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収納ガイド

Question

ぬいぐるみのおしゃれな飾り方!収納術をご紹介

ぬいぐるみの量が増えて困っています。限られたスペースでうまく収納する方法があれば、教えてください。

Answer

ぬいぐるみの収納場所に困る場合は、飾って「魅せる収納」にするのがおすすめです。自分の持っているぬいぐるみや部屋に合わせて飾ることでおしゃれに収納することができますよ。

情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

目次

ぬいぐるみはどうやって収納する?

ぬいぐるみは、それぞれ形や大きさが異なるため、スッキリと収納することが難しいですよね。ぬいぐるみをうまく収納するにはどうしたらよいでしょうか?ぬいぐるみを収納する方法は大きく分けて「魅せる(見せる)収納」と「隠す収納」の2つがあります。魅せる収納は、目に付きやすく、手に取りやすいといったメリットがあります。しかし、ほこりやニオイが付きやすいため、定期的なお手入れを心がけましょう。

一方の隠す収納は、数が多過ぎて飾り切れない場合や、部屋の雰囲気を変えたくないという人におすすめの収納方法といえます。ただし、どこにそのぬいぐるみが収納されているか分かりにくくなってしまうという点には注意が必要でしょう。

今回は、ぬいぐるみの収納で困っている人に向けてぬいぐるみを飾って収納する、魅せる収納をご紹介します。この記事を参考に、自分にぴったりな上手なぬいぐるみ収納を目指してくださいね。

ベッドの上のぬいぐるみ
※イメージ写真
魅せる収納の前にチェックしたいポイント

魅せる収納を具体的に紹介する前に、まずはきれいに魅せて収納する(=ディスプレイする)ためのポイントを押さえておきましょう。

サイズ別に分ける
ぬいぐるみにはさまざまな種類や形があるため、飾る前の段階である程度サイズ別に分類しておきましょう。サイズ別に分類しておくことで、収納しやすくなりますよ。

ぬいぐるみを抱く子ども
※イメージ写真

ほこりを取り除く
ほこりをかぶっているぬいぐるみは、まずほこりを落としてから飾るようにしましょう。
ぬいぐるみに付着したほこりを落とす方法は、粗いスポンジで払うか、掃除機で吸うといった方法をおすすめします。それでもほこりが気になる場合は、ぬいぐるみ専用のクリーナースプレーを活用してみるのもよいですよ。なお、定期的なぬいぐるみの洗濯方法についてはこの後、ご紹介します。

ブラシ
※イメージ写真
魅せる収納のアイデア

ぬいぐるみは「見て楽しむ」「飾って楽しむ」アイテムでもあるので、ディスプレイするように楽しみながら収納しましょう。では、具体的にどういった収納方法があるのでしょうか?ここでは、魅せる収納のさまざまなアイデアを見ていきます。

壁を活用した収納方法
スペースを取らない収納をしたい場合は、デッドスペースである壁を活用することがおすすめです。壁を使った収納方法はいくつかあるため、それぞれを順に見ていきましょう。

●壁面収納に関する記事はこちら

壁面を活用して収納するアイディアとは?

壁面を活かした収納方法をご紹介しています。

●ウォールシェルフを使った飾り方
市販のウォールシェルフを使って飾ることで、上手に魅せる収納ができますよ。ウォールシェルフのなかには、突っ張り式のウォールシェルフもあるため、壁に穴を開けたくない人でも気軽にできそうですよ。

※イメージ写真

●ワイヤーネットを使った飾り方
ワイヤーネットを使って棚を作ることで、取り外すのも簡単な、魅せる収納ができますよ。ワイヤーネットは100均で購入できます。壁に掛けるタイプのほかにも、スタンドが付いているタイプもあるため、部屋のスペースや雰囲気に合わせて自分に合ったものを選びましょう。

※イメージ写真

●突っ張り棒を使った飾り方
突っ張り棒を使用することで、棚が置けない空間を活用した、魅せる収納ができます。部屋の天井付近に空間があり、突っ張り棒を設置できる箇所があるときは、天井付近にもぬいぐるみを飾ることが可能です。突っ張り棒は、ワイヤーネットのように100均で購入できます。

※イメージ写真

軽いぬいぐるみは、万が一落下しても、けがや事故にはつながりにくいため、目線より高い場所の収納に適しています。一方で、重さのあるぬいぐるみは、落ちてもけがをしないような設置場所や設置方法を意識する必要があるでしょう。

●デッドスペースを利用した収納方法に関する記事はこちら

デッドスペースを活用した収納アイデアとは?

