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Question

ウォークインクローゼットをスッキリ使いやすくする収納アイデアとは?

今度引っ越しをする家に、ウォークインクローゼットがあります。今までウォークインクローゼットを使ったことがないので、上手に活用できるか心配で…。無駄なく使いやすいウォークインクローゼットの収納方法を詳しく教えてください。

Answer

ウォークインクローゼットは、広さに応じて内部の収納配置を考えると使いやすくなりますよ。さらに、便利なグッズやテクニックを利用すれば、より機能的なスペースになります。

情報提供:整理収納アドバイザー 今井 知加

目次

クローゼットの種類や広さに合わせて収納しよう!

たくさんのモノが一緒に収納できて嬉しいウォークインクローゼット 。しかし、モノを乱雑に収納して使いづらくなってしまっていたり、逆に何をどう収納すればよいのか分からずスペースが余ってしまっている…という方もいるのではないでしょうか?

ウォークインクローゼットは、使い方によっては身支度が1箇所で完結できる便利なスペースになります。今回は、ウォークインクローゼットの活用の仕方が分からないという方へ、ウォークインクローゼットを上手に活用するコツをご紹介します。

服を合わせる女性
※イメージ写真

クローゼットは3つのタイプに分けられる
ウォークインクローゼットは、クローゼットの種類の1つですが、クローゼットは大きく3つのタイプに分けられます。ここではまず、一般的なクローゼットの種類を3つご紹介しましょう。

●クローゼット
クローゼットは、一般的なマンションやアパートによく見られる、扉の中にハンガーパイプが取り付けられているタイプです。奥行は50~60cmと、服のサイズに合わせた寸法になっています。一人暮らしなど、持っている服の数が少ない人に向いているといえるでしょう。

●クローゼットの活用法に関する記事はこちら

クローゼットの収納術とは?整理されたクローゼットで洋服選びも快適に!

クローゼットへの服の収納方法について、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

●ウォークインクローゼット
ウォークインクローゼットとは名前のとおり、人が中に歩いて入れる小部屋のようなクローゼットです。バッグや帽子なども含めたコーディネートを1度に見ることができるので、身支度のしやすさは抜群です。

●ウォークスルークローゼット
ウォークスルークローゼットは、2方向に扉があり、歩いて通り抜けることができるタイプのクローゼットです。玄関とリビングの間、リビングとベッドルームの間など、生活動線に合った位置に設けることで、暮らしやすさがアップします。

ウォークスルークローゼットを設置するにはかなり広いスペースが必要ですが、それより手軽で、かつ一般的なクローゼットよりも高い収納力を得られるのがウォークインクローゼットといえます。最近では賃貸物件にも増えており、一般の家庭では納戸をリフォームすることもあるようです。

広さに合わせたおすすめの収納配置
ウォークインクローゼットは、収納の配置によって使いやすさが変わってきます。収納の配置の種類には、以下の4つの型があります。

[ 1 ] Ⅰ型
Ⅰ型は、壁面の片側1面のみに収納を配置したタイプです。ほかのタイプより収納量は少なくなりますが、その分、通路のスペースが取れるので動きやすく、服もスムーズに取り出せます。

右だけ収納棚
※イメージ写真

[ 2 ] Ⅱ型
Ⅱ型は、向かい合った壁面2面に収納を配置したタイプです。室内が比較的広く、通路スペースを十分に確保できる場合におすすめします。

両側に収納棚
※イメージ写真

[ 3 ] L字型
L字型は、隣り合った壁面2面に収納を配置したタイプで、細長い形の室内におすすめです。角の収納が重なる部分にデッドスペースができます。

L字型に棚のある収納
※イメージ写真

[ 4 ] コの字型
コの字型は、入口以外の壁面に収納を配置したタイプです。壁すべてを収納に充てている分、収納量は多め。角の収納が重なる部分にデッドスペースができます。

前と左右に囲まれる形の収納
※イメージ写真

収納の配置は、ウォークインクローゼットの広さによって決めるのがおすすめです。人間の体の横幅は一般的に60cm程度です。つまり、ウォークインクローゼット内の通路の横幅は最低でも60cmは必要ということになります。

また、ハンガーの横幅は40~45cm程度です。そのため、かけた服が壁やほかの服とぶつかって傷むのを防ぐためには、収納の奥行きにも余裕を持って、60cm程度設ける必要があるでしょう。

