愛知県の住みたい街(駅)ランキング2025年最新版!
愛知県の魅力的な街を紹介する、住みたい街(駅)ランキング2025年版!株式会社長谷工アーベストでは、愛知県在住の方々を対象に「(住まいを購入して)住みたい街(駅)」に関するWEBアンケートを実施しました。
- 調査対象:愛知県の居住者
- 調査期間:2025年7月5日~7月10日
- 有効回答数:517件
- 調査方法:WEBアンケート
昨年に引き続き名古屋が第1位を獲得し、金山が第2位、尾張一宮・名鉄一宮が第3位に輝きました。1位と2位は名古屋市中心部の街がランクインしたほか、生活利便性の高さで人気を得た街も多いようです。以下でより詳しく見ていきましょう。
第1位 名古屋(2024年1位)
2025年の住みたい街(駅)ランキング、愛知県の第1位は昨年に引き続いて名古屋でした!
日本の三大都市圏の1つである名古屋は全国各地へのアクセスの起点です。名古屋駅は在来線、新幹線、地下鉄、私鉄が乗り入れる東海地方最大級のターミナル駅であり、市内の移動はもちろん、東京や大阪など遠方へのアクセスも良好です。また路線バスや高速バスも利用もしやすく、公共交通機関が充実していることが魅力です。駅周辺には、多くの商業ビルや、特徴が異なる7つの地下街も広がり、単身者からファミリー層まで、生活に便利な施設が揃っています。
加えて2025年現在では、リニア中央新幹線の発着駅としての工事が進められており、完成すれば東京・品川まで約40分で結ばれます。これにより、名古屋駅の交通拠点としての価値はさらに向上するでしょう。
また、名古屋市は11年連続で待機児童数ゼロを達成していることや、名古屋駅が所在する中村区内には全国平均以上の病院・診療所があることから、子育て世帯も住みやすい街といえるでしょう。
投票してくれた人の声
地下鉄や新幹線など多路線が使えて、県外・市内どこへでもアクセスできて便利。(30代・単身)
自動車がなくても生活できるほど交通網が整っていて、移動のストレスが少ない。(50代・3人家族)
飲食店やスーパーなど生活に必要な施設がそろっていて住みやすい。(60代・2人家族)
第2位 金山(2024年2位)
昨年第2位の金山が人気を維持して今年も第2位にランクインしました!
駅の周辺にはスーパーや飲食店が多く、日々の食事に困ることはないでしょう。駅直結の商業施設で、ショッピングを楽しむこともできます。北口からすぐの場所にある大型商業施設では頻繁にライブやイベントが行われ、にぎわいがある街です。
現在は新たな駅前複合施設の再整備計画が進んでおり、都市の便利さを享受しつつ、文化・芸術の交流拠点になるように検討されているため、さらなる発展が期待されています。
在来線、地下鉄、私鉄の多くの路線が乗り入れる総合駅であり、愛知県内では名古屋駅に次ぐターミナル駅として機能していることから交通の利便性も高く、通勤・通学においても不便を感じることはないでしょう。
投票してくれた人の声
複数の路線が使えて、通勤も遊びも移動が快適。名古屋駅ほど混雑せず、程よい都会感で暮らしやすい。(50代・単身)
駅周辺の再開発が進めば、ますます街が発展していきそう。(30代・3人家族)
第3位 尾張一宮・名鉄一宮(2024年5位)
昨年は第5位だった尾張一宮・名鉄一宮が、今年は第3位にランクアップしました!
尾張一宮・名鉄一宮は、名古屋市と岐阜市のほぼ中間に位置し、交通利便性がよいのはもちろんのこと、買い物・子育てなど多方面で非常に高いポテンシャルを持つ、魅力あふれるエリアです。2024年から駅ビルのリニューアルが行われ、2025年度中に複合用途施設を開業予定など駅周辺の再開発が進んでいるほか、駅に隣接したビルには図書館や子育て支援センターなどが入り、多用途に利用できます。
また、一宮駅がある一宮市では高校生までの子供がいる世帯が対象となる医療費助成制度や保育園、幼稚園さらには学童クラブなど子育て支援施設も充実していて、子育て世代にやさしい街となっています。より住みやすい街へ進化している一方で、駅から徒歩圏内の場所にある神社や公園、懐かしさを覚える商店街などから、落ち着いた雰囲気も感じられ、ファミリー世帯にも長く住みやすい地域といえそうです。
尾張一宮・名鉄一宮エリアは、名古屋のベッドタウンとしての利便性と、落ち着いた住環境を兼ね備えた、幅広い世代におすすめできるエリアといえるでしょう。
投票してくれた人の声
名古屋駅まで10分程度でアクセスでき、JRと名鉄が使えて便利。(40代・2人家族)
図書館や公園が近くにあり、子どもも楽しく過ごせそう。 (30代・4人家族)
第4位 刈谷(2024年6位)、春日井(2024年TOP10圏外)、勝川(2024年10位)
昨年第6位だった刈谷が今年は第4位にランクアップ!そして昨年TOP10圏外の春日井と昨年第10位の勝川が大幅に順位を上げて第4位に同率でランクインしました!