場所別にデッドスペースの活用方法をご紹介しています。

●マルチハンガーを使った飾り方
スカーフやベルトを掛けるための円形のマルチハンガーもぬいぐるみを飾る際に重宝します。マルチハンガーを使えば、ドアフックやカーテンレールなどに掛けることもできます。マルチハンガーのほかにも、一般的なハンガーを活用して吊るす方法もよいでしょう。

※イメージ写真

●ウォールポケットを使った飾り方
ポストカードや写真などを入れて飾れるウォールポケットを使えば、壁を楽しく飾り付けながら収納できますよ。より部屋の雰囲気に統一感を持たせたい人は、ぬいぐるみに合わせてオリジナルのウォールポケットを手作りするのもよいでしょう。自分で作る場合は、ポケットの数やサイズを変更することができるため、自分好みの飾り方の幅を広げられますよ。

※イメージ写真

雑貨を使った収納方法
より部屋の雰囲気にこだわりたい場合は、ぬいぐるみや部屋に合う、ハンモックやテントなどの雑貨を活用して飾るのもおすすめです。

●ハンモックを使った飾り方
ハンモックを使うことで、より部屋の印象もすてきになりますよ。ハンモックに好きなぬいぐるみを並べることで、効果的に空間を演出できるでしょう。子どもと一緒に飾るのも楽しそうですね。

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●ペット用のテントを使った飾り方
部屋のスペースに余裕のある場合は、室内で使える大きさのティピーテントを使って飾る方法もおすすめです。テントの中にぬいぐるみを並べれば、ぬいぐるみに囲まれた場所で子どもがお昼寝することもできそうですね。

※イメージ写真

●ペット用品の収納に関する記事はこちら

ペット用品の収納はどうしてる?

ペット用品をスッキリ収納する方法を解説しています。

ケースを使った収納方法
壁に傷を付けたくない人は、ケースに収納して飾る方法がおすすめです。ここからは、どういったものにぬいぐるみを収納するとよいのかを見ていきましょう。

●ディスプレイケースを使った飾り方
クリアなディスプレイケースに収納して飾れば、汚れやニオイを気にすることなく飾ることができます。また、透明なケースに入れて収納することで生活感が抑えられ、品のある飾り方になる点もメリットといえるでしょう。

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●ランドリーケースを使った飾り方
大きいぬいぐるみはランドリーケースから顔をはみ出させて収納させましょう。ある程度、深さのあるランドリーケースなら、ぬいぐるみがたっぷりと収納できますよ。ランドリーケースからぬいぐるみをちょこんとのぞかせる飾り方もかわいらしくておすすめです。

※イメージ写真

●洗面収納に関する記事はこちら

洗面所の洗濯機周りをすっきりさせるためには?

洗濯機周りの上手な収納方法をご紹介しています。

●子ども服の収納に関する記事はこちら

子ども服の上手な収納方法とは?すぐに使えるアイデアを紹介

子ども服の収納のコツをご紹介しています。

持ち運びが便利な収納方法
ぬいぐるみと一緒に外出するのが好きな子どもがいる場合や、複数のぬいぐるみを別の部屋に持ち運ぶことが頻繁にある場合は、こちらの収納方法がおすすめです。

●バスケットを使った飾り方
バスケットに収納すれば、ぬいぐるみをほこりから守れるためきれいに保管できますよ。小さめのバスケットなら、そのまま気軽に外に持ち運ぶこともできるでしょう。

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●アウトドアワゴンを使った飾り方
大きなぬいぐるみの持ち運びをしたい場合は、アウトドアワゴンがおすすめですよ。機能性やデザイン性も豊富にあるため、お出かけのシーンやぬいぐるみの種類に合わせて選ぶのがよいでしょう。

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●キャンプ用品の収納に関する記事はこちら

キャンプ用品の収納・スッキリしまえるテクニックを解説!

