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収納ガイド

2017.06.26 更新:2019.04.03

Question

かさばる布団の上手な収納方法をご紹介

普段はベッドで寝ているのですが、来客用に布団もいくつか持っています。さらに夏は、自分用の羽毛布団も一時収納しなければならないので、しまう場所を確保するのが大変です。一応、圧縮袋に入れてはいるのですが…。かさばる布団を、上手に収納する方法を教えてください。

Answer

布団の適正量を見直し、収納場所に適したグッズを活用して上手に収納しましょう。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

貴重な収納スペースの中で、どうしても場所を取ってしまいがちな布団。布団はサイズが大きいので、奥行の深い押し入れ収納が理想です。

しかし、現代の住宅事情では押し入れがない家も多く、クローゼットなどの一角に収納しなければならないケースはよくあります。ご自宅の条件に合った、スッキリとコンパクトで使いやすい布団収納を目指しましょう!

布団の適正量とは?

快適な収納を実現するためには、まず「整理」をすることがとても大切です。整理とはすなわち、要・不要に分けること。

要・不要に分けるためには、布団の適正量を把握することから始めましょう。必要な布団の枚数は、1人1組、掛け布団は夏冬1枚ずつです。

一度、ご自身の持っている布団を全て出してみて、本当に必要なのか見直してみましょう。来客用の布団は、家に置いておくか、レンタルサービスを利用するかによっても、大きな違いが出てくるところです。

ご自身のライフスタイルに合った布団の適正量を知ることで、布団収納スペースをコンパクトにまとめることが可能になりますよ。

使っていないモノは手放してスペースを確保
何年も使っていない来客用など、この先も使う予定がなさそうな布団は思い切って手放す、もしくは今使っているものと交換してみるなど、「ただ持っているだけ」から卒業しましょう。

処分は面倒かもしれませんが、貴重な収納スペースを無駄遣いしているままでは、暮らしにくくなる一方。。使っていないモノは、家から出すようにしましょう。

1つ増えたら1つ手放す
布団のほか、毛布やタオルケットなどもいつの間にか増えていることが多いアイテムです。新しいモノが1つ増えたら、古くなったモノを1つ手放しましょう。意識して適正量を保つことが、収納スペースをスッキリさせるための大切なポイントです。

布団を処分する目安は?

一般的に、掛け布団の寿命は約5年、敷布団の寿命は約3年といわれています。羽毛布団なら、だいたい5年おきに仕立て直しやクリーニングをすることをオススメします。寿命を過ぎた布団があれば、すみやかに手放しましょう。

処分は、各自治体で定められた方法で行うほか、不用品回収業者に依頼することも可能。また、新しい布団に買い替える場合は、販売店で引き取ってもらえる場合もあります。

布団を収納する前に、湿気対策をしよう!

手持ちの布団を適正量に整えたら、いよいよ収納…の前に、布団の湿気対策は万全ですか?

布団にとって、湿気は大敵です。布団自体と、収納スペースの中をしっかり除湿しないと、すぐにカビが生えてしまいます。布団を収納する前に、効果的な除湿方法について知っておきましょう。

天日干しする
天日干しは、湿気のほか防ダニや臭い対策にも役立ちます。綿か合繊の布団なら、週1~2回は外で干すと効果的。午前10時~午後3時頃までの間で、夏なら1~2時間、冬なら3時間前後が目安です。干している間、一度裏返すと両面しっかり湿気を飛ばすことができますよ。

ちなみに、羽毛布団や羊毛布団の場合は、外で長時間干すと劣化の原因になってしまいます。月2回、1時間程度を目安に行うとよいでしょう。

布団乾燥機を使う
花粉シーズンや梅雨時で布団が干せない、お仕事の都合で週末しか干す日がないといった場合には、布団乾燥機が役立ちます。タイプによっては靴や小物の乾燥にも使えるので、ライフスタイルに合いそうなら購入を検討してみるとよいでしょう。

収納スペースの湿気を飛ばす
収納スペースの風通しをよくすることも大切。扉を閉め切ったままにせず、毎日1時間くらいは扉を開けておきましょう。その際、扇風機で風を送るか、除湿機を使うとより効果的です。

また、布団以外の衣類などをパンパンに詰め込みすぎているのも、通気を悪くする原因です。収納スペースの8割以上をモノが占めないように、不用品は定期的に整理することを心がけましょう。

除湿グッズを利用する
収納スペースの床にすのこ板を敷いたり、壁際にすのこ板を立たせたりすると、布団が床や壁に直接触れず、風通しがよくなります。また、繰り返し使える除湿シートなど、除湿用の商品もさまざまなものがあるので、使いやすいものを選んでみてください。

日常使いする布団の収納方法とは?

