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2018.11.29 更新:2019.04.23

Question

住宅ローンの計算方法って?月々の返済額の求め方とは

現在、新築マンションの購入を検討しています。ですが自分がいくら住宅ローンを借りられるのか、月々にいくらの返済額になるか、実はまだよく把握できていません。もし住宅ローンの支払額を簡単に計算する方法などがあれば、教えてほしいです。

Answer

住宅ローンの借入額を知ることで、月々の返済額がいくらになるかを求めることができる計算式があります。計算式を活かして、具体的な出費や負担を把握していきましょう。

情報提供:税理士 宮原 裕徳

目次

返済額を計算する前に知っておこう!住宅ローンの基礎知識

戸建てやマンションの購入を検討するにあたって、月々にいくらの負担がかかるのか、イメージを持っておきたいという人が多いのではないでしょうか。人生のなかでも大きな出費となる住宅を購入するにあたって、まずは知っておくべき基本的な用語についてご紹介していきます。

住宅ローン
住宅の購入には、何千万円という大金が必要になります。それらを一括で用意できる方は、そう多くはありません。多くの場合は、銀行などの金融機関から、住宅購入のための資金を融資してもらう、住宅ローンを利用することになります。

車の購入や携帯電話の購入代金といった月々の支払いでも用いられることが多いローンですが、住宅購入の場合のローンは、その金額の大きさにともない、少し特殊な支払い方法が用意されています。住宅ローンの毎月の返済額は、借りた分のお金を返済する元金返済と、ローンを利用する際にかかる手数料の返済にあてる金利返済に分けられています。

住宅ローンの借り入れ可能額は、個人の年収や雇用形態などによって大きく変わります。自分がどれくらいの住宅ローンを借り入れることができるかを把握することは、住宅購入を検討するうえでも大切なことです。

住宅ローンの選び方は、下記の記事でも詳しく紹介しています。

住宅ローンにはどんな種類がある?住宅ローンの選び方

住宅ローンの金利 (利息)とは?
金利とは、お金を借りる際にかかる手数料のようなもので、基本的には借りた金額に対して「%」表示となっております。住宅ローンの支払額には、毎月、この金利の返済も含まれています。年ごとに求められる金利の利率は年利と呼ばれ、月ごとに求められる金利の利率は月利と呼ばれています。

元々借りた返済額に加えて、さらに金利分にかかった返済金のことを、多くは利息という呼び方をします。金利、利息、そして年利と月利は、住宅ローンの返済額を計算するうえでもよく使われる用語なので、覚えておくようにしましょう。

固定金利と変動金利の違いを知ろう
金利を返済するには、いくつかの支払い方法を選ぶことができます。支払いのタイプは大きく分けて、固定金利と変動金利の2つあります。

固定金利は毎月の金利の利率が変わらず、支払額も一定のままにすることができる支払い方法です。金利の利率は半年ごとに見直されますが、固定金利タイプで支払いを続けている限り、その変動によって支払額が変わることはありません。金利が上昇したときのリスクを避けることができる代わりに、金利が下がった場合の恩恵にはあずかれないという特徴があります。

対して変動金利は、金利が変動し見直されるたびに、金利の支払額も変わっていくタイプの支払い方法。金利が低くなったときはその分、利息を抑えることができるものの、大きく上昇した際のリスクも十分に加味しておく必要があります。

固定金利と変動金利については下記の記事で詳しく紹介しております。

住宅ローンの固定金利・変動金利の違いとは?

元利均等返済と元金均等返済とは?
金利に支払い方法が選べるように、住宅ローンの支払いも、いくつかのタイプから選ぶことができ、元利均等返済と元金均等返済で分けることができます。

元利均等返済は、元金と利息(金利の返済)を合わせた月々の返済額が常に一定になるようにすることができる支払方法。もしも元利均等返済と変動金利を組み合わせた返済プランを立てた場合、金利が変動した分だけ、元金への返済額も変わっていくことになります。

元金均等返済は、月々の返済額を、元金だけ一定にすることができる支払方法。金利の変動が上下しても、月々の元金の返済は常に一定にすることができます。変動金利タイプと組み合わせた場合、金利が変動することで月々の返済額自体が上下する可能性があります。

計算式を覚えよう!住宅ローンの返済シミュレーション

住宅ローンを利用したとき、月々の返済額がいくらになるのかは気になるところ。ここでは実際の返済額の計算方法と、いくつかの例をご紹介していきます。返済のモデルケースでは、住宅ローンは元利均等返済、金利タイプは固定を基本とします。

