モデルルーム見学で理想の住まいを探そう
マイホームとしてマンションを購入するのは、人生でそう何度もあることではありません。また、探すなら家族全員が満足して暮らせるマンションを見つけたいものです。購入してから、「思っていたのと違った」「建物はよいけれど、周辺の環境がよくない」などと後悔しないように、マンションの購入前には十分な検討が必要不可欠です。
新築マンションを選ぶときは、まずインターネットやチラシなどで情報を集め、その後モデルルームを見学するのがおすすめです。実際に間取りや設備を確認したり、建物が建つ現地に行って周辺環境の雰囲気を体感したりすることで、より具体的に住まいのイメージをつかむことができます。ここでは、モデルルーム見学の流れやチェックポイント、注意点を解説します。
モデルルームの種類
モデルルームは、設置されている場所によって棟外モデルルームと棟内モデルルームに分類されます。棟外モデルルームは、実際の建設地とは別の場所にあり、駅の近くや商業施設の一角など、来場しやすい立地に設けられることが多いです。完成前の物件でも、部屋の広さや設備仕様を体感できます。一方、棟内モデルルームは完成した建物内にあり、実際の住戸や共用部の雰囲気を確認できる点がメリットです。
また、展示方法にはフルモデルルームと、ハーフモデルルームの2種類があります。フルモデルルームは住戸全体を見学できるタイプで、家具も配置されており、実際の暮らしを具体的にイメージしやすいのが特徴です。一方で、ハーフモデルルームは、リビングなど住戸の一部が見学できるタイプです。見学できる部分が限られているため住戸全体のレイアウトは、図面等を参考にしながらイメージすることが必要です。
完成前のマンションの場合
主にまだ工事中で、実物を見られない新築マンションの案内をしているのが棟外モデルルームです。完成したときの内装や設備をイメージしやすくなっているほか、建物の全体像が分かるように、マンションの模型が置かれていることもあります。
完成後のマンションの場合
棟内モデルルームでは、室内の日当たりや風通し、戸外の環境などを体感できるため、実際の暮らしをよりイメージしやすくなっています。
どちらの場合も見学の際には、間取り図とチェックリストを活用するのがおすすめです。後に細かい部分で分からないことが出てきた際は、販売担当者に確認したり、再度来場したりしましょう。
モデルルーム見学は見るだけでもいいの?
モデルルームの見学は、見るだけでも問題ありません。購入を考え始めたら、まずはモデルルームに足を運ぶことも1つの方法です。モデルルームを見学することで、マンション購入の具体的なイメージが湧きやすくなるでしょう。
「見るだけで買わない」というのもOK
マンション購入の意思が固まっていない状況でモデルルームの見学をしても問題ありません。「購入すると決めていないけど、まずは部屋を見てみたい」といった方でも気軽に見学することができます。また、すぐに買わなくても、来場時に希望条件をアンケートに記入することで、継続的なサポートを受けられることもあります。
モデルルーム見学のマナー
モデルルーム見学のマナーとして、室内に多々ある装備品や食器類を傷つけたり、壊したりしないように気を付けて回ることが大切です。子どもと一緒に見学する場合も目を離さないよう配慮する必要があります。また、販売担当者が1つ1つの設備仕様を細かく説明する際は、足を止めて、しっかりと話を聞くことが大切です。
そのほか、写真を撮るときは担当者に確認することも忘れないようにしましょう。
モデルルーム見学の流れ
モデルルーム見学の主なステップは、以下の通りです。
- 見学する物件を決める
- 見学予約する
- 受付する
- 説明を受ける
- モデルルームを見学する
限られた時間を有効活用するため、住まい選びをより具体的に検討するためにも、事前準備や当日の確認事項を把握しておくことが重要です。
1.見学する物件を決める
まず、住みたいエリア、予算、間取りなどの希望条件にもとづいて購入を検討する物件を絞り込み、見学する物件を決めます。興味がある物件は資料請求するなど、事前に下調べしておくことで、実際のモデルルームで確認すべきことが明確になり、見学が充実したものになります。
2.見学予約する
