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収納ガイド

2018.07.30 更新:2019.07.23

Question

洗濯ハンガーの収納ってどうするべき?毎日の家事が楽になるアイデア

衣類に合わせて、いろいろな洗濯用ハンガーを揃えています。けれどその分、数が増えてしまって収納しにくいのが困りもの…。ハンガーをスッキリ片付けるには、どうすればいいでしょうか?

Answer

まず必要量の目安を決めること、そしてなるべく種類を厳選することで、数を整理できます。さらに収納グッズを活用すると、かさばるハンガーもスッキリ片付きますよ。

情報提供:整理収納アドバイザー 今井 知加

目次

ハンガー収納の方法は?

洗濯機から出した、濡れた衣類を干すための洗濯用ハンガー(ランドリーハンガー)。よく使うものだからこそ、使いやすいスッキリ収納で家事ラクを目指したい…けれど、なかなかうまくいかない!という方が多いのでは?そこで今回は、洗濯用ハンガーの賢い収納方法についてご紹介しましょう。まず初めに知っておきたいのは、ハンガーを収納するには、主に2つのやり方があるということ。

かけて収納
1つ目は、フックやポール、物干しざおなどを使って、かけて収納する方法。家事動線のなかに収納場所を組み込めるので、すぐに取り出せるのが大きなメリット。洗濯機横に突っ張り棒を用意して、そこにまとめておく、など、家庭によってさまざまなアイデアがあります。具体例については、後述します。

しまって収納
2つ目は、ハンガーをひとまとめにして、箱や、ケースなどにしまって収納する方法。決められた場所にしまっておくことで、どこに何があるか、把握することができます。必要に応じて使う分だけハンガーを出せるのも、大きなメリット。具体的な方法については、後述します。

ハンガーを収納する前にするべきことは?

ハンガーの収納を実践する前に、まずは家にどれだけのハンガーがあるのか、数の把握と整理を行いましょう。

ベランダでランドリーハンガーに洗濯物を干す主婦
※イメージ写真

洗濯用ハンガーの種類を把握する
洗濯用ハンガーは、おおまかには次の2種類に分けられます。

●一般的なハンガー
●折りたたみハンガー(ピンチハンガー、パラソルハンガーなど)

一般的なハンガーとして、下着用、ニット用など、干すモノに合わせていろいろな種類のハンガーを揃えているお宅は多いのですが、数も多い分、大きさも形もさまざまでまとめにくいため収納しにくくなるという注意点があります。

持つ量を決める
洗濯用ハンガーを使いやすく収納するには、まずおおよその目安量を決めるようにします。洗濯の回数や、一度に洗濯する量に合わせて、「どれくらいが適量か」を決めましょう。

また、種類が多いと数もおのずと増えてしまううえ、まとめて収納しづらいので、「なるべく兼用する」という視点で、種類を厳選してみましょう。

たとえば、一般的なハンガーのなかにはキャミソール用に作られたモノがあり、干したモノがずれにくいという利点がありますが、このハンガーにTシャツを干そうとすると、形が崩れてしまいます。こんな場合は、通常のハンガーにマスキングテープで滑り止めを作って、キャミソールのずれを押さえるという方法をとれば、ハンガーは1種類で済みます。

具体例を紹介!洗濯用ハンガーをかける収納

次は、洗濯用ハンガーの収納場所についてご紹介します。

基本的には洗濯物を干す場所の近くに収納!洗濯物を干す場所の近くに収納があれば、ハンガーを持ち運ぶ距離が最小限に抑えられるので便利です。その場所にパイプがあれば、かけて収納。なければ、カゴなどにまとめておきましょう。

室内干しの場合

室内にかけられた様々な種類のハンガー
※イメージ写真

室内干しの場合は、折りたたみ式の室内物干しラックをはじめ、干す場所にあらかじめかけておくと、そのまま洗濯物を干せるので便利です。常に物干しを出しておけない場合は、室内干しをする場所の近くに収納します。腰高の位置に設置すれば、ハンガーを取った姿勢のまま衣類を干すことができるので、体の負担も和らぎますよ。

屋外干しの場合

ベランダ ハンガー
※イメージ写真
ベランダなどの屋外に干す場合は、屋外物干しにハンガーを吊り下げておく方法もあります。ただし、屋根がない、あるいはあっても雨ざらしになって汚れてしまう場合は、屋外物干しの近くに収納しましょう。屋外に収納する場合は、洗濯関連のモノをまとめて入れる収納用品を設置します。屋内に収納する場合は、屋外に出入りする場所の近くに収納するとよいでしょう。

具体例を紹介!便利なグッズでしまう収納

洗濯用ハンガーの収納には、まとめやすい収納グッズをぜひ活用しましょう。

●カゴ

ハンガーをまとめて収納

●ボックス

ハンガーをまとめてファイルボックスに収納

●バッグ
●ハンガーをかけるためのハンガー
●突っ張り棒

いずれも100円均一ショップでも手に入るお手軽アイテムですが、写真のように色を統一すると見た目もきれいになりますよ。

洗濯物を干す場所の近くに収納がなく、そこまでハンガーを運ぶ必要がある場合は、カゴやバッグにまとめておくと持ち運びに便利です。

屋外物干しの近くに収納したい場合は、ふた付きのボックスなどが向いています。キャンプで使うような大きめのボックスに、ざっくり収納しておきましょう。

ハンガーを吊るして収納する場合は、ハンガーをかけるためのハンガー(連結用)や、突っ張り棒の設置が考えられます。たくさん吊るす必要があれば、こういう便利グッズを使うといいですね。

ハンガーの出し入れをスムーズにするために

洗濯用ハンガーを取り出しやすく・しまいやすく収納するには、次の点を意識しましょう。

●同じ種類は一緒にまとめる
●向きを揃えておく
●ピンチハンガーはなるべく重ねない

ハンガーは、パイプにかけて設置しておく場合も、収納用品に入れておく場合も、種類を統一しておくのがコツ。すると、ハンガー同士が絡まりにくく、出し入れがしやすくなります。また、一度に何本か取ろうとしたとき、向きを揃えておくと出し入れがスムーズです。そして、ピンチハンガーは絡まりやすいので個別で収納しましょう。その際には、ハンガー専用の仕切りの付いたボックスなども便利ですよ。

毎日の家事のひとつである、洗濯。洗濯動線が短く、ハンガーの取り出しがスムーズになれば、作業効率がアップしますよね。少しの工夫が、家事ラクを叶えます。ぜひ、できることから工夫してみてください。

情報提供:整理収納アドバイザー MakeLife+Consulting代表 今井 知加

薬剤師・整理収納アドバイザー2級認定講師・企業内整理収納マネージャー。整理収納の理論に脳科学を活用した独自のメソッドで「片づけ力」を身に付ける方法を、スクールやメディアで発信。家事を効率化して、自分の時間や家族との時間を充実させる方法をご案内。

HP: http://yutorijikan.blog.jp/