刈谷
刈谷駅がある刈谷市は、大手自動車メーカーの関連企業が多く所在することもあり、全国有数の財政健全都市です。そのため公共サービスも充実しており、子育て支援サービスや、一人暮らしの高齢者向けの福祉サービスなどさまざまな方面で手厚い支援を受けることができます。
駅には複数の路線が乗り入れており、名古屋・三河方面のアクセスも良好なほか、市内には学校や病院、図書館や公園といった各種施設を結ぶ無料の連絡バスも運行しています。幅広いシーンでの交通手段に困らない点もポイントです。
駅周辺には大小さまざまな商業施設・複合型商業施設があり、生活利便性もよく、名古屋のベッドタウンとして住みやすいエリアといえます。
投票してくれた人の声
都心へのアクセスが便利。通勤・通学がしやすい。(50代・3人家族)
駅前に大きな商業施設があり、買い物に困らない。(20代・2人家族)
春日井
春日井エリアは、名古屋市内への良好なアクセスと閑静な住宅街、豊かな自然が魅力のエリアです。春日井駅から名古屋駅までは在来線で25分程度でアクセスできるほか、快速電車の停車駅であるため、通勤・通学時も停車本数を気にかけることなく利用できます。また、駅から30分程度で行ける「県営名古屋空港」から日本国内各地へ飛行機でアクセスすることもできます。
駅周辺には図書館やホール、日本自分史センター、ギャラリーなどが併設された複合施設「文化フォーラム春日井」や市役所など、複数の公共施設があります。加えて、「朝宮公園」や「春日井市交通児童遊園」をはじめとする多くの公園もあり、子育てにも適したエリアといえます。コンビニやスーパーもあるため、日用品の買い物もしやすいでしょう。
投票してくれた人の声
快速が停まる駅で、名古屋駅までは30分以内。距離感がちょうどよい。(40代・単身)
駅近くにコンビニや飲食店があり、生活しやすい。(20代・2人家族)
勝川
春日井市にある勝川駅周辺は、2011年に大規模な再開発が完了したことで大きく変化を遂げました。昔ながらの風情を残しつつも、新しい魅力が融合した街並みが形成されました。その住みやすさから転入者が増えており、駅前には子育て支援施設が整備されているなど行政による子育て支援が手厚いことも魅力です。
街の活気の中心となっているのが、勝川駅の北側に広がる「勝川駅前通商店街」です。1900年の駅開業と同時に発展した長い歴史を持ち、老舗から新しい店舗まで多様な店が軒を連ね、地元住民の生活を支えています。
また、毎月第3土曜日に開催される「勝川弘法市」は、2003年から続く恒例イベントとして地域に定着しています。こうした活気ある取り組みが評価され、2021年には中小企業庁の「はばたく商店街30選」にも選出されました。
名古屋エリアへの交通アクセスも電車・自動車ともに良好で、利便性と住みやすさの両方を兼ね備えた魅力的なエリアとなっています。
投票してくれた人の声
名古屋に出やすく、便利さと暮らしやすさのバランスがよい。(30代・3人家族)
勝川の街並みは新旧が混ざっているので、歩いていて飽きない。(70代・2人家族)
第7位 豊橋(2024年3位)
豊橋は今年もTOP10内をキープしました!