広さに応じたウォークインクローゼットを考える場合の主な目安は以下の通りです。

●1.5畳の場合
1.5畳の場合、「Ⅰ型」「L字型」のいずれかがおすすめです。1.5畳は短辺が130cm程度ですので、Ⅰ型かL字型を選べば、60~75cmの最低限の通路スペースを確保することができます。

●2畳の場合
2畳の場合、入口の位置に応じて「Ⅱ型」「L字型」「コの字型」のいずれかから決めるとよいでしょう。2畳はほぼ正方形(およそ180cm×180cm)です。入口が1辺の中央にある場合は、Ⅱ型かコの字型を選べば、通路の広さを確保しつつ、収納力も高い配置になります。入口が1辺の端にある場合は、L字型が使いやすいでしょう。

●3畳以上の場合
3畳の場合、スペースに余裕があるので、収納の配置は好みで選べます。コの字型にして収納部分の辺の長さを調節すれば、空いたスペースに全身鏡を置くことができますよ。また正面に窓があるなら、「Ⅱ型」の収納にして通気性を確保するのもおすすめです。さらに、洋服以外に季節外の布団を収納したいとか、スーツケースを収納したいなど、納戸を兼ねた使い方をすることも可能です。

上記で紹介した内容はあくまでも目安になります。通路が60㎝以上確保できるか考えながら、持っている衣類や小物類の量、スペースの形状を考慮して、取り出しやすいベストな収納の配置を選んでくださいね。

ウォークインクローゼットを美しく使いやすくするコツとは?

収納力抜群のウォークインクローゼットですが、たくさん収納ができても、どこに何があるか分からなかったり、取り出しづらかったりすると意味がないですよね。そこでここからは、ウォークインクローゼットに美しく、そして使いやすくモノを収納するための、基本となるポイントを3つご紹介します!

収納するアイテムの量は適正を保つ
ウォークインクローゼットに収納するモノの量は、収納スペースに対して7〜8割程度にすることが大切です。スペースに余裕を持たせることで収納してあるモノが見えやすくなり、着たい服が取り出しやすくなります。

収納スペースがたくさんあるからといって、ほとんど着ない服やサイズが合わなくなってしまった衣類を溜め込まないようにしましょう。新しい服を買ったらその分服を手放す、季節ごとに見直すなど、ルールを決めておくと、収納の適正量が保ちやすいですよ。

収納スペースには限りがあります。機能的なウォークインクローゼットにするためには、まず手持ちのアイテムをチェックし、収納空間に入る適正量を考え、モノの整理をすることから始めましょう。

使用頻度に合わせてモノの定位置を決める
ウォークインクローゼットをきれいに使いやすくするためには、収納するモノの使用頻度に合わせてモノの定位置を決めることもポイントです。クローゼットの空間を「上・中・下」に分けて、以下のように使用頻度ごとに収納するモノを決めましょう。

●上部(枕棚):使用頻度の低いモノ(カバン、帽子、シーズンオフのモノなど)
●中央(ハンガーラック):使用頻度の高いモノ(普段着るスーツ、出番が多いアウターなど)
●下部(引き出し):使用頻度が高く、たたんで収納できるモノ(下着類、ジーンズなど)

収納
※イメージ写真

また、ウォークインクローゼット内に、1度着た服の一時置き場を作るのもおすすめです。ウールのコートやダウンコートなど、シーズン中のアウターは何度か続けて着るものですよね。未使用の服と混ぜないためにも、ウォークインクローゼット内に1度着た服を置いておくスペースを作っておくとよいですよ。

収納ツールは統一感を保つ
収納をきれいに見せるもうひとつのコツは、ハンガーや衣装ケースなどの収納アイテムを同じ素材や色に統一することです。素材や色が統一されていると、それだけで見た目がスッキリした印象になりますよ。

●収納ツールの選び方に関する記事はこちら

クローゼットを快適に!衣装ケースの選び方と収納術

収納ケースの種類や入れるものなどについて詳しく説明しています。

洋服は「かける収納」と「たたむ収納」に分ける

ウォークインクローゼットの収納の基本を抑えたら、いよいよ洋服を収納していきましょう。洋服は、「かける収納」と「たたむ収納」の2種類に分けて収納するのがポイントです。「かける収納」と「たたむ収納」、何をどちらに振り分ければよいのか、具体的に紹介しましょう。