キャンプ用品を上手く収納する方法をご紹介しています。

●3段ワゴンを使った飾り方
ワゴンに入れて収納すれば、掃除の際や模様替えの際も、一度にたくさんのぬいぐるみをラクに移動できるため非常に便利ですよ。3段ワゴンはネットでも販売されているので、一度、自分の部屋に合うかどうかをチェックしてもよいかもしれませんね。

※イメージ写真
上手に収納するポイント

散らかってしまいがちな子ども部屋は、ポイントを押さえることで子どもが取り出しやすく、かつおしゃれに片付けられます。ここでは、そのポイントをそれぞれ見ていきましょう。

子どもが取り出しやすい位置にする
ぬいぐるみを収納する際は、子どもが自発的に遊びやすいように工夫しましょう。子どもが自分で取り出したり、片付けたりできるように、収納場所や収納位置は、子どもの背の高さや成長に合わせて調整することをおすすめします。

人が使い勝手がよいと感じる位置は、目から腰の高さといわれており、これを「ゴールデンゾーン」と呼びます。子どもは大人よりも身長が低いため、子どものゴールデンゾーンは大人よりも低い位置になります。そのため、子どものゴールデンゾーンを意識して収納位置を決めるとよいでしょう。

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子どもが自分で片付けられる収納ルールの作り方とは?

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持ち運びやすいサイズの収納ケースにする
収納ケースを選ぶ際は、子ども自身が持ち運びしやすいと感じるものを選びましょう。重さがある場合は、ケースの底に車輪を付けるのも方法の1つです。子どもが持ちやすく、運びやすいと感じる収納ケースを選ぶことで、子ども自身で、日頃から整理整頓をする意識を高めることにもつながるといえますよ。

バスケットに入ったぬいぐるみ
※イメージ写真

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柔らかい素材の収納ケースを選ぶ
ケースが尖っていたり、硬かったりすると子どもがけがをしてしまう可能性があるため、収納ケースは柔らかい素材を選ぶようにしましょう。柔らかい素材としては、布製やポリエチレン製のものがおすすめです。また、天然素材で作られたナチュラルな雰囲気のシーグラスバスケットなら、見た目もおしゃれなので部屋の雰囲気を壊すことなく使えそうですよ。

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一目で分かる位置にする
どのぬいぐるみが、どこに飾ってあるか分かるような収納を心がけましょう。複数のぬいぐるみをかさばった状態で収納する際は、種類や大きさをそろえておくと、探す場合も便利で、スッキリとした収納になります。

目に付きやすい位置にぬいぐるみを収納することで、管理も簡単になるでしょう。なお、隠す収納をしている場合は、ケースにラベリングを行うと中身を把握することがラクになりますよ。

イスの上のぬいぐるみ
※イメージ写真

ここまで、ぬいぐるみを飾って魅せる収納にする方法をお伝えしてきました。今以上に収納に頭を悩ませないためにも、そもそもぬいぐるみ自体が増えないようにする工夫も大切ですよね。そのため、「ぬいぐるみがどんどん増えて困る…」という人は、以下の2つのポイントに気を付けましょう。

・ぬいぐるみを飾る場所をタンスや棚の上など限定して決めておく
・「ケースやかごに収まる量」「壁のワイヤーラックに収まる数」など枠を決めておく

自分の好きなものはついつい増えてしまいがちになりますが、持てる量をあらかじめ決めておくことで適正量を守ることができ、結果として片付けしやすい部屋に近づけられますよ。

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お手入れ方法と長持ちさせるコツ

よりよい状態でぬいぐるみを飾れるように、お手入れ方法と長持ちさせるポイントを押さえておくことも重要です。ぬいぐるみ自体が汚れていたり、傷んだりしていては、上手な飾り方も台無しになってしまいます。そういったこと防ぐために、ここからは、お手入れ方法と長持ちさせるポイントをそれぞれ見ていきましょう。