事前に予約をしておけば、当日はスムーズに見学できるでしょう。また、モデルルーム見学は、実際に住む人と一緒に行って、使い勝手や居心地を確認することも必要です。同居する人と予定を合わせるためにも、予約は早めにしておきましょう。
子どもがいる方は、子どもと一緒に見学するのをおすすめします。なぜなら、子どもとの暮らしをより具体的にイメージできるからです。その際は、先方にキッズルームの有無を確認しておくと安心です。もし、子供が見学に飽きてしまった場合でも、待機場所があれば、ゆっくりモデルルーム見学ができます。
3.受付する
モデルルーム見学当日は、まず受付をします。記入が必要なアンケートの内容は、家族構成や希望の間取り、予算などです。不明な点や確認しておきたいことは、備考欄に明記しておくとよいでしょう。
4.説明を受ける
説明を聞く際は、マンションの概要と周辺環境の2つのポイントを押さえておくことが大切です。
まず、マンションの概要とは、マンション内の住戸数や駐車場の有無と場所、マンション各階の価格帯やそれらに応じた間取り、入居時期などです。新築の分譲マンションであれば、購入方法が先着順なのか抽選なのかも、確認しておきましょう。
次に、マンション建設地周辺の環境についてもチェックします。たとえば、マンションからの最寄り駅や商業施設、幼稚園や小中学校などの公共施設へのアクセス方法や所要時間などが主なチェックポイントです。スーパーやコンビニ、病院や役所、銀行など利用頻度の高い場所との距離は、日常生活の快適さに直結します。そのほか、周辺の商業施設のにぎわいや車の交通量、騒音についても実際に建設地の周りを歩いて確認しておくとよいでしょう。
さらには災害が起きたときのことも想定し、避難経路や避難場所を確認しましょう。海抜や標高、河川からの距離など地勢上の特徴、マンション建設前の土地の用途などから、マンションの立地を把握し、土壌の安全性を確認します。事前にハザードマップがモデルルームにあるかを確認し、ない場合は行政のホームページで確認してモデルルーム見学に行くと、災害時の説明が分かりやすくなるのでおすすめです。
棟外モデルルームでは、マンション全体の模型や「シアターの映像」を観ることができる場合もあります。シアターとは、CG動画によって、完成後のマンションのイメージや建築上のこだわりなどを紹介する動画のことです。
5.モデルルームを見学する
モデルルーム見学では、実際の暮らしを想像しながら見学を進めましょう。あらかじめ質問したいことや、チェックしておきたいポイントをまとめておくと、見学当日の時間をより有効に使うことができます。
ほかにも、マンションの防犯体制や設備などは、実際に目で見て確認しておきたいところです。管理人の勤務体制や防犯カメラ・オートロックなど、マンションのセキュリティ対策を自分の目でチェックしましょう。
なお、モデルルーム見学には約2時間かかるので、余裕を持ってスケジュールを組んでおきましょう。
【住まい全体】モデルルーム見学のチェックポイント
モデルルーム見学はチェックすべきポイントが多くあるため、事前にチェックリストを用意して臨みましょう。
まずチェックしておきたいのは「住みやすさ」にかかわる以下のようなポイントです。
- 各部屋は適切な広さか
- 生活動線と家事動線はスムーズか
- 各部屋のスイッチやコンセントの位置は使いやすいか
- 空気の入れ替えができるか
各部屋の適切な広さは、同居人数やそれぞれの年齢によって異なります。生活動線や家事動線については、普段家族だけで過ごすときだけではなく、来客時の動きも想定して確認しておくと安心です。また、コンセントの位置などもチェックしておくとよいでしょう。
【部屋別】モデルルーム見学のチェックポイント
玄関やキッチン、リビングなど、各部屋の広さや使い勝手の他、生活動線のチェックも欠かせません。
室内の居室や設備別のチェックポイントは以下の通りです。
玄関
- 靴の収納スペースは十分あるか
- 玄関部分に小物を置けるスペースはあるか
- ベビーカーやゴルフバッグなどの大きなものは置けるか
玄関が散らからないように、靴の収納スペースが家族の所有する靴の数と見合っているかについて確認しましょう。また、小物やベビーカー、ゴルフバッグなど自身や家族のライフスタイルに合わせて置きたいものを置けるスペースがあるかといった観点でもチェックするとよいでしょう。
廊下
- 幅は十分にあるか
- 歩いた際の防音性はどうか