豊橋駅は「東三河の主要交通拠点」と呼ばれるほど交通手段が充実しており、新幹線と在来線、私鉄が乗り入れているアクセスのよさが特徴です。加えて、東海地区唯一の路面電車が市の中心部から東部の住宅地を結び、街のシンボルとして活躍しています。
また、豊橋駅のある豊橋市の一部は、三河湾や太平洋に面するなど、海が近いうえ、緑豊かな公園や緑地も多く、自然に恵まれた環境です。温暖な気候を生かした農業も盛んで新鮮な野菜や果物が買えるのもうれしいポイントです。
さらに、「豊橋公園(吉田城跡)」や「豊橋市二川宿本陣資料館」といった三河の歴史を学べる施設はもちろん、「豊橋総合動植物公園」や「豊橋市地下資源館」といったお子さまとのお出かけに最適な施設も充実していますよ。
投票してくれた人の声
新幹線が停まるので、遠方への移動がスムーズ。路面電車も利用できて便利。(40代・2人家族)
都会でもなく田舎でもなく、ちょうどよい環境。病院・公共施設もそろっていて、自然も感じられるので安心して暮らせそう。(60代・2人家族)
第8位 栄(2024年TOP10圏外)
昨年TOP10圏外だった栄が順位を上げて第8位とTOP10入りを果たしました。
栄駅は、地下鉄東山線や名城線など複数の路線が乗り入れており、名古屋駅まで最短5分、市内の各エリアへのアクセスも良好な交通利便性の高さが魅力です。
また、駅周辺では、リニア中央新幹線開業に合わせて大規模な再開発が予定されています。シネマコンプレックスやオフィス、ホテルなどの商業施設はもちろん、道路や公園といった公共空間も再開発の対象であるため、今後さらに便利な街へと発展していくことが期待されます。
投票してくれた人の声
再開発で街がどんどん便利になっているイメージ。(30代・単身)
交通の便がよく、職場までが近い。仕事と生活のバランスが取りやすい。(40代・2人家族)
第9位 大曽根(2024年8位)
昨年第8位の大曽根は第9位となり、今年もTOP10入りを果たしました!
大曽根駅は、名古屋駅や栄駅へ電車で約10分~20分とアクセスがよく、通勤・通学や旅行にも便利で交通利便性の高さが魅力のエリアです。駅構内には商業施設が併設されており、外出の行きかえりに気軽に立ち寄ることができ、日々の生活にも便利です。
また駅周辺には「徳川園」や「徳川美術館」などの観光名所も点在し、利便性と住みやすさが共存している点も魅力です。駅から徒歩15分程度でバンテリンドームナゴヤに到着するため、「スポーツ観戦やイベントにも気軽に足を運びたい!」という方にとってはアクティブな暮らしを送れるでしょう。
投票してくれた人の声
複数の路線が使えて交通の便がよく、通勤や休日の外出もしやすい。(50代・3人家族)
大型商業施設が多く、日常の買い物に便利。(30代・4人家族)
第10位 藤が丘(2024年4位)
2025年の住みたい街(駅)ランキング、愛知県の第10位にランクインしたのは藤が丘でした!
藤が丘の魅力はまず、2つの鉄道路線の始発駅であることです。名古屋・栄方面、長久手方面までも直通で行くことができ、通勤・通学時などにも快適に移動できるでしょう。
また、駅前には飲食店やスーパー、衣料品店、ドラッグストアなどが充実した「藤が丘中央商店街」があるほか、大型商業施設が数多く点在する長久手方面へのアクセスも良好なことから、日常の買い物場所に困ることもなさそうです。
さらに、近隣には自然豊かな公園が点在しており、なかでも「明徳公園」にはキャンプ場や魚つり場、児童球戯場も併設されています。週末には都会の喧騒を忘れ、大自然のなかでリラックスできるところも藤が丘の大きな魅力といえます。
投票してくれた人の声
始発駅なので通勤時に座れるのは助かるし、子どもと出かけるときも移動が楽。(40代・3人家族)
地下鉄とリニモが使えて、長久手方面にもアクセスしやすい。(30代・4人家族)
最新の住みたい街(駅)ランキングで愛知県の人気エリアを知ろう
2025年の「住みたい街(駅)ランキング」はいかがでしたか?愛知県には交通利便性が高かったり、ショッピングモールや生活に必要な施設が充実していたりと、魅力的な街がたくさんあります。愛知県で引越しやマイホームの購入、住み替えを検討している方は、今回のランキングを参考にしてはいかがでしょうか?自分の希望に合った住環境がどこにあるのか、駅周辺の街並みを見比べていくと、理想の住まいがきっと見つかるはずです。
出典:「住みたい街(駅)ランキング2025」(愛知県),株式会社長谷工アーベスト
https://www.haseko-urbest.com/assets/20250916_ranking_aichi.pdf