お手入れ方法
ぬいぐるみのほこりや汚れ、シミなどを残してしまわないよう、定期的にお手入れするように心がけましょう。使われている繊維や材質などを確かめ、洗濯できるものは洗濯するのがおすすめです。

また、洗えないものについては、重曹を使います。重曹を振りかけた後、ぬいぐるみを軽くもむことで、汚れが浮き出てくるので、その汚れは重曹とともに掃除機で吸いあげます。ほこりが気になった際も、その都度掃除機をかけるようにしましょう。

そのほか、ぬいぐるみに潜むダニを退治するためにも、天日干しは欠かせません。加えて、除菌スプレーを使うのも効果的です。

こうしたぬいぐるみのお手入れで特に気を付けたいタイミングは、赤ちゃんや、小さい子どもが使うぬいぐるみを洗うときです。赤ちゃんは、特にぬいぐるみを口に入れてしまうことがあるので、害がなく、体にやさしい洗剤を使うようにしましょう。子どもたちが安心して使えるよう、ぬいぐるみのお手入れをしっかりと行っていきましょう。

ぬいぐるみを抱いて寝る子ども
※イメージ写真

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長持ちさせるポイント
ぬいぐるみのお手入れ方法に併せて、ぬいぐるみを長持ちさせるポイントも押さえておきましょう。具体的なポイントは以下の通りです。

●日光をなるべく避けて飾る
日光に当たり過ぎてしまうと、ぬいぐるみが色あせてしまいます。なるべく窓の近くにはぬいぐるみを飾らないようにしましょう。また、通気性のよい場所に飾ることでカビの発生を防ぐこともできます。

●家電製品の近くに置かない
家電製品の周りはほこりがたまりやすいため、近くにぬいぐるみを置いてしまうと汚れやすくなってしまいます。そのため、家電製品を避けた場所に飾るようにしましょう。

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●置きっ放しは避ける
同じ場所においたままにしているとほこりが付きやすいため、移動させたり、遊んだりしてときどき移動させるようにしましょう。

形も色もバラバラなぬいぐるみは、床などに散らかっていると部屋全体が乱雑に見えてしまいます。きちんと収納できれば部屋が快適になるため、家族の一員として、ぬいぐるみを大切に扱ってあげましょう。

ぬいぐるみを持つ子ども
※イメージ写真
上手に飾って快適な部屋にしよう!

ここまで、ぬいぐるみの上手な飾り方をご紹介してきました。ぬいぐるみを収納するときは、大人の目線だけでなく、子どもが使ったらもとに戻しやすいかどうかという点にも配慮することが大切です。子どもにとって簡単な収納方法であれば、子ども自身が積極的に片付ける習慣を身に付けることもできますよ。子どもの成長や家族のライフスタイルに合った収納を行いましょう。

なお、ぬいぐるみがたまってきて処分しなければならないとき、愛着のあるぬいぐるみを手放す方法が分からないという人もいるでしょう。そういった場合は、きれいにしたぬいぐるみを、1つまみの塩と一緒に紙袋や包装紙に入れて、「ありがとう」といって手放すとよいですよ。それでも抵抗がある場合は、神社やお寺に供養を依頼するのも方法の1つです。

今回ご紹介した内容を参考に、実用的でおしゃれなぬいぐるみ収納にぜひ役立ててくださいね。また、ぬいぐるみだけでなく、これを機になかなか片付かない小物類を整理してみるのもよいでしょう。その際は、以下の記事をぜひ参考にしてみてくださいね。

●小物収納に関する記事はこちら

小物の収納方法とは?部屋を散らかさない方法をご紹介

小物に適した収納場所や方法をご紹介しています。

●アクセサリー収納に関する記事はこちら

アクセサリーを使いやすく収納するコツとは?

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情報提供:整理収納アドバイザー 角一 まり子

整理収納アドバイザー1級認定講師/&STORAGE代表 1000件を超えるご家庭の整理収納サービスや多数の住宅メーカーで収納監修を手掛ける。(セミナー受講生は6000名を超える)人・モノ・空間を整え『美しく、心地よく暮らしやすい』を提案している。