●洋服の収納方法に関する記事はこちら

「場所・アイテム別」ですっきり解決!増える洋服の収納アイデア集

こちらの記事では、洋服の収納に使える便利グッツをご紹介しています。

かける収納
かける収納は「使用頻度が高い服」と「たたみみジワを付けたくない服」におすすめです。また、丈の長いワンピースや、チェストに入りきらない厚手のアウターもかける収納が向いているでしょう。

かけて収納する際は、洋服の長さを揃えて並べると、ラック下のスペースを活用しやすくなります。ほかにも、衣類の種類別に分けたり、カラー別に分けてグラデーションをつけたりしても、きれいに見えますよ。

カラフルなシャツ
※イメージ写真

たたむ収納
たたむ収納には、ニットやTシャツ、下着などの、シワになりにくく、多少シワがついても問題がない服が適しています。たたんで収納する方が、かけて収納するよりも省スペースで収納できます。そのため、たためるモノはたたんで収納すると、スペースが活用できてよいでしょう。

たたむ服の収納
※イメージ写真

ズボンや下着、靴下など、アイテム別のたたみ方は以下の記事で分かりやすく動画で紹介しているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

●衣類のたたみ方に関する記事はこちら

意外と困るズボンの収納!そのノウハウとは?

こちらの記事では、ズボンの上手な収納方法についてご紹介しています。

下着の種類別収納方法をご紹介

下着の収納方法を詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。

靴下収納のポイントや適正量をご紹介

こちらの記事では、靴下の整理・分類のコツをご紹介します。

洋服収納のおすすめアイテム

「かける収納」と「たたむ収納」へ分けて衣類を収納するときに、それぞれで使える収納アイテムやその選び方をご紹介します。

収納ケースを選ぶ夫婦
※イメージ写真

かける収納のおすすめアイテム
かけて収納をする際には、場所を取らないスリムタイプのハンガーを使うのがおすすめです。ハンガーの厚みがなくなる分、収納力がアップします。また、リングがいくつも付いているハンガーを使えば、ネクタイやストールなどの小物を省スペースで取り出しやすく収納することができますよ。

加えて、突っ張り棒を利用してクローゼットのハンガーラックを上下2段にし、トップスとボトムスに分けて収納すると、コーディネートを組みやすく便利になります。

たたむ収納のおすすめアイテム
たたんで収納するモノは、衣装ケースやチェスト、吊り下げ式のポケットを使うことで、クローゼット内に収納スペースを作ることができます。

●衣装ケース・チェスト
ハンガーラック下の空きスペースを利用して衣装ケースやチェストを置くと、クローゼット内の空間を無駄なく利用することができます。このとき、服を下げてできる空きスペースに合う衣装ケースやチェストを用意するのがポイントです。

衣装ケースだと、1段ごとに購入できるので、空きスペースに合わせて高さを調整しやすいですよ。上開きではなく前開きのモノを選ぶことで、衣装ケースをいちいち動かさずに出し入れできます。

さらに衣装ケースやチェストの引き出しにラベリングをして、中身が分かるようにすると便利です。しまうときも出すときもどこが定位置かすぐに分かるので、きれいな状態を維持しやすくなります。

●吊り下げ式のポケット
ハンガーラックにスペースがある場合は、吊り下げ式のポケットを使うのがおすすめです。引き出しを開け閉めする必要がないので、衣装ケースやチェストよりも取り出しやすく収納できます。中身も一目で見ることができるので便利ですよ。

ハンガーやラベル、収納ポケットなどのグッズは、100円均一ショップでも手に入れることができます。テーマカラーを決めて、統一感のあるきれいなウォークインクローゼットを目指してみてはいかがでしょうか?

カバンや帽子などはグッズを活用して収納する

収納量が多いウォークインクローゼット。どうせならカバンや帽子などの小物類もまとめて収納したいですよね。しかし、カバンや帽子は形崩れをしてしまったり、ベルトはごちゃごちゃしてしまったりと、収納の仕方に悩むかもしれません。

小物を収納するときは、グッズを活用することがポイントです。ここでは、ウォークインクローゼットに小物を収納する際の収納方法やグッズの活用方法をご紹介していきます。

カバン収納のコツ
カバンの収納は、毎日取り替えることは少ないと思いますので、クローゼット上部の枕棚や棚板に収納するのがおすすめです。型崩れを防ぐために、ブックエンドで立てて収納したり、ファイルボックスに1つずつ入れて収納したりするのがよいでしょう。立てて収納することで、スペースが有効利用できます。また、転倒防止になり、ほかのカバンを出し入れする際も邪魔になりません。

カバンの中でも使用頻度が高いモノや大きめのモノは、ハンガーラックにかけておくと取り出しやすく便利ですよ。

●カバンの収納に関する記事はこちら

カバン(バッグ)や帽子はどうやって収納する?