月々の返済額を計算式で求める
住宅ローンの毎月の返済額を求めるには、以下の計算式を使います。

計算式: A÷B×借入額=月々の返済額

[ Aの求め方 ] 月利×(1+月利) ^総返済回数

[ Bの求め方 ] (1+月利) ^総返済回数-1

※ ^ のマークは、べき乗の意。
※ 総返済回数は月ごとで求める。例えば、35年ローンであれば12カ月×35で420回。

例:3,000万円を借りて、35年固定金利返済、金利の年率が1%の場合
ご紹介した計算式に、条件を入れて計算してみましょう。月利の求め方は年率から12(月)を割って求めます。条件は年率が1%なので、月利は0.01÷12=①になります。続いて総返済回数は、35年を固定としているので、月換算で420回になります。借り入れ額3,000万円を計算式にいれこみ求めてみましょう。

[ 月利の求め方 ]
0.01÷12=①

[ Aの求め方 ]
①(1+①) ^420=②

[ Bの求め方 ]
(1+①) ^420-1=③

[ 計算式 ]
A÷B×借入額=月々の返済額なので、②÷③×30,000,000=84,686

3,000万円を借り入れ、返済期間が35年の固定返済、金利の年率が1%だった場合、月々の返済額はおよそ8万4,686円となります。

上記の計算方法を参照し、電卓を用いて計算する方法もありますが、同サイト内で簡単に住宅ローンを調べることができるとても便利なツールがあるので、下記から是非一度試してみてくださいね。

住宅ローンの利息を少しでも減らすには?

月々の返済することに住宅ローン。そんな負担は少しでも抑えたいですよね。実際に算出してみると、思った以上に出費がかかることがわかってしまった。そんな場合でも慌てず、まずは住宅ローンの利息を減らせるかどうか検討してみましょう。ここでは、代表的な方法をご紹介します。

金利の安い銀行を選ぶ
住宅購入のような、特に大きな額におよぶローンの場合は、そこにかかる金利も決して安い額ではありません。たった0.1%の違いでも、払い終えたときの利息の差額は数十万、数百万におよぶこともあります。住宅ローンの借り入れの際は、妥協せずに多くの場所へ足を運び、少しでも安い金利の銀行、金融機関を選ぶようにしましょう。

また、すでに住宅ローンを借り入れて、あとでほかの銀行の金利のほうが安かった、なんていうこともありますよね。そんなときでもあきらめないでください。条件を満たすことで、住宅ローンの借り換えをすることができます。

下記の記事では、おすすめの銀行タイプや金利について説明していますので、詳しく知りたい方はぜひチェックしてみてください。

住宅ローン比較!あなたにおすすめの銀行タイプは?
金利とは?利子や利息との違い、低金利について分かりやすく解説

繰り上げ返済を利用する手もある
働いているうちに、ボーナスがもらえることもあります。年に数回、大きな収入があった月などは、その分を返済にあてて、返済月を短くする繰り上げ返済の利用も検討しみてください。毎月の返済にさらにプラスして返済することができれば、返済する月も減り、金利の支払いも短くすることができます。ただし、銀行によっては繰り上げ返済するときに手数料がかかることもあるので、一度確認をする必要があります。

住宅ローンをお得に返済! 繰り上げ返済の手続きとは?
返済額を把握して、入念な購入計画を!

住宅ローンに関する基本的な知識から、月々の返済額を求めるための具体的な計算方法、負担を少なくする方法をそれぞれご紹介してきました。戸建てやマンション購入など、特に人生で大きな買い物をする際には、こういった月々の出費がいくらかかるかなどの計算式は、決して覚えておいて損ではありません。具体的な出費がいくらかかるかを把握することができれば、その後のライフプランもぐっと立てやすくなりそうですね。

住みたい街や物件の間取り、環境の確認などももちろん、欠かしてはならない大切なことですが、現実的な出費、負担の計算も忘れずに。自分が住宅ローンをいくら借り入れることができるのか、また月々の返済額がいくらになるのかを知り、入念な購入計画を練るようにしましょう。

住宅ローン関連の記事をほかにもご紹介!

ここまで住宅ローンの計算や利息の減らし方などをご紹介してきましたが、長谷工の住まいサイトではほかにも住宅ローンに関する内容を幅広く扱っているので、よかったら下記のページも参考にしてみてくださいね。

【住宅ローン控除】

住宅ローンで税金が軽くなる!?住宅ローン減税制度「住宅ローン控除」って?
住宅ローン控除(減税)の期間が3年延長!改正内容や対象者の条件は?
住宅ローン控除を受けるための確定申告の仕方とは?

【その他】

住宅ローンの借り換えの3つの注意点とメリット
住宅ローンの頭金はゼロでも大丈夫?頭金の必要性とは?
住宅ローンはいくらくらいまで借入できる?

情報提供:税理士 宮原 裕徳

株式会社ラムチップ・パートナーズ代表取締役。税理士。LAMTIP PARTNERS(Thailand) Co., Ltd. CEO日本と東南アジアの不動産にかかわる会計・税務に詳しい。法人や個人向けに、無駄な税金を払わないための節税対策セミナーなども行う。
HP:http://www.miyatax.com/