収納ガイド

2017.03.30 更新:2017.07.18

Question

本やマンガ、CD、DVD、ゲームソフトなどの上手な収納術とは?

読書が好きなので、つい本を買ってしまいます。また、CDやDVD、ゲームソフトなども増える一方で収納場所に困っています。一度整理して収納し直した方がよいかと思うのですが、どこから手をつけてよいかわかりません。本、CD、DVDやゲームソフトの上手な収納術を教えてください。

Answer

「手放す基準」を決めてモノを少なくし、使う場所にわかりやすく収納。自分に合ったモノを見直して、趣味の時間を楽しみましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

ついつい増えがちな本、雑誌、マンガ、CD、DVD、ゲームソフトなど。

気がつくと収納スペースからCDやDVDがあふれ、床には本、マンガ、雑誌が山積みなんてことも。
でも、好きなモノがたくさんあるからなかなか手放せない…。

「どこから手をつければいいのかわからない」と、悩まれている方も多いかと思います。

趣味のモノは他のモノに比べて手放し難いですが、しっかり今の自分に合ったモノを見直して収納することで、より快適な収納に近づきます。

「マンガを読みたいな」「CDを聴いてリフレッシュしたい」など、趣味の時間を楽しめるスッキリとした空間を【収納計画】と合わせて考えてみましょう!

モノを少なくする方法とは?

本好きの人や音楽・映画好きの人にとって、本やCD・DVDなどのコレクションはなかなか手放せないものです。

しかし、手放せない理由は「愛着があるから捨てにくい」ということだけでしょうか?

「捨てるのが面倒」「捨て方がわからない」などの理由で置きっぱなし、収納したままになっているということはありませんか?

食料品などと違って、本や雑誌、マンガ、CD、DVD、ゲームソフトなどは賞味期限がなく、壊れないものなので整理することを後回しにしがちです。

「手放す基準」を決めよう
まずはご自身で【手放す基準】を決めましょう!

「長い間読んでいない本やマンガ」「聴いていないCD」「観ていないDVD」など基準を決めます。もしも迷って手放せない場合は、一度本を読み返したりCDを聴いてみたりするのも効果的です。

迷うモノは一時保管して1年後に見直す
それでも手放すか迷うものは元の本棚やCDラックに収納せず、別の箱に収めます。見直した日付、中身を記載して【一時ボックス】などの名前をつけ、目の届く場所に置いておきましょう。

箱の保管期間は1年が目安。
1年経ったらもう一度中身の本やマンガ、CD、DVDなどを見直し、必要かどうかを判断します。1年間「出し入れせず見ることもなかった」と確認できれば、自然と手放す気持ちになるものです。

必要としている人に譲る
とは言え、使えるモノや新しいモノを捨てるのは、簡単ではありません。
処分することが億劫になり、手つかずの状態もよくあるかと思います。

モノを手放す手段は、リサイクルやネットオークション、人に譲るなど、色々あります。本やマンガ、CDやDVDなどは価値があるうちに、必要としている人に譲りましょう
愛着があるモノでも、どこかで誰かが大事に使ってくれると思えば手放しやすくなりますよ。

買わずに借りて楽しむ
また、あらかじめ処分に困るモノは【持たない】という選択肢もあります。

最近では、本やマンガなら電子書籍、図書館、ブックカフェなどを利用することで、本やマンガを持たなくても読書の時間を楽しむことができます。共用施設として図書スペースがある分譲マンションもありますね。

CDやDVDもレンタルやダウンロードでいつでも再度視聴できるので、聞いていないCDやDVDは思いきって手放しましょう。
必要だからといって即買うのではなく、「借りる」「代用する」という方法も上手に取り入れると、思いのほか快適に過ごせるものです。

家族でルールを作って数量を管理
「家族や子どもが好きなマンガやゲーム類、趣味コレクションなども見直したい」と思っても、ただ「片付けて!」と言うだけでは家族の協力は得難いことも…。

しかし、家族であっても人のモノを勝手に見直して処分してしまうことはよいことではありません。心に傷を残し、不信感に繋がることもあるのです。

家族の協力を得るためには「古いゲームソフトを3本手放したら新しいゲームソフトを1本買えるよ」などルールを決めて、必ず手放すことのメリットを話します
メリットがわかれば、使わないモノを真剣に選び、処分する作業にも積極的になってくれるでしょう。

家族の協力を得るときは、しっかり話し合うことが必要です。

本やマンガ、CD、DVDを使いやすく収納する方法とは?