毎日布団を敷いて寝る場合、日常使いの布団は何よりも出し入れしやすいことが重要です。コンパクト収納を意識しすぎて使いにくくなってしまうと、布団をしまうのが面倒になり、やがて出しっぱなしになってしまうことも…。

こんな事態を防ぐため、スムーズに出し入れできる布団収納のコツについてご紹介しましょう。

押し入れに収納する場合

押入れ上段に布団を収納しているところ

押し入れは、屈まずに出し入れできる上段が、よく使うものを収納するのに適した場所です。この上段に、布団を二つ折りにして平置きすれば、最低限のアクションで出し入れが可能。重い敷布団を下、軽い掛け布団を上に重ねましょう。

このとき、布団を折った「輪」の部分を手前にして収納するのがポイント。輪を手前にするだけで、より取り出しやすくなります。

下段に収納しなければならない場合、湿気は下にたまりやすいので、すのこ板を敷くなどすると安心でしょう。

クローゼットに収納する場合
クローゼットの奥行は50~60センチが一般的ですが、シングルサイズの敷布団を三つ折りにした場合の奥行は80センチ。はみ出さないように布団を

クローゼットに収納する場合
クローゼットの奥行は50~60センチが一般的ですが、シングルサイズの敷布団を三つ折りにした場合の奥行は80センチ。はみ出さないように布団を収納するには、平置きではなく立てて収納するのがおすすめです。

クローゼットの奥行きに合った布団収納ケースを使用すると、壁面に立てて収納できます。また、布団をクローゼット壁面に立てて収納する際は突っ張り棒で倒れないようにするなどの方法もあります。

また、マットレスタイプの敷布団は倒れにくいので、縦収納に適しています。四つ折りにできるマットレスタイプの敷布団を使うことでも、クローゼットの奥行問題は解決できますよ。

シーズンオフの寝具や来客用布団の収納方法

シーズンオフの寝具や来客用布団は、日常使いの布団のように頻繁に出し入れしないものです。コンパクトにたたんで、普段使わないスペースを有効活用しましょう。

布団収納グッズを活用する
すぐ使わない布団を収納するときは、なるべくコンパクトにたたむのがポイント。その場合、圧縮袋や布団用ケースが役立ちます。

布団袋

綿の布団は復元性が高いので、圧縮袋を利用しても問題ありません。一方、羽毛布団の場合は圧縮袋に入れるとボリュームが戻らなくなってしまいます。綿や不織布など、通気性のよい素材の布団用ケースに入れましょう。

布団用ケースは、立てて収納できる四角いタイプがおすすめ。布団を購入したときに入っていた袋を利用してもかまいませんが、大きすぎるもの、自立しにくいものは、収納スペースを取りやすいので避けたほうがよいでしょう。

収納グッズを購入する前には、収納スペースのサイズを調べておくこともお忘れなく! 

立ててデッドスペースに収納
ウォークインクローゼットの奥や、クローゼットの折れ戸の部分は、普段利用することのないデッドスペース。布団をくるくる巻いてベルトを使って留め、縦に置けば、このデッドスペースを有効活用することが可能です。

素材や色を統一して見た目もスッキリ
人は、外から入ってくる情報の約80%を視覚から得ているといわれます。布団用ケースや圧縮袋の素材・色を統一させれば、視覚から入ってくる情報量が整理されて、収納スペースのスッキリ感がアップ。モノの量・場所の把握にも時間がかからず、管理しやすくなりますよ。

ベッドカバーやシーツなどの収納方法とは?

押入れには引き出し収納を利用

押入れの中にコの字ラックを設置した例

押入れにベッドカバーやシーツを収納するなら、ぜひコの字ラックを利用しましょう。

コの字ラックは空間を上下に区切ることができるので、押し入れの高さを無駄なく利用するにはとても便利です。コの字ラックの上に布団を重ね、下には引き出し収納を設置してカバー類を収めれば、一緒に使うモノ同士を1か所にまとめることができます。

高さ30センチほどの深い引き出しなら、畳んだシーツやボックスカバーなどを立てて入れられるので、平置きよりもたくさん入りますよ。

写真のように、コの字ラックと引き出しの間には隙間ができるので、布団の通気性が保たれるのも大きなメリット!

一緒に使うモノはセット収納に

来客用の布団のセット収納

寝具とカバー類など、一緒に使うモノ同士はできるだけ1か所にまとめることで、家事動線が整って家事が楽になります。来客用布団を収納するときは、来客用シーツとカバーも布団用ケースの中に収納しておきましょう。

こうすると、シーツやカバーを別の収納場所から取り出す手間を省くことができ、1つの布団用ケースを開けるだけで、1組の布団一式を用意することができるようになります。

ラベリング管理
布団用ケースには、「家族用」「来客用」「冬物・夏物」などのラベリングをしておきましょう。

ラベリングをすることで、家族全員に中身が一目でわかります。また、収納スペースや収納ケースにラベリングすることは、「モノを元に戻す」という定位置管理にも役立ちます。

ラベルを貼りにくい素材のケースなら、ネームタグ(荷札)を利用するとよいでしょう。

使用頻度に合わせて使いやすい収納に

布団の収納は、日常使いの布団と、そうでない布団とで収納方法・場所が違います。使用頻度に合わせた収納を意識することで、機能性がアップして収納スペースも有効に使えることを、ぜひ覚えておいてくださいね。

もし、どうしても布団を収納できるスペースがなかったら、出しっぱなしでも乱雑に見えない置き方を工夫しましょう。たとえば、しっかり丸めてベルトなどで留め、隅に立てて置けば部屋のスペースを取りません。あるいは、畳んだ上からインテリアに合う布カバーをかければ、布団をソファがわりに使うこともできます。

布団はかさばりますが、生活になくてはならないもの。上手な収納方法をマスターして、寝ても起きても快適な住まいを目指しましょう!

(撮影協力:今井 知加)

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー2級認定講師、ファイリングデザイナー2級。インブルーム株式会社にて多くのお客様のご自宅で整理収納サービスを行う。世代や環境に合わせ、様々な角度から「快適で暮らしやすく、そして美しい」空間づくりを提案。