廊下は、実際に通る場合の快適さを考えます。実際に歩いた際に快適に移動ができる幅があるかといった点や、車いすでの移動にも対応できる十分な幅があるかといったことを確認しておきましょう。また、歩いた際の足音がどう響くかといった点についても、実際に家族に歩いてもらって確認することをおすすめします。
寝室
- 窓の位置はどうか
- 窓の遮音性・断熱性はどうか
寝室の窓の位置は、目覚めの光と快適に眠る光の2つの観点からチェックします。寝室の窓が西向きの場合、夏は夕方の強い西日の影響で室温が上がりやすく、エアコンを使わないと寝苦しさを感じる方もいるでしょう。逆に寝室の窓が東向きの場合、朝日が入るので目覚めやすくなる一方、遮光カーテンを使わないとゆっくり寝られない方がいるかもしれません。このような観点を踏まえて、窓の位置を確認しておきましょう。また、快眠のためには静けさと心地よい室温が大切です。遮音性や断熱性もチェックしましょう。
収納
- 各部屋の収納は十分な広さがあるか
- クローゼットは使いやすく、衣類を十分に収納できるか
- ハンガーパイプと棚は用意されているか
間取りに対する理想的な収納率はマンションの場合、8%~10%といわれます。また、各部屋で使うものは同じ部屋に収納できると利便性が高いため、各部屋に必要なだけの収納スペースが確保されているかどうかを確認しましょう。
リビング
- エアコンの位置
- 窓からの眺望
- 風通し(空気の入れ換え)
- コンセントの位置や数
リビングでは、ゆっくり快適にくつろげるかどうかを確認します。エアコンを使ったときの暖気や寒気の流れはどうか、窓から見える眺望や採光などをチェックし、くつろぐ空間に適しているかを判断しましょう。
眺望に関しては、地域のHPや役所などで周囲の用途地域や建築計画を確認しておくとベストです。用途地域とは、地域ごとに建築できる建物の種類を定めた、都市計画法にもとづく制度のことです。これらを知ることで、眺望が今後どう変わる可能性があるのかが分かります。
さらに、リビングには来客を通すこともあるので、匂いにも配慮したいところです。匂いがこもらないよう、効率よく空気の入れ換えができるか、空気の出入り口を確認しておきましょう。加えて、コンセントの位置や数も、家具配置を想定しながらチェックしてみてください。
ダイニング
- 家族の人数やライフスタイルに合ったダイニングテーブルを置けるか
- リビングとの位置関係はどうか
ダイニングルームは、家族の人数やライフスタイルによって使い方が大きく変わる場所です。ダイニングの活用頻度はどうか、家族でどのように使うか、確認しながら検討しましょう。
ダイニングはリビングと一体になっていることが多いため、広さだけでなく空間の形や使い勝手も確認しましょう。広さは問題ないと思っていても、ダイニングテーブルやソファ、テレビの位置など、家具のレイアウトやライフスタイルを考えながら確認するとよいでしょう。
キッチン
- 調理道具の収納スペースは十分にあるか
- 冷蔵庫置き場のスペースは十分か
- 調理道具や皿などを取り出しやすいか
- 調理(作業)スペースは十分か
冷蔵庫を置く場合は、モデルルームと同じ場所に置けるか、置けない場合はどこに置くかを検討する必要があります。また、実際にキッチンに立ち、調理道具や皿などを取り出しやすいか、収納スペースは十分か、などのチェックも欠かせません。当然ながら、調理スペースが十分に確保されているかの確認もしておきましょう。
バス・洗面所・トイレ
- 使いやすい設計、設備か
掃除や手入れのしやすさも考慮しながら仕様を確認しましょう。バスルームは、ドアの開き、追い焚きの有無などを確認します。洗面台はボウルの広さや洗面台下の収納をチェックします。トイレは材質や温水洗浄便座の有無と仕様、トイレットペーパーホルダーの仕様、換気扇の位置、掃除道具やトイレットペーパーなどを入れる収納の有無を確認しましょう。
バルコニー
- 眺望、日当たりはどうか
- 目的に沿った設計になっているか
- 安全性はどうか
バルコニーでは眺めや日当たりなどをチェックします。また、バルコニーは共用部分であるため、勝手に大きく手を加えることはできません。洗濯物を干したり、ガーデニングしたりなど、使いたい目的に沿った設計になっているかの確認をするとよいでしょう。子どもがいる場合、子どもにとって安全な造りになっているかも確認しておきましょう。