こちらでは、カバンや帽子の収納についてわかりやすくご紹介しています。

帽子収納のコツ
帽子の収納は、引き出し式の収納ボックスやかごに入れて型崩れしないようにするのがコツです。似た形状の帽子は、まとめて重ねて収納してもよいでしょう。収納場所は、使用頻度が少ないのであれば、枕棚がおすすめです。

また、ウォークインクローゼット内の空いている壁にハンガーフックを取り付けて、帽子をかけて収納するのも見やすく、取りやすくてよいですよ。

●帽子の収納に関する記事はこちら

帽子収納どうしてる?簡単でおしゃれな収納術!

どこに保管するか悩む帽子の収納方法について詳しくご紹介します。

ベルト収納のコツ
ベルトは、ハンガーラックやポールに吊るすと取り出しやすいでしょう。ただし、吊るすスペースが無い場合やあまり使わないベルトがある場合は、コンパクトに巻いて収納ボックスへ入れてください。この際、小さい仕切りを作っておくと、ほかのベルトとからまずおしゃれに収納できます。収納ボックスは、ボトムスの近くに置きましょう。

●ベルトの収納に関する記事はこちら

ベルトの収納方法とお手軽DIY!

こちらの記事は、DIYで便利になるベルト収納術をご紹介しています。

デッドスペースを利用して布団やスーツケースも収納しよう

ウォークインクローゼットを最大限に活用するなら、デッドスペースを利用して布団やスーツケースを収納することも考えてみましょう。

L字型やコの字型の配置にした場合、角にデッドスペースが生まれていませんか?チェストや収納ケースの裏は空白のスペースになっていたりしませんか?天袋や枕棚はスペースを使いきれていますか?これらのスペースには、普段はあまり使わない来客用の布団やスーツケースなど、大きいモノを収納しましょう。

可動式のチェストを使用したり、収納ケースをキャスター付きの板に乗せたりすることで、奥にモノを収納しても取り出しやすくできますよ。

●キャスター付き収納に関する記事はこちら

キャスター(小さい車輪)付き収納を活かして、片付けや掃除をもっと便利に!

キャスターが付いた収納道具の使い方やDIYの方法をご紹介しています。

●布団の収納に関する記事はこちら

クローゼットに布団を収納する方法

この記事では、置き場のない布団をクローゼットに収納する方法をご紹介します。

湿気対策をして衣類を長持ちさせよう!

空気の通り道が少ないウォークインクローゼットは、そのままにしていると湿気がこもりがちに。湿気が原因で服が虫に食われたり、カビが出たりしないよう、きちんと対策しておきましょう。ここでは、衣類を湿気から守る2つの対策をお伝えします。

横長の窓
※イメージ写真

換気を行う
天気のよい日の午前中に窓や扉を開けて数時間換気を行いましょう。特に湿気が気になるときは、ウォークインクローゼットに向かって扇風機を回すのもおすすめです。

除湿剤・防虫剤を利用する
ウォークインクローゼットの中には、市販の除湿剤や防虫剤をセットしておきましょう。十分な効果を得られるように、適正量と期限切れをしっかりチェックすることが大切ですよ。ウォークインクローゼットは普段着が入っていますので、出してすぐ着られるように使用する防虫剤は匂いのないものを選びましょう。

ウォークインクローゼットの収納術をご紹介してきましたが、いかがでしたか?せっかくあるウォークインクローゼットも、使いこなせていなければもったいないですよね。収納アイデアを駆使して整理収納することで、収納力や機能性をアップさせて、日々の身支度をより快適にしましょう!

情報提供:整理収納アドバイザー 今井 知加

薬剤師・整理収納アドバイザー2級認定講師・企業内整理収納マネージャー。整理収納の理論に脳科学を活用した独自のメソッドで「片付け力」を身に付ける方法を、スクールやメディアで発信。家事を効率化して、自分の時間や家族との時間を充実させる方法をご案内。
HP:http://yutorijikan.blog.jp/