使いたいモノがすぐに取り出せないのはNG
本やマンガ、CDやDVDなど趣味のモノは「捨てるのがもったいない」「いつか使うかも」と取っておきがちです。

しかし「いざ必要になったときにすぐ取り出せない」「何がどこに収納してあるのかわからない」「同じモノをダブって買ってしまった」という経験はないでしょうか?

いつか使う本やマンガ、CDやDVDなど趣味のモノもすぐに取り出せないのであれば、持っていないのと同じです。

ではこのような状況を解消するためにはどのようにすればよいのでしょうか?

本やマンガはカテゴリー分けしサイズを合わせる
本は、「趣味と生活関連の本」「ビジネス関連の実用書」「雑誌」「マンガ」というようにカテゴリーで分けて収納します。

そして、本のサイズを合わせて収納しましょう。大きさがバラバラになってしまうと、ごちゃついて見えてしまいます。

ブックエンドを使い立てて収納
また、本が倒れないようにブックエンドを利用して収納すると取り出しやすくなります。
雑誌は特にしなりやすく倒れやすいので、本棚に収納する場合は背の高いファイルスタンドが最適です。

本や雑誌がまっすぐに立っていれば、見た目も美しくきちんと整理収納された印象になりますよ。

CDやDVDはジャンルやアーティスト別に収納
DVD、CD、ゲームソフトはジャンル別、アーティスト別などに分けましょう

かさばるゲームソフトは100円グッズのカゴなどにまとめておくとスッキリ収納することができます。

CDは中身を取り出してCDホルダーに入れて収納するとグッとかさが減ります。

整理することで自分の傾向を知る
実際に手に取って整理を始めてみると、不要なモノがあることがわかります。
同時に関心のあるテーマ、思い出として大切にしたいモノなど、自身の傾向も把握できます。

不要なモノは処分し使用頻度別に収納
不要なモノはできるだけ早く手放します。
自身の傾向をよく観察し、使用頻度の高い本やCDは、腰から目線の高さの手が届きやすい場所(ゴールデンゾーン)に収納!あまり使っていないモノは下段に収納しましょう。

探し物をする時間ほど、無駄な時間はありません。探し物をしない空いた時間で、趣味の時間を有意義に使いましょう!

散らかる原因とその対処方法とは?

収納場所が曖昧なのが原因
本やマンガ、CDやDVDに限らず、散らかる原因の共通点は、モノの置き場所や収納場所が曖昧なこと。

「気付けばリビングに本が山積みに…」なんてことありませんか?
このような状態にならないように【使う場所】と【使うモノ】を結びつけて、使いやすい収納場所を決めましょう。

使う場所の近くに収納する
たとえばゲームソフトの場合、ゲーム機と一緒にテレビのそばに収納しましょう。
ゲームソフトやDVDのように、数が多く収納しきれない場合には、優先順位を決めて「よく使うモノだけ」を「使う場所の近く」に収納します。

本やマンガの場合、読む場所がリビングなら、リビングにいつも読んでいる本を収納する場所を作ります。マガジンラックに入る本やマンガを定量として、読んだ後も出しっぱなしにせず、すぐに戻せる収納場所をあらかじめ作っておきましょう。

本の中でも「お料理のテキスト」はどうでしょうか?
お料理のテキストなら使う場所はキッチンですから、本棚ではなくキッチンの戸棚に収納するのがベスト!

「本だから本棚に収納する」ではなく、上手に分散収納すれば使いたいモノをすぐに取り出すことができます。

持つ量は「本棚に入るだけ持つ」など、収納場所に合った量(=適正量)を維持することで、管理がしやすくなります。

収納の定位置を決める
収納場所がわかりやすく、使った後も戻しやすくなっていれば自然と散らからなくなります。

しっかりモノの住所【定位置】が決まることで、「どこに何が収納されているかわからない」ということもなくなり、片付いた部屋を維持できるようになりますよ。

上手な収納で趣味の時間を有効に使おう

本やマンガ、CDやDVDなど、趣味のモノは見直す機会が少なく、ついつい持ちすぎてしまいます。1年に一度見直すなど、ご自身に合ったルールを決めて管理しましょう。

「ただ持っているだけで使っていない」ようでは、せっかくの趣味も活かせません。
また、なんでも手に入る時代ですが、即買うのではなく「借りる」「代用する」という方法も上手に取り入れながら、スッキリとした収納を心がけ、趣味の時間が楽しくなる空間を維持しましょう!

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。