モデルルーム見学の注意点
チェックすべきポイントが多くあるモデルルーム見学には、チェックリストを追うだけでは見逃してしまいそうな注意点があります。以下で具体的に見ていきましょう。
持っていくべき持ち物
見学時には以下の持ち物を準備して持っていくと、便利で役立ちます。
- チェックリスト
- メジャー
- 方位磁針
- 筆記用具
動きやすい服装で見学する
モデルルーム見学には、動きやすい服装で出かけましょう。モデルルーム見学では、頭上の棚を開けたり、低い位置の収納を見るためにしゃがんだりと、意外にも体を使う場面が多くあります。できるだけ動きやすい服装と歩きやすい靴を選ぶようにしましょう。
なお、室内では床を汚さないためにも、靴下の着用が推奨されるので、素足での来場は避けましょう。また、モデルルームには多くの場合スリッパが用意されているため、利用して見学するとよいでしょう。
設備は全てが標準仕様ではないケースがある
モデルルームにある設備のなかには、標準仕様ではないものも含まれています。モデルルームの設備や内装材が標準なのか、グレードの高い有償のオプション仕様なのかを確認しましょう。特に、壁紙や造り付け家具は部屋のイメージを大きく左右します。標準仕様ではどのような色や素材になるのか、またオプション仕様だとどうなるか、両者を区別して見学することをおすすめします。
希望の間取りと異なる場合がある
マンション内に2LDK、3LDK、4LDKなどいろいろなタイプの間取りがある場合でも、モデルルームで見学できる間取りは代表的なタイプに限られることがほとんどです。そのため、モデルルームの間取りと希望の間取りが異なる場合、その違いを理解したうえで比較検討する必要があります。間取りや部屋の位置、それに伴う日当たりや風通しの違いなどを考慮して検討しましょう。
時間帯・曜日によって印象が変わる
棟内モデルルームは、朝、日中、夕方、夜と時間帯を変えて見学することで、実際に住んだときのイメージがしやすくなります。日当たりや、車や人などの交通量、周囲からの騒音など、時間帯によって部屋の印象や周囲の環境が変化するためです。
モデルルーム見学は聞くことをまとめておこう
モデルルーム見学の際は、相談内容を一覧表にまとめて持参することをおすすめします。不明点や不安なことに加えて、要望や希望する条件に関する質問をまとめて、モデルルームにいる担当者に相談してみてください。
ここでは、事前にまとめておきたい項目についてそれぞれ解説します。
費用や諸経費
物件の表示価格にどこまでの費用が含まれているのかを確認しておきましょう。マンション購入では、販売価格のほかにも入居までにさまざまな費用が発生します。別途必要となる費用が総額ではどの程度になるのかを事前に把握しておくことで、無理のない資金計画を立てやすくなります。実際の見学時には住宅ローンを利用時の毎月の支払い額や金利、ローンの年数などのシミュレーション、銀行の紹介や、管理費・修繕積立金についてなど具体的な説明を聞くことも可能です。
標準設備とオプション設備の確認
モデルルームには、標準仕様以外のオプションが含まれていることもあるため、どこまでが標準仕様なのかを確認しておくことが大切です。標準仕様を把握していないと、正確な資金計画が立てにくくなります。気になる設備があれば、標準なのかオプションなのかをしっかり確認しておくと安心です。
見えない部分の品質や安全性
内装やデザインだけでなく、建物の性能や安全性についても確認しておきましょう。断熱性や耐震性、防音性など、見た目では分からない部分が住み心地に大きく影響します。どのような基準で建てられているのか、安心して暮らせる仕様になっているかを担当者に尋ねてみるとよいでしょう。
保証やアフター体制
保証やアフター体制についても、見学時に確認しておきましょう。引き渡し後に不具合が見つかった場合の対応や保証期間は会社によって異なります。長く安心して暮らすためにも、万が一の際にどのような対応をしてもらえるのか、前もって確認しておくと安心です。
モデルルーム見学なら長谷工アーベスト
希望に沿ったマンションを見つけるには、自分の希望する条件や用意できる費用と照らし合わせることが大切です。納得のいく物件を絞り込みましょう!
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