期的な耐久性能を持って作られていますが、その性能を維持するためには定期的な点検や修繕が必要です。

お住まいのマンションの価値をできるだけ低下させないように、定期的に大規模改修を行う費用が修繕積立金です。

この費用、改修が必要になった時に一気に請求されると、大きな額になるので家計には痛い出費に…。そのため、分譲マンションの場合は積立方式で毎月コツコツと積み立てられるのがポイント。家計の面でも、ある程度支出の目処が立てられるので安心ですね。

どのような住宅でもメンテナンスはいずれ必要になるものです。その点で、ご自身でメンテナンスの計画をしたり、業者を手配する必要がないのが分譲マンションです。必要なことは費用内で計画的にやってくれるので安心ですね。

毎年支払う費用:固定資産税と都市計画税

固定資産税と都市計画税は、土地や建物を所有する方が、年ごとに各市区町村に納める税金です。

固定資産税

固定資産税は、土地や家などの資産を所有すると、毎年納める必要のある地方税です。毎年1月1日現在の固定資産税台帳に所有者として登録されている所有者が、その年度の税を納付する義務を負います。税額は課税標準に税率をかけて算定されます。

[計算方法] 不動産の評価額×1.4%
※各市区町村によって税率は異なります。

評価額というのは、市区町村によって決められる額で、3年に一度見直されます。

都市計画税

都市計画税も、土地や建物を所有していると固定資産税と一緒に毎年納める必要のある税金です。道路や区画整理、公園、上下水道や電気などのインフラ、ゴミ処理場や下水処理場など、私たちの生活に欠かせない公共事業のために使われます。

[計算方法] 不動産の評価額×0.3%
※各市区町村によって税率は異なります。

固定資産税・都市計画税ともに不動産の評価額によって額が変わります。検討する物件が決まったら販売担当者に確認しましょう。

分譲マンション購入後に必要な費用を把握しておこう

このように、分譲マンションを購入するとローン返済の他にも費用がかかります。分譲マンションの場合、長期修繕計画は予め策定されており、どれくらいの費用が必要なのか購入前に確認できるのがポイントです。

購入後に必要な費用を把握して、家計に合った資金計画を立てましょう!

情報提供:マンション暮らしガイド編集部

マンション暮らしガイドの編集部から、マンション情報をお届けします。